読みました

本を読むのが好きです。
忘れないように感想等を書いています。
その他、ねこのひとり言…。

最近の読書②

2016-08-21 21:04:09 | 読書
                                     

昨日クーラーの中に居たせいか、湿度高めの
せいか、午前中はぐったりと元気が出なくて…

と言う事で、先月読んだ本の「下巻」の感想を書きました↓

          「桜ほうさら」下巻 宮部みゆき著

 古橋笙之介が見初めた少女は、和田屋の娘で和香と
わかり交流が始まる。ある日長屋に、女中頭おたつが

古本屋の治兵衛を尋ねて来る。行方知れずになった事を
知り帰りを待つうちに、笙之介の知らない治兵衛の過去を

知り、和香と共にある拐し事件に関わっていく。

事件が落着する度に、また仕事を通して古橋家に関わる
情報を得、少しづつ実家と父の死の真相に近づいていく。

そんなある日、故郷から兄が笙之介に会いに来る。

兄は何を話すのか?真相を知り、思いがけない事実に
驚愕する笙之介…。和香との関係はどうなるか?

 筆力のある作者は、ジャンルを問わず読ませるのね、と
ただ関心するばかりです。

時代劇でありながら難しい言葉もなく、読みやすい
小説でした。

「桜ほうさら」上巻 こちらからどうぞ&

最近の読書♪

2016-07-24 21:56:33 | 読書
                   

 二日続きの珍しい日差しに布団を干し、
涼しい朝のうちに買い物を済ませました

 時々読書はしていますが、感想を書いてない
ので、先日読んだ本の感想を書いておきます

  「桜ほうさら」上巻 宮部みゆき著

 上総の国から、父に着せられた汚名を雪ぐ
べく江戸に出た古橋笙之介は、古本屋を営む

治兵衛やお節介な人達に世話されて長屋に住む。
春の日に、窓から見初めた少女が忘れられない。

 ある日、藩江戸家老の坂崎重秀に呼び出され
父の汚名の証拠に関わる人物の探索を命ぜられる。

さらに、笙野介一家の不和や、父の汚名の
遠因、藩内の情勢を説かれた。

 治兵衛の仕事を手伝い、探索には迷っている
うちに、町内で催された花見の席で少女を見かけ、

人に尋ねるが、誰も素性を教えてくれない。
そのうち、笙乃介の名前で侍が一人尋ねてくる。

 出会う人達の悲惨な運命に寄り添いながら、
受け身の笙乃介が進む道に答えはあるのか、

少女との関わりはどうなるのか…?
(下巻に続く

 
 丁寧な筋書きに引き寄せられ、時代劇ながら
下巻もあっという間に読んでしまいました

              

暑さの中で、

2015-08-01 23:05:29 | 読書
                    

 先月の暑さを引きずったまま、月が替わりました。
毎日お疲れサマー!とダジャレを言っても涼しくなり

ませんけど…

 午前中に鳥かごを返しに行ったり、ドラッグストアに
買い出しに行ったりで、特に何かするでもなく…

暑いと家人が騒ぎ+ソファーの居場所を取られて
隣の部屋に昼寝用の布団を引き、午後はようやく

時代小説を読み終わりました。途端に昼寝に突入

           閉門謹慎 佐伯泰英著

 鎌倉河岸捕り物控シリーズ 二十六の巻です。

 師走半ばの金座裏で大掃除が行われた夜、下引きの
八重亀が聞きこんだ噂がもとで2件の殺人事件が起きる。

事件を追う、将軍公認の岡っ引き九代目の宗五郎と
十代目の政次は、地道な探索と聞き込みで調べ、

下町の金貸しが武家相手に商売をしながら、ある
大きな計画に手を出している事を突き止める。

一計を案じ、身分を越えて難事件を解決していく。敵を
追い詰めるだけでなく、どうやって周りの傷を少なくして

助けるかなど、時に考えさせられる痛快時代小説です

かと言って、同じ真似は出来そうにありませんが

             

