牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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みたび、有楽町西武の「酒蔵」。記録も消えていってしまいそうです。

2023-02-13 12:11:00 | お得意先のご紹介(月例?)
                          
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昨日、池袋西武に新たにできた「酒蔵」に触れた際、以前有楽町西武にあった「酒蔵」にも言及しましたが、ちょっと気になっていたのが、(池袋西武の)「酒蔵」のロゴ





このロゴ、(全く覚えていませんが)有楽町西武の「酒蔵」のロゴに似ているような気がします。
いや「全く覚えていないけど」ですが、無印とかLoftとかにつながる西武っぽいデザインだなと。




それを確認したいなぁ、と検索してみた。



結果、画像検索だと引っかかったのはわずか22件。



このうち、池袋西武の酒蔵に関係しているものはわずか6件、うち2件が自分の記事。

その他の4件も「有楽町西武に酒蔵というのがあった」というくらいで、内観の写真などはありませんでした。

それでは、画像だけでなく「すべて」で検索すると、、、、




なるほど、やはり自分の記事が出てきちゃいますね。

その中で、筆頭にある「有楽町西武 閉店 ・・・ ショックどころじゃない」という以前働いておられた方のブログは、写真はないもののその頃の話が色々書かれていて参考になりました(面積、150坪超もあったんですね。またデザインも田中一光さんということなので、無印ですよ)。

また、当時(から)時代の寵児としてもてはやされた色井重里さんが語っている記事も2件ありました。


ただ、その他は西武有楽町線の居酒屋とかで、言及されているものはほとんどありません。
わずかに見つかったのは、雑誌とか本での言及。

「東京にみる百貨店の酒売場」と題された雑誌の記事。

有楽町西武の地階の酒売場は『酒 蔵』 と名付けて酒の売場としては他店の模範となるべくいろいろ工夫 を凝らした。
今から10数年前の頃の 『酒蔵』の充実度を認憶されている方も多かろう。その評判をきいて,それこそ全国の蔵元や酒販店主などが上京した際,土産話にと立寄ったものである。
この 『酒蔵』 に刺激された他の酒売場が,以来めきめきと内容の充実度をみせてきたのである。



あとは、「なぜデパ地下に人が集まるのか」という新書の紹介。

(略)私の中で強く印象に残っているのは、1984年にオープンした「有楽町西武」のデパ地下に会った「酒蔵」だ。決して広くはない売り場だったが、全国から厳選された日本酒が揃っている場として、酒好きから熱い視線を集めたのだ。(略)


これくらいしか見当たりません。

西武百貨店の社史とか関連する社内資料には出ているのだと思いますが、上記のようにお酒業界にインパクトを与えた「酒蔵」の記憶・記録がなくなるのは残念です。
何かの機会にアーカイブしたいですね。

求む!店内写真など。




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