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昨日の週末ジョギングは新宿を抜け、十二社池の下からいかにも昔の河道の風情の緑道(後から調べたら、「いかにも」くらいちゃんとしているのですが、名前は「神田川支流」というらしい)を走っていたら、いつの間にやら一部で有名な「笹塚ボウル」の辺りに。
笹塚といえばかりんとうでも有名な升本屋さん(正確には笹塚と東北沢の間で住所も北沢)です。
ちょっとご挨拶にでもと思ったのですが、駅前にこんなものが。
玉川上水です
羽村から江戸市中まで水を引いた玉川上水、笹塚を通っていたんですね。
確か終点は四谷の大木戸。当社創業の頃、お店があったとかなかったとか、という地です。
すると、かの昔はこの玉川上水を使って笹塚の升本屋さんと大木戸のウチのお店の間でお酒を運んでいたのでしょうか?
と、いうことで、大木戸まで行ってみようと、走り出しました。
水路は笹塚から一旦南下し再び北上、幡ヶ谷から初台、代々木と暑さにもめげず走っていたのですが、新宿駅の南口辺りまでくると水路らしきものは跡形もなくなってしまったので、そのまま電車に乗って帰りましたとさ。
(確かに山手線や中央線など、JRは越えられそうもありません)。
◆
さて ここで【問題】です。
上の文章、よく考えるとおかしな点が少なくとも2つ以上ありますが、それはどこでしょう?
【答え】はこちら。
①笹塚というか北沢の升本屋さんはウチから見ると孫のれんか曾孫のれんで、創業は昭和初期とお聞きしていますが 対して玉川上水は淀橋浄水場の開業の後、明治末期には廃止となったので時代的に整合しません、
②そもそも玉川上水は飲み水用の上水道なので、お酒を積んだ船の通行はできません(調べてみると、正確には明治32年に通船が許可されたが船員の放尿などの汚染騒ぎで明治5年には再度禁止になったようです)。
さて、お分かりになりましたか?
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