先日のダブテイル加工していたウクレレ、にかわでくっつけました。
ここまで来れば後はサクサクッと進みます。
本格的に寒くなる前に塗装を終わらせたいところです。
今日の一枚
「この~木なんの木 気になる木~♪」
で、でかい・・・
もっと「引き」で撮ればよかった
先日のダブテイル加工していたウクレレ、にかわでくっつけました。
ここまで来れば後はサクサクッと進みます。
本格的に寒くなる前に塗装を終わらせたいところです。
今日の一枚
「この~木なんの木 気になる木~♪」
で、でかい・・・
もっと「引き」で撮ればよかった
温かいコーヒーが美味しくなってきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、久しぶりにオーダー品の製作を再開しました。
ボディとネックの荒加工は出来ていたので次は接合です。
まず機械であらまし加工した後、小刀等で整形していきます。
ダブテイルのオスメスの加工が出来ましたが、ぴったり接合できるようにこの後のみ等で仕上げていきます。
この2本は去年からオーダーを頂いていて、当初今年の夏頃完成する予定でした。
しかしお陰様で忙しくしていたらとっくに夏は終わってしまいました・・・
おそらく11月・・・いや年内中には・・・ごにょごにょ
いや~、心の広いオーダー主様でよかった^^
すいません(汗)頑張りま~す m_ _m
今日の4枚
「テッテケテケテケテケテケ!」
「デンデ デンデ デンデ デンデ デンデ デンデ デンデ デンデ」
「デーンデーデデーンデー デデデデデーン」×2
「デンデケデンデーンデーデ」×7 デッ!
「テッテケテケテケテケテケ!」
今日はウッドバインディングの話
バインディングは木でもセルでもどっちでも良いのですが個人的には木の方が断然好き
見た目と質感、あとセルみたいに縮まないとこも良いなぁ
木はある程度ボディの形に曲げておかなくてはいけなかったり、
接着する時テープでは出来ないから紐で巻かなくてはいけなかったりと
面倒だったりテクが必要だったりします
その点セルの方が巻くのは簡単だけど、
やっぱせっかく好きで作っている楽器だから自分の好みで作りたいよね
そんなウッドバインディングを巻きます。
まずはトリマーでバインディングとパーフリングの溝を掘ります。
機械(トリマー)で出来ないところはノミや彫刻刀などでちまちまと溝を掘ります。
溝を掘ったら接着剤を付けて接着します。
その後余分な部分をかんなやスクレーパーで削り落としてツラを合わせます。
するとこんな感じ
おしりのところのパーフリングをちょっとだけ凝った作りにしました。
こちらはロープバインディング
コンタウェイ部も
これでボディは完成
誠に勝手ながら都合により以下の日程で長期休暇を頂きます
9月17日(土曜)~9月27日(火曜)
ご迷惑をおかけしてすみませんがご理解の程よろしくお願い致します
先日のサイド板に表板を接着しました。
この写真だとただの表板にしか見えないですね。
一応サイド板がくっついています。
このウクレレにはうちの技術を惜しみなく投入します。
先日のサイドブレイスに続き、今回は「コンタウェイ」!
どんなんかというと続きを見てもらえれば分かるかと・・・
まずは罫書きます。
そして罫書いた線を見ながらノコで荒く切り落とします。
この作業、結構どきどきします。
ノコで切った後は小刀等で大体の形にします。
ぽっかり穴が開きました。
お次は「のりしろ」になるライニング材を作ります。
こちらもローズで作りました。
これをボディの内側に接着します。
こんな感じで。
表板側にもライニングを接着します。
こちらは平面なので段々にする必要はありません。
「のりしろ」が出来たらローズで作った蓋を接着します。
接着し終えたらはみ出た部分を切り落とします。
ノコで取りきれなかった分をサンドペーパーで落とします。
これでひとまず完成
コンターとカッタウェイの合わせ技、それが「コンタウェイ」
と勝手に名付けているのですが、この呼び方なかなか定着しないなぁ
ネーミングセンスいまいちかなぁ
裏っ側はこんな感じ
ひとまずと言ったのは、まだバインディングも残っているから。
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
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お気軽にお問い合わせ下さい。
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以前「夜菜-よな-」で採用した「波動扇状彫り」のサイド板の進化系として
新作の「夜菜-よな-」に新たなサイドブレイスをぶっこみました。
以前はブレイスのてっぺんを波状に加工しましたが、今回はブレイスに穴を開けました。
すみません、写真が小さくなってしまいました。
が、こんな感じに加工しています。
1個1個ちまちまとくっつけています。
こんな感じで仕上がりました。
狙いとしてはボディ内部の音をこの無数の穴に通して、音を「躍らせる」感覚です。
はてさて、どうなるか楽しみです。
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屋久杉トップの「小豆-あずき-」、ナットとサドルを作り、弦を張って調整します。
うちは全てのウクレレで調整時にghsの弦を張り、
その後様子を見てその楽器に合いそうな弦を張っています。
この楽器は柔らかいウェットな音色なのでWorthが合うかと思います。
あくまで私の主観ですが。
貼り付けタイプのピックアップも仕込んだのでアンプから音を出し、サウンドチェックです。
アンプはFishmanのLoudbox mini。
ラインの音もかなり優しい音色です。
癒されるわぁ~
とりあえず完成ですが1週間程度様子をみて
何も問題が無ければ納品です。
お楽しみに~
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お気軽にお問い合わせ下さい。
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先月から塗装していたウクレレ2本の塗装が仕上がりました。
こちらは大阪のM様オーダーの屋久杉トップの「小豆-あずき-」
ニトロセルロースラッカーのグロス仕上げです。
しっかりと塗装する事により屋久杉の美しさが際立っていますね。
こちらも同じく大阪のT様オーダーの「米-よね-」
最近お気に入りのロゼッタラインを採用させて頂きました。
この2本はあとはナットとサドルを作り、ペグを取り付けて完成です。
あ、小豆はピックアップ、米はストラップピンも取り付けます。
今週中には完成する予定です。
お楽しみに~
きょうの一枚
立谷川沿いのサイクリングロードを自転車で走っていた時に遭遇したキジ
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今日はインレイ屋
S様オーダーの「夜菜-よな-」に入れるインレイを作ります。
こちらがお題
なかなか手ごわそう・・・
どこに何の貝を使うか作戦会議
白蝶貝、、黒蝶貝、アバロン、黄蝶貝、一部人工素材も使いつつ、一つ一つパーツを作っていきます
ちまちまとした作業を朝から晩まで・・・
と言っても別に苦ではないこの性格。
各パーツをくっつけた状態
このままだとパーツ同士の段差があり、凸凹なのでサンドペーパーで表面を平らにします。
するとこんな感じ
おお! 目が怖い!
