牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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升本ダブルネームの古酒って出せるのかなぁ。。。

2022-09-21 19:07:09 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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日経日曜版の別冊的な紙面。






オンライン版でのヘッダはこんな感じ。

有機米や熟成古酒、「花酵母」も
価値高め価格反映目指す



高値を付けるワインのように熟成させてビンテージにしたり、有機米を使ったりする動きが広がっている。田嶋酒造(福井市)はワイン酵母を使った酒をオーク樽(だる)で熟成させる。4合瓶が2500円と通常品の約2倍だが、毎年完売する。花由来の「花酵母」を使って醸造する蔵も増え、現在30蔵以上で製造している。(後略)


泡盛にも言及されていましたが、メインは古い日本酒で、単に古くてダメ、というのではなく、その熟成を「古酒」として付加価値を売る/楽しむという流れがある、というもの。

当たり前と言えば当たり前なのですが、ちょっと残念というか疑問なのが、見聞きする「古酒」は皆、蔵元さんが「古酒」として売り出しているものばかり。

ちょっと珍しいケースでは、以前ショップを見つけてご紹介した、人材派遣の「パソナ」がプロデュースする古酒ブランド「古昔の美酒」がありますが、これも個々の銘柄は蔵元が古酒を瓶詰めしてのもの。

実は自分も古酒というか日本酒の熟成には関心があって、熟成に耐えそうな白鷹の原酒を毎年ちょっとずつ冷蔵熟成しています。

これ自体は個人の趣味の範疇ですが、この流れで銘柄(商品)自体は通常流通品と同じで、ウチの冷蔵倉庫で20年熟成させたお酒を古酒としてウチの名前とのダブルネームで出せないかなぁ、と思ってみたり。

これも何度か触れた「ワインボトルを海中で1年貯蔵して売る」というビジネスモデルに近い気もしますが、あれってどういう整理になっているのかな?

責任分担や表示法、売り方など、どんなやり方があり得るのか、秋の夜長に一杯やりながら考えてみましょう。





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