読みました

本を読むのが好きです。
忘れないように感想等を書いています。
その他、ねこのひとり言…。

ある日、突然

2007-01-27 22:56:06 | Weblog
 急に子供を亡くした人のニュースを聞き涙を拭いたあとで、知人と友人の子供さんの訃報を立て続けに聞き、ショックを受けています。
 
 たとえ子供が年を重ねていようと、送り出す親の嘆きはあまりに深く、周りのどんな慰めの言葉も力にはならず、逆に更なる悲しみを与えるようで自分の無力さを感じました。

 一人は21歳で事故?、もう一人は32歳で9歳の子供を残して突然の、まだ早すぎる死でした。
 
 若くして人生を駆け抜けた二人に、今夜は合掌します。

散歩、再開♪

2007-01-22 12:43:45 | 散歩
 年末に休んでいた散歩を再開しました。御節料理で膨らんでいた体を引き締めなくちゃ!
 そしてやっと読書も再開。 みかんでふやけた?感性もぎゅっと絞らなきゃネ

「天使のナイフ」薬丸 岳
 三十三歳の桧山貴志は四歳になる娘、愛実を保育園に預けながら喫茶店を営んでいる。
 妻の祥子は愛実を産んで数ヶ月後、自宅で3人の中学生に刺されて亡くなった。

 ある日、店の近所の公園で殺人事件が起き、祥子の時の担当刑事が訪ねてくる。
 被害者は沢村和也という、祥子を殺した三人の中学生の中の一人だった。

 妻を殺された当時、マスコミの取材に「自分の手で犯人を殺してやりたい」と言ったことがあり事件当時のアリバイが無くて疑いをかけられた桧山は、仕事の傍らその後の中学生達の行方を調べていく。

 手がかりを求めて祥子の遺品を調べ、その立ち寄り先を訪ねるうちに自分の知らない妻の意外な過去を知ることになる。そして犯人が上がらないまま、桧山の周囲で第二、第三の事件が次々に起きて・・・。

 2005年の江戸川乱歩賞の受賞作品です。
 選者達の意見にもありましたが、罪を犯した少年の更生と少年法の改正という難しいテーマを選びながら、ミステリー小説に仕上げたところがこの人の才能なのでしょう。
 予想外の犯人に構成力の緻密さを感じ、次回作が楽しみです。

 ただ丁寧に書いたあまり、途中少し中だるみのように感じたのは私の読みの足りなさでしょうか?
 それにしても参考文献の多さにびっくりしました。
テーマの大きい長編を書くときは余程調べなければ書けないという事なのですね。

こんな物が・・・

2007-01-18 21:56:37 | 旅行(宿泊)
 何度か来ているJR佐世保駅の中の「日本最西端の駅」の碑が、いつのまにか新しくなっていました。

 以前はカウンターテーブルにでも使えそうな厚くて大きな一枚板に、墨で重々しく書いてあるものがデーンと駅の出入り口に立てかけてあり、初めて見た時に

「へー、そうなんだ」と思いつつ(結構遠くまで来たんだなあ)と感動する雰囲気があったのですが、まあこれはこれでスマートになったかもと思って一枚撮ってみました。

 一昨日帰ってきたのに、未だに時々乗り物に乗っているようなめまいが・・・。
 毎度の事なのですが、何度行っても遠い夫の故郷。
 移動ばかりで本も読めそうでいて、なかなか読めませ~ん

長~い一日#

2007-01-11 22:49:15 | 旅行(宿泊)
 仏事があり、夫の代理で九州の離島に2泊3日で出かけました。

 朝5時過ぎのバスにて出発。
 、船と乗り継ぎほぼ12時間で島に。
 
 頼んでおいたに乗り込み、途中ののスーパーで買い物。
 ナビは着いているものの操作がうまくいかない。
 不安に駆られ店員さんに目的地までの時間を聞いてみる。

 そこに偶然通りかかった店内のパートさんが、まさに目的地の住人。
 これぞまさしく「天の助け」
 
 こちらの事情を話すと、快くナビを引き受けてくれた。
 それからはその人の車のテールランプを必死で追いかける。

 日光の「いろは坂」もここまでは続かない、という程きついカーブばかりの山道を、右に左にハンドルを切って1時間後、無事到着。

 ご霊前に焼香して外に出ると、あたりは真っ暗。
 今度こそ一人で宿に向い、途中1度だけ違う道に入ったものの、なんとか40分ほどで到着したのは午後7時前でした。

 帰りの日の朝は、港まで早めに出発したので途中で寄り道しました。
 きれいな教会だったのに携帯で撮ってみたら不鮮明
 
 昨日帰ったばかりですが明後日また法事のため3日ばかり出かけます。フー

 今、カルロス・ルイス・サフォンという人の書いた、「風の影」という本を読みかけです。
 世界17言語、37カ国で翻訳出版されている歴史、恋愛、冒険ミステリーだそうです。

今年こそ・・・

2007-01-06 10:53:05 | 読書
 あけましておめでとうございます。
 なにしろ寒いので、冬眠状態でした。
 
 今年初のブログは、この一年で読みたい本を挙げてみようと思います。
 
 「名もなき毒」      宮部 みゆき
 
 「さようならギャングたち」高橋 源一郎
  
 「ノルウェイの森」    村上  春樹

「楢山節考」       深沢  七郎

 「ひとがたながし」      北村  薫

 その他、今年は女性の書いた本、時代小説なども多く読もうと思っています。
 それと、自分の書いた小説も発表できるように少しづつ執筆する予定です