一休みして、

2015-07-08 21:01:28 | 読書
                    

 一日中シトシトと雨が。梅雨の末期らしく…

 昨晩は一時間くらい早く寝たのですが、どうも
起き出したら体が重くて

そんな時は無理しないのが午前中は家事を
終えてから新聞紙の整理。午後はノンビリ昼寝

 どうやらリフレッシュした今夜は、読みかけの
「天下商人」高任和夫著を少し読んでいます。

 大岡忠相は越前守と改め、南町奉行に抜擢され
幕府の財政の立て直しも任される。しかし強かな

江戸の商人達も、簡単に協力はしてくれない。
他の奉行や幕閣はあてにならず、孤軍奮闘します。

が、京都に本店のある三井一族は、慎重で武家を
相手にしないが、忠相の行動力に警戒を怠らない。

 後半に入り、ますます面白くなってきました
 明日の講座の流れを、再度確認して寝ます

               

読書中。

2015-07-05 22:32:32 | 読書
                    時々

 1日中降っては小休止のように。

関連とクラフトの編み方が載っている本を
探して図書館へ行きました

ついでに長く借りていた本↑も借り直して
ここ最近読み始めたのですが、面白くてご紹介。

派手な装丁に手を取ってみたら、題名にも興味を
そそられ、筆者も三井物産で働いていた人で

時代の史実に基づいているけれど、人物たち=
将軍吉宗、大岡忠相、三井一族にいたるまで

生き生きと描かれているので、歴史小説としても
充分楽しめます。まだ読み切っていないのですが

午後から久しぶりの読書を楽しみました。

 吉宗が将軍になり、忠相を抜擢して意見を
ぶつけあいながら、幕府の急場を凌いでいく。

その中で、三井一族が現在も経済界に君臨し続けて
いる理由が、少しわかる気がします

ようやく後半へ

            

 宅配便が2回我が家へ一つは多摩の親戚
よりお中元こちらがお世話になっているのに…

 一つは叔母より、古着+新品パジャマ2組。
部屋の移動で整理中とか。それにしても段ボール

の中に多過ぎるくらい、たくさんの
も“終活”しなくては!

 千日紅(センニチコウ)↓

  

今日も気ままに、

2014-05-18 21:03:17 | 読書
                     

 そろそろ暖かくなり、冬布団では少し暑い日も
あり、夏掛け布団干したので夕べから変えました。

ところが、薄い+軽く冷えたのか朝6時前に目が覚め
そのあとは二度寝が出来なくて床の中でウトウト。

夜勤明けの腹ペコ家人が帰宅した気配で起き出しました。
めずらしく9時前には朝の家事が終了

 出掛けそびれ、何もしないで1日が過ぎました。

             

 ソファーカバ―作りを本格的に取り組み出した
昨秋から、目が疲れやすくてこんな本にハマりました

「怖い絵」1~3 中野京子著

 世界の有名画家たちの名画を、著者が時代背景や
画家の意図を解説+推理をしてくれます。

あの有名名画がどうして怖いのか、意外な解説も。
シリーズとして関連本が何冊もあり興味深いです。

今までは表面に描かれたものしか見ていなかったの
ですが、より深く見られるようになりました。

他の人の解説本も読んでみたくなりました。

絵画好きな人には、より面白く読めると思うので
お勧めです

             

秋が進む。

2013-09-29 22:00:36 | 読書
                       のち

 先日持病の診察を受けて、薬の飲む量が増え1.5倍に
なりました。

結構強い薬なので、体力が下がります。なので1回目の
今日は、少し慎重にして大人しくしていました

 格別買い物もないので、タオルケットなどを洗って
干し、家事を済ませたら本を読んでいました。

しばらくして目が疲れたので庭先を見たら、庭の野菜を
止める支柱にヤグルマトンボがとまっていました。

♪「止まっているよ、竿の先」童謡の赤とんぼの歌詞
そのままに、この頃一層秋が進んでいます

 クリックするともう少~し大きく見えます↓
虫の嫌いな方はそのままで

  

                          

