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江戸城外濠・揚場町のウチの旧倉庫は今ではビルになっていて、ビルの管理会社や問屋の役員室もそこにあるのですが、そのフロアのお隣様が、
こちら
東京都左官工業協同組合さんです。
我々は「左官さん」と呼んでいるのですが、そこの事務局長さんに「やってます」とご紹介頂いたのが、
ものづくり・匠の技の祭典 2016
です。
金曜日、午後からの霞ヶ関での打ち合わせの前にちょっと駆け足で、会場の東京国際フォーラムに寄ってきました。
「日本各地から集められた匠の技や伝統工芸、最先端のものづくり技術の展示・実演等を行います」というもので、主催は東京都。
いま、NHKの大河ドラマ「真田丸」の題字(by挾土秀平さん)などでノッている左官さん、大工さんと共に、会場正面の最も良い場所にブースがありました。
大工仕事
左官体験
鏝絵
事務局長さんにもご挨拶でき、次の用までの残りの15分間、会場を見て回りました。
タイトルそのままの「下町ボブスレー」ですが、カッコいいです。
(ところで、次の冬のオリンピックってどこでしたっけ?)
そんな中、職業柄、!!とお寄りしたのが、
こちら
「多摩・島しょのお酒」というコーナーです。
多摩のお酒
(と言いながら、北区の丸真正宗さんも)
島しょのお酒
(蒸留酒です)
多くの展示は左官仕事や大工仕事、江戸切子などなど、工芸系で、その中に確かに「和食」というブースもあったのですが、ここでなぜ多摩と島しょのお酒?、と思ったのですが、まあ、東京都の主催、ということなのでしょう。
ただ、左官さんなどは「普段はあまりメディアにも出ないし、このチャンスをぜひ活かそう!」という気合が入った展示だったのに対し、お酒のブースは「いつもの展示・試飲」という感じだったのはちょっと残念。
酒類の対外発信(特に海外への発信)は、普段から比較的手厚い行政の支援を頂いているのはありがたいのですが、それに慣れてしまっている部分もあるのかもしれませんね。
贅沢と悩みと言ってしまえばそれまでですが、ちょっと考えてしまった升本総本店、でした。
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