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祝!東京都卸売酒販組合70周年。でも、その前がちょっとしたミッシングリンクになっている

2023-01-27 12:49:01 | BTP48あるいは積み樽データブック
                          
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本年は卸組合(東京都卸売酒販組合)が設立70周年を迎えるということで、先般記念誌を頂きました



おめでとうございます!!


70周年ということは、1953(昭和28)年に設立ということになります。

とはいえ、酒問屋というのは江戸時代からあったわけですし、当社の茅場町店(かやばちょうだな)も江戸期以来の「東京酒問屋組合」に名を連ねていました。

卸組合がその後継だとすると、一気に100年以上歴史も伸びる訳ですが、未来志向というのか、記念誌を見ても1953年以降の事項しか出ていない

その間、何があったのか、と、いうことで、ちょっと別の資料を追ってみた。

まず、江戸期来の「東京酒問屋組合」ですが、栄枯盛衰があったようで、1932(昭和7)頃にはウチも含め13軒になっていたようです。

ただその後の1937(昭和12)年 東京酒問屋組合を拡充して35名からなる(新)東京酒問屋組合を結成したらしい

のですが、その後がまたよく判らない。

戦時下になると、統制の時代に入ったようで、

1940(昭和15)年 東京酒問屋統制商業組合

1941(昭和16)年 東京府酒類販売株式会社
(ウチも含め、この会社に統合された)

1947 酒類配給公団

1950 酒類配給公団廃止

という中で、現在の卸組合が1953(昭和28)年に設立というわけです。

明治期には、別のライン(地廻り酒問屋系←ウチの永久橋店(えいきゅうばしだな)など)などが東京酒類問屋を設立し、それが上掲した1937年の(新)東京酒問屋組合に連なっているようなのですが、これらも含め、ここらで系図的にきちんとまとめる必要がありますね。

誰か卒業論文とかで調べてくれないかなぁ。


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