
一時
数年前に初めて「海辺のカフカ」を読みましたが、格調
高く美しい日本語の表現と、文章から作者の知識の広さと
深さ、物事に対する観察眼の深さにとても感動したことを
思い出してこの長い物語を読み始めました。

「1Q84」 BOOK1(半分まで) 村上春樹 著
第1章 青豆
青豆はタクシーの中で運転手から謎めいた言葉を聞き、
渋滞の高速道の緊急避難階段を降りた

。
第2章 天吾
天吾は時々幼児期の記憶と共に発作に襲われる。ある日
編集者の小松からあるプロジェクトを提案されて迷う。
第3章 青豆
仕事先に向う途中一人の警官とすれ違うが服装と銃が
違う事に気がついたが、急いで仕事を一つ片付ける。
第4章 天吾
電話で起され、ある作品を書いた変わった少女に会いに
行き、小松のプロジェクトへの同意と協力を取り付ける

。
第5章 青豆
別の場所に移動し男と部屋に入る。ベッドの上でニュー
スを見るが、済ませた仕事に関する報道はなかった。
第6章 天吾
年上妻から会う約束をキャンセルされる。小松の指示で
ワープロを購入、書き直しを始める。少女と日曜に会う約束。
第7章 青豆
「柳屋敷」を訪れ、蝶を飼う女主人と会い仕事の報告をする。
仕事を終えた人物の行動の説明を受け、鍵を受け取る。
第8章 天吾
日曜は、父が就いた仕事のせいで、変わった生活を送った
記憶が甦る。少女と「せんせい」に会うため電車に乗った

。
第9章 青豆
新聞を調べるうち、見逃した殺人事件と銃撃戦の記事を読む。
気付かない内に、この世界とルールが変わっている気がした。
第10章 天吾
日本家屋にたどり着きせんせいと会う。少女の障害と、ある
村の話を聞くうち、過去を思い出そうと軽い発作に襲われる。
第11章 青豆
女主人とはジムで出会い親しくなった。ある夜ホテル

へ
行くと男を待つ女から「組んで誘おう」と声をかけられる。
第12章 天吾
少女の家族の状況を聞いたあと、せんせいから了承を得る。
帰りの電車で見た母子が宗教団体と同級生を思い出させた。
今回の書き方はずっと読み易く、全く別の雰囲気なので
若い2人がこれからどんな風に繋がる?のか、どう展開して
いって物語が終るのか楽しみながら読んでいます

。
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。 これで丁度
本の半分なので、今年はこれから…

頑張ってみます。