読みました

本を読むのが好きです。
忘れないように感想等を書いています。
その他、ねこのひとり言…。

良いお年を♪

2006-12-31 23:37:44 | 読書
 
 3月にパソコン教室で作ったこのブログも何とか大晦日の今日まで続けられました。
 大晦日の今日は、今年読んだ本の「ベスト5」で終わりにしようと思います。 
 ( )内は、その本の記事を載せた日付けです。

 5位 山妣(やまはは)   (11/6) 
    半島を出よ    (11/25.12/9)

 4位 永遠の仔       (9/11)

 3位 明日の記憶     (5/17)

2位 レディ・ジョーカー/(8/15.8/21)

1位 海辺のカフカ     (5/10)
 文章が美しいと感じたこの作品が、今年の私にとっては一番印象の深い出会いでした。

 このブログを見てくださった皆さん、ありがとうございました
 来年も よろしくおねがいします

今年最後の・・・

2006-12-29 23:02:06 | 読書
 パッチワークの作品です。16×21㎝位。本当は扇子の部分が来年の干支「イノシシ」なのですが変えてしまいました。
 そして今年最後の読書ノートです。(ブログはまだ更新します?多分・・・

「13歳の黙示録」宗田 理
 中学教師2年目の秋元千佳は、小学校から申し送りのある升本幸雄のいるクラスを受け持たされる。
 担任として責任ある指導をしたいと頑張る千佳に、次第に心を開き始める幸雄だったが、転勤した先輩教師内山と千佳が婚約をした頃から、また荒れ始める。

 クラスの問題ある生徒達にも翻弄される千佳は、生徒の家を訪ねた帰り車のタイヤがパンクされ、歩いていた時に後から殴られ入院する。
 見舞いに来た幸雄に安心したものの、教室の窓ガラスが全部割られる事件が起きるが犯人がわからない。

 やがて二年に進級し、担任も同じクラスに持ち上がる。ある日クラスの有志で正丸峠に行くことになり、4月28日に千佳と内山、幸雄ら9人が登る峠で悲劇の幕が上がる。
 その後事件を調べる記者のもとに幸雄から手紙が届き、驚くべき事実が知らされる・・・

 いじめによる自殺が絶えない今日、「学級崩壊」「非行の低年齢化」「子離れできない親」等々、教育の問題も含みつつ、推理小説風の展開で終わりを迎えます。

読み進むにつれ、人間の宿命を考えさせられました。小説でなくても現実に起こりそうで、いつ起きてもおかしくない事件だと思いました。

栗きんとん#

2006-12-26 22:36:51 | 料理&食べ物
 なんだか朝から寒いし雨だし 体が重くて動く気がしない
 でも今日は26日、そんな事は言っていられな~い。片付けなきゃ

 台所の引き出しを抜いて新聞紙を広げ、包丁を除けてからエイっとひっくり返す。
 使うものと、使わないものを分けて、使わないものは即ゴミ箱行き。
 あーすっきりした  よーし、何かやる気が出てきた

「くちなしの実」を水に浸しておいた鍋を弱火にかけて、サツマイモの皮を厚くむいて次々放り込む。

 イモが柔らかくなったら、あついうちに全部裏ごしする。
 裏ごししたイモを鍋に入れ、ゆで汁を少し入れて、砂糖と水あめ、塩をちょっぴり入れて弱火で練る。

 一口あじ見すると、イモ羊羹が出来そうなくらい美味
 イモきんとんのベースが出来上がり
 栗の甘露煮と混ぜれば、栗きんとんの出来上がり

我が家の・・・

2006-12-21 22:30:30 | Weblog
 先日ホームセンターで見かけて衝動買い(198エン!)しました。
 しか~し、自慢じゃないけどお花を育てるのに成功したことがありません…

 買った時咲いていたのは3輪だけ。でも良く見ると蕾が5、6個ついていました。
 イブまでにはきっと幾つか開くはず… っと思ったら今日まではこのとおり

 クリスマスまであと幾つ咲くかナ~
 
 「掃除」と「年賀状書き」は順調に進んでいるけれど、読書は全然進めません
 

雨時々掃除?

2006-12-15 22:36:53 | 読書
 小雨の中、散歩に出ました。
 近所の坂を登り、学校前から雨が強くなったので下りました。
 
 いつもなら1時間くらいだけど、今日は30分くらいでした。
 ま、こんな日もありかな。

 お昼を食べると太陽が顔を出したので、この前の掃除の続き…。
 玄関と3つの部屋のガラス窓の外側だけを、水でホコリを洗い落とします。
 雨戸は外側だけ、網戸もはずし、洗剤で洗ってからすすいで今日も2時間で終了

 「クライマーズ・ハイ」横山秀夫(終わりまで)
 締め切りに追われる悠木は、安西が派閥争いに巻きこまれていた事を知る。
 ある日、以前に自殺した部下の遺族が悠木を訪ねてきて、自分の文章を新聞に載せて欲しいと預けていく。

