牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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中締めってコワい

2009-01-09 14:48:22 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
「白鷹」お得意先が軒を連ねる神楽坂。

坂下から登っていくと、最初のお得意先が、


鰻の志満金さんです。


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さて、この日は年初恒例の神楽坂通り商店会の新年賀詞交換会にお招き頂き、出席致しました。


与謝野馨さんをはじめとする来賓の祝辞、いずれも神楽坂礼賛!でしたが、その中で都議会議員(かな)のAさんの御祝辞は、ちょっと気になるものでした。

曰く、神楽坂の活気は素晴らしい。でも、ちょっと気が付くと、飲食の多くはチェーン展開のお店が少なくない。もちろん、活気があるからこそ、チェーンが進出したがるのだろう。良い悪いではないが、気になっている。

そう、です。以前も書きましたが、この神楽坂ブーム、得意先の酒屋さんにはそれほどでもないですし、近所のお肉屋さんは小売を止めてしまいました。鳥屋さんも飲食にシフトし超縮小傾向、お豆腐屋さんや八百屋さんも「観光客が来るけど売上げは伸びねぇ」と愚痴をこぼしています。

とは言え、今日は新年会。途中からは、

芸者さんの華やかな踊り!
(お酒はもちろん白鷹の燗酒、です!!)

さて、踊りも終わり、地方のお姐さんが「では締めを!」と言って締めたのですが、お料理そのものはまだ目の前(芸のさなかは皆、結構まじめに見ていた)、、、、。

後のお料理やデザートもあった(はず)ということもあり、他のブロックには皆さんまだいらしたのですが、私の周囲は「中締め」の言葉に反応し「さささっ」と一斉に退席

「さっきのって、芸の中締め?宴会の中締め?」と悩んでいたのですが、一人ポツネンと座っているのも何だし、私もしばらく後に席を立つこととなりました。
(お座敷の出口で鳴り物のお姐さんを顔を合わせたら「もうお帰り?」とちょっと怖かったです。でもお店の出口ではお座敷にいたはずの志満金さんの御主人とお会いし、「今年も頑張ろう!」と激励して頂きました!)


しかし、、、皆を反射的に帰らせる中締めという言葉、ちょっとコワいです。
(と言っても、本当に終わりの中締めでもなかなか帰らない人/宴会もありますが)



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