ので、お化粧します
カキカキ・・・
するとこんな感じ
お題との比較
そんなに悪くないでしょ?
ちょっとたらこ唇になっちゃったけど・・・今は仮に描いただけなので本番はもっとちゃんとやります
ちなみに人口素材は花飾りと、水着のとこ
他は髪の毛が黒蝶貝、皮膚が白蝶貝、腰巻と靴と頭の葉っぱがアバロン、目と口が黄蝶貝です。
この夜菜はオーダー主さんから「実験的な事をしてくれて良いよ」と、
製作家にとってはとても嬉しいお言葉を頂き製作しています。
表板のデザインはうちでは初のトリプルサウンドホール。
さらにウクレレでは初のコンタウェイ⇩
あ、上の写真はY様オーダーの「曇天-どんてん-」です。
そして最近お気にりのロゼッタ(?)ライン
これらを盛り込んだ表板がこちら
まだスケッチ程度のイメージですがこんな感じになる予定
ちなみにパーフリングはヘリンボーンです。
S様、こんな感じでなんたっす?
制作中の「米-よね-」、木工終わりました。
こちらは指板接着の準備
にかわで接着します。(接着時の写真撮り忘れ)
こちらはブリッジの接着
これで接着するものは全て接着したので、あとは木地研磨して整えます
傷が無いように丁寧に
木地研磨が終わったら塗装です
亜麻仁油で下塗りします
今日の一枚
「鳥に乗るカエル」
なんか得意げ
「米-よね-」もだいぶ進んでいます。
こちらは裏板を接着しているところ
なんか亀みたいですね・・・
裏板を接着してボディが箱になったらバインディングとパーフリングの溝を掘ります
ある程度はトリマーで掘って、細かい微調整はのみでやります。
調整が終わったら(意外にこの作業が手間がかかる。特にスペイン式は)接着剤を塗って麻の紐で固定します。
やっぱり亀みたいだ・・・
接着完了
うまく出来た。
今日の一枚
ウミネコ
シ、シャッターのタイミングが・・・
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今さらシリーズも最後のラスボスを残していますが、その前にオーダー品の進捗状況を。
まずこちら
屋久杉トップの「小豆-あずき-」です。
すでに塗装に入っていて、大体中盤くらいです。
明日、吹き付けできればいいんですが、天気予報は雨・・・
多分無理だろうなぁ
来週かな
こちらは大阪のTさんオーダーの「米-よね-」
表板と裏板にブレイシングを貼り終えて、ネックに表板を接着しているところです。
米型のボディでくびれがある「葫呂-ころ-」の音を再現するというなかなか難易度の高い注文です。
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ようやく「小豆-あずき-」のネック接合まできました。
のみ、サンドペーパー等でちまちまと合わせていきます。
ネックのセンター、角度等注意しつつ、ぴったりと合うように削ります。
うまくいったらにかわで接着
だんだんウクレレの形になってきましたね。
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今日は天気が良かったので接着作業。
屋久杉トップの「小豆-あずき-」を箱にします。
裏板を閉じる前に記念撮影
何の変哲もないシンプルな内部構造ですが、細か~い工夫がちょこちょこ施されています。
そして裏板を接着して箱にします。
来週はネック接合までいけるか?
頑張れ、俺。
今日の一枚
歌舞伎者
展示会が終わり、溜まりに溜まっていた修理の仕事も一段落したので
頂いていたオーダー品の製作を進めます。
こちらは屋久杉トップの「小豆-あずき-」
うちに在庫してある最後の屋久杉です。
サイド板の方はネックブロックとエンドブロックをくっつけます。
今日の一枚
ずっとついてきた奴
来週の「東京ハンドクラフトギターフェス」に出展する楽器の製作に追われておりますがなんとか間に合いそうです。
塗装が終わり、バフがけです。
今日から大きい画像に挑戦
バフがけが終わったらナット、サドルを作ります。
け、けっこうデカい・・・
とりあえず弦を張って弾けるところまで来ました。
あとは微調整をして、ロッドカバーとピックガードを付ければ完成です。
こちらは夜菜と奈須尾
これも完成させねば。
今日の一枚
自転車で河原を走っていた時に会ったキジ