 悠木はかなり迷った末にその文章を新聞に載せるが、思ったとおり読者からの反響は大きく悠木は責任を追求される。
 
 17年後、悠木は安西の息子、燐太郎と谷川岳の衝立岩に挑戦する。
 そこで燐太郎から明かされた事実は…

 どのニュースを1面(トップ)に載せるかで、編集の男達の議論は連日沸騰する。時にはにらみ合い、掴みあいになることも。
 
 新聞に載ることの意味、載せたことへの責任、記事を選ぶ難しさ。
 たとえ命がけで書いても載せられなくて埋もれる記事。
 記者や編集者達の熱い体温が伝わってくる、記者だった作者の体験談―ドキュメンタリーのようでした。
 

晴れ時々・・・。

2006-12-13 23:18:34 | 読書
 朝の散歩のあと用事を済ませて12時前に帰宅。
 このままご飯をを食べるとお昼寝モードに入りそう。
 天気のいい日に少しでもと思い掃除を始めた。

 台所、お風呂場、洗面所のガラス窓と網戸を取り外し、外で洗剤でごしごし磨く。 庭に広げて水を切る。
 
 終る頃を見計らうように空が陰ってきました。
 時計を見ると1時、腹時計が鳴って今日はこれまで。
 散歩も掃除も読書も、毎日少しづつ…。

 「クライマーズ・ハイ」横山秀夫(途中まで)
 北関東新聞社に籍を置く悠木和雅は四十歳、社内で最古参の一匹狼的記者だった。数年前に知り合った安西と馬が合い、明日は一緒に谷川岳の衝立岩に登るという夜、地元に「日航機墜落」の報が入る。

 安西との連絡がとれないまま、デスクを任され采配をふるう悠木は刻々と入る情報に忙殺され身動きがとれない。その後安西は深夜の街で倒れたとの報を受け、悠木が駆けつけるとベッドの上で目を開けて寝たきりとなっていた。

 孤独な悠木を悩ますのは時間や締め切りの他、社内の派閥争いや過去を知る上司との軋轢、そして安西の容態。
 その上彼は、幼くして父は失踪、母は男に体を売るという環境で育ったせいで思春期の息子とはどう接していいか分からない。

 現実に起きた事件と共に、時間を争うように記事が書かれ、新聞の紙面が作られていく様子が、見出しの文字からよく伝わってきます。
 
 無駄のない短い文章が、社内の緊張感伝え、臨場感があって面白いです。
 それにしても、ブンヤさんって喧嘩早いというか、血気盛んなのかしゅっちゅう本音で言い合いをするのですネ。
 

何か忙しい!

2006-12-09 22:01:54 | 読書
 11月はギリギリまで遊んでいたので、月が変わったら少しづつ大掃除を始めよう。と思っていたら急に余計な仕事が増えてしまい、あたふたと過ごしているうちに明日は10日。

 忙しない気持ちで車を運転すると、この時期の道路工事の多いこと。
(皆が忙しく走る頃に工事をして、道路を更に渋滞させなくても…)

でもわが身はと振り返れば、実は自分も(お尻に火がつかないと動かない…)
皆考えることは同じか、と反省してしまう。

「半島を出よ」(下巻) 村上 龍
 黙認の形で閣僚はSATを秘密裡に福岡に送り、県に隠してコマンドの一人を拉致しようと急襲した作戦は失敗し、市民に犠牲者が出て国民の非難を浴びる。
日本に切り捨てられたと感じる県民の中で、やがて軍団に協力する者も増え始める。

 そんな中、福岡に集まったホームレス―犯罪を起こして一般社会からはみ出してしまった若者達が、集団で気ままに暮らす中、一人の仲間の死をきっかけに結束し、軍団の占拠するホテルを倒壊させる計画を思いつく。やがて武装軍団と、寄せ集めの武器と爆弾を作った若者達の壮絶な戦いが始まる…!

 北朝鮮の軍隊が九州を占拠し、日本全体も支配するかもしれないという想定もありえそうで嫌だけど、イシハラという詩人を始め、爬虫類や武器や爆弾等、徹底したマニア(又はおたく)ばかりのホームレスが20人も集まる近未来の想定にはゾッとしてしました。

 それにしても原稿用紙1650枚と、参考文献の多さにびっくり。
 まさに"力作"だと思いました。

ある日のランチ#

2006-12-07 21:48:26 | 料理&食べ物
 久し振りに近くのお店でお昼を食べました。
 何時行ってもおいしい物を食べさせてくれるお店。

 私が好きなのはサラダ。
ほんのり甘みのあるフレンチドレッシングに季節の野菜が色とりどりで大盛り!
そして、少し冷え込んだこの日は温かいコーンスープ

 当日頼んだメインはマグロのアボガドソースがけ。
一番下に味つきの大根、それからマグロ、その上に白い蕪、頂上は小エビのフライの丸まった中にプチトマト(のピューレ)?

 食後はコーヒーとスフレのケーキ。
これで千円なので、お味と値段も両方がおいしい

 「半島を出よ」(下巻)あと少しで読み終わります

一ヶ月かかって・・・。

2006-12-01 22:49:11 | 手芸
 今年は体の調子が良くて久し振りに針を動かす私に、夫から「弁当袋を作って」とリクエストが…。
 
 先月から作り始めてやっと完成しました。撮影が下手で見えないのですが、上の部分に持ち手の紐がついています。

 こうして写真で見ると、細かいアラが見えないせいかなかなかの力作!と自画自賛?
 でも、パッチワークにハマって読書が進みません!