牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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2か月間、夢を見ていた、というか、節穴?日本経済新聞朝刊の連載小説は「琥珀の夢」でした。

2016-08-27 12:12:12 | 酒の本棚(書評?)
                           
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2か月間、節穴続き、でした。




現在進行形の日経朝刊の「私の履歴書」は、ノーベル賞の大村先生。

これまで学者先生、あるいは技術者創業者のものとも一味も二味も違う、「へぇ~」の連続でとてもエキサイティングです。


昨日もまた、電車で移動した際に「さぁて、私の履歴書」と、日経の裏面を見てみると、紙面の下にある連載小説のところに、商売柄、気になる挿絵がありました。


こちら



これ、ビールですよね?



紙面を見てみると、

舶来のウィスキー、葡萄酒、そしてビールの製造にいち早く目をつけ、河内からビールを仕込み、ビール製造にも着手していた。このビールを「朝日麦酒」と命名し、あまりに売れないので、信治郎が丁稚に入る四年前に、ビールの製造法と名前を売却していた。これがのちのアサヒビールの源流になったのである。


などと、書いてあります。


このくだりの主語は「小西儀助」。ボンドで有名な「コニシ」のルーツですね。


そして、ここに丁稚で入った(と書いてある)「信治郎」というのは、サントリーの創業者の「鳥井信治郎」ではないですか?


タイトルを見ると、


琥珀の夢~鳥居信治郎と末裔


なんと、NHKの「マッサン」の向こうを張って、サントリー創業者が日経朝刊の連載小説になっていました!

作者は人気作家の伊集院静さん。初めての「企業小説」だそうです。


経緯は知りませんが、「マッサン」で色々な意味でニッカの陰に隠れてしまったサントリーさんや、比較的経済界(というか「強いもの系」)にシンパシーのある伊集院静さんなどの思惑が一致した連載なのでしょう。


それはさておき、、、、、、


連載の開始の7月1日から2ヶ月、うかつと言うか、節穴と言うか、あきめ●らと言うか、サントリーの企業小説が日経朝刊に連載されているとは、全く知りませんでした。


業界人として恥ずかしい、恥ずかしすぎますが、、、不思議でもあります。

なんで気が付かなかったんだろう!
(これを読んで初めて気が付いたという日経読者がいたら、、、、あなたも節穴、です)


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