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年末年始、アルコール対策のドリンク剤が売れているのでしょうか。その市場規模は?

2017-12-29 12:18:35 | 附属酒類経済研究所
                           
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お酒を飲むことが多くなる年末。


テレビでも「ウコンの力」とか、「ヘパリーゼ」とか、アルコール対策のドリンク剤のCMを良く見かけます。

ウコン


結構良い時間に流れていますし、有名タレントも出演しています。
CM料金もそれなりの額になると思われますが、いったいどの位の市場規模なのでしょう。

自宅で飲むときに「ウコンの力」とかを飲む人は少ないでしょうかから、「ソト飲み」を考えてみましょう。

近年、広報とかの活動等に力を入れている酒造組合中央会さんが今年30年ぶりに行った調査では、ソト飲みの平均回数は月に平均4.1回。

日本人全員かつ1年間に引き伸ばすと、ざくっと48億!回。

その48億回のうち、全てでドリンク剤を飲むわけではなく、忘年会が続く時とか、体調が悪いけど酒席があるとか、の特殊事情として、5%くらいとしましょう。

48億×5%=2.4億回。




ドリンク剤の値段を200円(←適当です)とすると、480億円となります。


実際、「健康産業新聞」という専門紙のweb記事では「ウコン市場350億円」という数字も出ていましたから、倍半分の誤差は楽勝であるにせよ数百億~千億円の規模くらいはありそうです。

酒類業界の市場規模が3兆円とか4兆円とかですから、その1%とか数%のオーダー。


数%の対策コスト払ってまでお酒を飲むなんて本末転倒!とも言えますが、例えば自分自身のランニングにかかる諸出費(マラソン大会への参加やランニングシューズ)の中で、サプリメントやテーピングテープへのコストを考えると、10%を楽勝で超えていますので、まあそんなものかとも思います。

でも、これからの年末年始、そんなものに頼ることのないよう、セーブ、セーブです。




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