牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

ビールが苦い? 騙されたと思って1週間飲み続けてみたまえ。

2022-07-21 11:37:32 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

                           【公式HPはこちら↑】





昨日はアサヒの微アル「ビアリー」の新製品「IPAスタイル ホップの爽やかな香りと苦み」のお話。

「ビール=苦い」というのはそうですし、「苦いのでビールは嫌い」という人(特に若者)がいるのも事実。
そういう時、人によっては卑下?するかのように「自分はお子様味覚なので」というのも聞きますよね。

確かに子供の頃は苦いものが嫌いだった、気もしますし、フキノトウとかタラの芽とかの山菜の苦みで春を感じる、とか肝なども、大人の味覚、という気もします。
ビールやコーヒーもそうで、大人になるにつれて、です。

こうした苦みへの嗜好の変化って、肉体的な成長に伴うものなのか、それとも慣れなのか、と思っていたら、「慣れ」については実験例が東大でありました。


日置ほか(2003):苦味を特徴とする飲料の継続摂取が嗜好獲得に与える影響、日本味と匂学会誌、10-3、785-788.





この実験、上の概要のように結構単純で、(異なる)苦み成分で調製した飲料を継続的に飲ませて、その嗜好を好ましさという形で日々答えさせた、というもの。

結果も思いのほかシンプル。





要は、

・苦み飲料を一週間も飲めば、嗜好が獲得される。

・苦みが強いほどこの傾向は顕著。


と、慣れで「苦み、案外良いものじゃん」と思うようになるということです。


つまり、ビールも一週間飲んでると、その苦みが好きに転じるということです。

まあ嫌いな方に無理にアルコール(ビール)をお勧めするのはどうかと思いますが、「食わず嫌い」も避けたいですね。

あくまで個人的な感想ですが、甘いチューハイとかより絶対料理に合いますし。




★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビアリー「IPAスタイル ホッ... | トップ | 笹塚から玉川上水でお酒を運... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり」カテゴリの最新記事