彩雲弦楽器工房

山形市にあるギター等の弦楽器工房です。製作、メンテナンスや修理、改造はお任せください。

天-そら- 七拾壱号

2016年02月21日 | 新作楽器

久しぶりに新作のご報告です。

今回は「天-そら-」というウクレレのモデル

コンサートとテナーの間くらいのサイズです。

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天-そら- 七拾壱号(71号)

スケール・403mm
表板・シトカスプルース
側、裏板・インディアンローズウッド
ネック・マホガニー
指板・インディアンローズウッド
ブリッジ・マダガスカルローズウッド
指板幅・37mm(0F)
指板R付き
14Fジョイント
塗装・セラック(マット仕上げ)
ペグ・ゴトー ギアペグUPTケール共に
コンサートとテナー間です

価格 ¥110,000(税込み)
ケース別(ソフトケースは+¥5,000)

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詳しくはこちら

この楽器のポイントは表板の裏に「綾杉彫り」を施しているところです。

板にギザギザの洗濯板のような彫りを入れる事により音を複雑に反射させて音色に深みを与えようという意図があります。

工房にありますので興味のある方は是非弾きにいらして下さい。

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曲げ木

2016年02月10日 | 新作楽器

今日も今年作る楽器の下ごしらえ。

サイド板の曲げ作業

私の場合一番カーブのきついくびれ部分から曲げていきます。

ある程度手で曲げたら「モールド」と呼ばれる型にはめて固定します。

ついでにウッドバインディングも曲げて洗濯バサミで固定しておきます。

 

この状態で2~3日置いてからクランプを外します。

 

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jimi・・・再び

2016年02月05日 | 製作日記

今日もものっ凄い地味な作業です。

ネックブロック、エンドブロック作り!

これほどまでに地味な作業はあるだろうか・・・

 

まずはテンプレートを利用し、木取り作戦です。

可能な限り端材を利用して材料を無駄なく使います。

もったいないもんね。

 

するとこんな感じ

ウクレレの場合1つのブロックを作るのに2個貼り合わせ作ります。

木目の方向を直角に交わるように作る事でブロックの歪みを抑え、ブロックが原因で壊れるのを防ぎます。

貼り合わせている図

完成

 

じみ

 

 

 

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