先週の日経新聞に、五島列島でジンを造っている人たち/蒸留所が紹介されていました。

福江島北部の五島市戸岐町の海岸近くの半泊地区の「五島つばき蒸溜所」というこの蒸留所。
ご当地特産品のツバキを使った蒸留酒「GOTOGIN(ゴトジン)」を造られています。
この話、何年か前に聞いたことがあるのでググってみたら、2022年12月に(も)記事になっていました。
(新聞社は違う)

五島列島にクラフトジン蒸留所、元キリンビールの3人が移住…特産ツバキが口当たり優しく
長崎県・五島列島の福江島に12月、蒸留酒の「クラフトジン」の蒸留所が誕生する。大手ビール会社の社員だった門田邦彦さん(51)が五島の風土にほれ込み、かつての同僚らと計3人で島に移住して開業準備を進めている。特産のツバキなどで風味付けし、五島の「風景」や「歴史」が思い浮かぶような商品を開発予定で、島から世界進出を狙う。
先週の記事はそれから2年半後の状況ということで気になります。
曰く「初期投資は約1億円」「毎月800本売れたら3人が食べていけるかな」ということですが、現在は「月産5千本まで生産能力を高めたが、高い需要に追いついていない」ということです。
(ちなみに1本5千円です)
いや、クラフトビールもそうですが、地域特産品的なお酒造り、自社(とか近所)の飲食での一定の需要を当てにしているものも少なくなく、採算は決して楽ではないと思うのですが、「月に800本売れたら」の6倍もの「5千本も需要に追いついていない」というのはさすがとしか言いようがありません。
記事では成功要因として「通信販売」「キリン時代の同僚のつてで百貨店やバーなどにも販路が広がった」としていますが、通信販売は多くの地方メーカーさんで手掛けていますから、やはり「同僚のつてで百貨店やバーなど」が効いているのでしょうか。
この辺り、今後のためにも興味深いですね、
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