今夏の読書

2013-09-05 11:58:35 | 読書
                       時々

 朝からの雨に、通勤の家人にを差出して
家に缶詰めになった?です。

 気合を入れて、サボっていた掃除をしてから、
そのままのテンションで、読書感想を書きました
               

             「水底の森」 柴田よしき著

 アパートの部屋に顔を潰された死体が発見された。
所轄の刑事、遠野要が見つけた写真たての、高見と

いう夫婦が住人らしいが行方不明。凄惨な現場には
シャンソンが流れ続けていたせいで発見されたとの事。

 次に日に第2の殺人が起こり、事情不明で捜査は
難航。物語は風子の過去と捜査の進行が交互に進む。

 一方遠野は、娘の養育を巡り妻とはギクシャクして
いる。現場で見た写真の女性に昔の記憶を重ねる。

 捜査が進む中、風子に夫殺しの容疑がかかる。
風子の行方を追って、遠野は福井、金沢、京都を巡る。

 風子に関わる人を訪ね歩くうちに、次々に意外な
事実を知る。交錯する遠野の記憶。

やがて遠野の疑念は確信に変わる。風子の運命の変転は、
周りと葛藤する遠野を引き込んで意外な方向に向かう。


 物語は二転三転。遠野の心象風景も重なって、読む
者を最後まで引っ張って行きます

 最近放送された「激流」が面白く、図書館に借りに
行ったら貸出し中+予約待ち。仕方なく借りたはずが、

単行本で3㎝分の分厚さは読み応えがありました

 様々なジャンルの本を書かれるようですが、外れは
無さそうな気がします。↓参考「激流」の紹介ページも。

 柴田よしきHP→  http://www.shibatay.com/

              

今月の読書

2013-04-03 16:36:23 | 読書
                      時々

 強風と雨で散歩は中止。恐る恐る掃除機をかけて
見ました ゴミの中では死なない、と言いますが、

何だか気持ちがスッキリしました 今月は
横になる時間が多かったので読書が進みました
 
         「舟を編む」三浦しをん

 玄武書房の辞書編集部に勤める荒木は定年間近。
長年の出版計画「大渡海」の編集を引き継ぐ人材を

探していた。後輩の西岡から営業に目ぼしい人が
いると聞き決めたのが、見た目は冴えない馬締光也。

派遣の佐々木女史、社外から編集に参加する元教授
松本達と揃って「大渡海」の編集に本腰を入れる。

幼くして言葉の面白さを知り、大学でも言語学を
学んだ馬締は、やがて辞書編集部を引っ張っていく。

今は馬締一人になった下宿の大家のおばあさんは
本好きな彼に部屋を占領されながら面倒を見てくれる。

ある月夜、彼は見知らぬ女性に物干し台で出会う。
大家の孫、料亭で修行中の香具矢だった。

言葉という海に漕ぎ出す人たちの辞書=「舟」
それを作り出す人達の人生を賭けた出版の物語。

同時に、まじめのマジメな恋の行方も見逃せない
展開が、読む者たちを言葉の海に放り込む…?!

 ←本の帯→

 辞書の出版は、執念に近い意志と熱意に莫大な
お金、そして途方もない時間がかかるのですね。

地道な作業、内外の困難で暗くなりそうな話に、
馬締の恋話が同時進行で書かれている所も面白い。

共感を得る年齢が幅広く、出版の知識と薀蓄も知る
事が出来、「本屋大賞」受賞も納得の本でした。

             
        


頑張りました。

2013-01-26 22:00:31 | 読書
                      

 今朝もかなり冷え込みました。

 いつも通りに起きて家事をこなしましたが、起きた
時からお腹が痛く、ソックスを重ねても足元が寒い

 お腹に来る風邪も流行っているらしいので、軽く
お昼を済ませて和室のコタツに潜り込みました。

弱のスィッチにしても、足から腰はホカホカ
ついウトウトとうたた寝モードに…シアワセ~

そのせいか、夕方には少し元気になりました。
体調が良くない時は、早目の対応が肝心ですね

「橋のない川」もどうにか最後の7巻目まで読み進み
1時間の昼寝を挟んでようやく読み終わりました

昨年夏から、約半年かかりましたが、頑張りました。
感想は三巻から書いていないので、順次書きます。