

宇部に住む30代の沢野良介は、夏の帰省で妻佳枝と
一人息子の良太と共に小倉近郊の実家に新幹線で帰る。
実家では父が風邪で寝込んでおり、母は持て余しぎみ。
兄の嵩の幼少からの神童ぶりを母と話すが噛み合わない。
妻の佳枝は夫の掲示板に密かに投稿し、心配を嵩に
携帯メールで相談するが、良介は二人を不審に思う。
嵩はキャリア官僚で独身。東京から数日遅れて帰郷し、
鬱のような父の精神科受診を勧め、父を説得する。
高校のクラスで浮いた存在の北崎友哉は、体育の
時間に、イジメの首謀者、広畑と憧れの久賀安由美
との性交の写真を、広畑の携帯から自分のパソコンに
送信。ネットにばらまくがバレて下腹部を焼かれる。
友哉のホームページ「殺人者の夢想」に書き込みが
あり、都会で会った人物に殺人をそそのかされる。
嵩が人妻の千津と京都で不倫旅行中に、ホテルの
近くでバラバラの死体の一部が見つかる。
良介が新幹線の車内で、誰かと目があった場面から
話が始まって行くのですが、まだ事件が始まった
ばかりなので、感想は下巻を読んでから書きます。



今年は元日から着物を着ました。もっとも午後に
少し大きな地震があったので、避難を感じてすぐに
着替えてしまいましたが…

少し残念なので、呉服店にTPOの相談をするついでに
着物で外出。久しぶりにお正月気分を満喫しました



