牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

昔は「注ぐ人」「運ぶ人」だったのは確かかもしれない。江戸時代の酒屋さん。

2023-02-15 13:02:56 | 附属酒類経済研究所
                          
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昨日ご紹介した、「酒屋は『酒を運ぶ人』ではなく、『良い酒を選んで、ちゃんと管理して、お勧めする人』だよ」という、お得意先酒販店さんの(心の)声。


それで思い出したのは、当社の始まり。

初代が天明年間に伊勢の国から出てきて創業、と言われていますが、、、、、


天明年間かどうかは、さておき、当時の酒屋の様子が、「人倫訓蒙図彙」という風俗図解に描かれています。





画面右が酒屋(酒や)。左側は酢屋(酢や)ですね。
前のページにあった説明は残念ながら読解できなかったのですが、店内の様子はよく判る。

お使いの子供らしきお客が持ってきた容器に、甕から柄杓で酒を注いでいます(未成年者!!)。

その他、画面左上に酒林(←杉玉というより、酒林。以前蓼科の蕎麦屋でみたスタイル)があるのと、右下にお金を入れるらしき箱など、極めてシンプルですね。

これだと、「お酒を分ける人」「注ぐ人」なのかなぁ。

ちなみに、当初は店を構えるというより、当社の創業した時は、伊勢から出てきたばかりですのでお店などもなく、お酒を背負って売り歩いていた、という話も残っています(要は行商?)。

と、すると、「運ぶ人」というのもあながち間違いではないし、バカにしちゃあいけませんよ。

足で稼いで、ここまできた先人に感謝です。




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