彩雲弦楽器工房

山形市にあるギター等の弦楽器工房です。製作、メンテナンスや修理、改造はお任せください。

剥ぐ

2015年11月29日 | 修理日記

前回の続き

 

外せるパーツを外したら今度はロゼッタみたいなパーツを剥がし、ブリッジも剥がします。

したら、塗膜を薬液で溶かします。

セル部分はかからないようにマスキングしておきます。

薬液で溶かしきれなかった塗膜をスクレーパーやサンドペーパー等で剥がします。

 

今日はここまで

 

 

*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
 お気軽にお問い合わせ下さい。

 http://saiun-koubou.com/index.html

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変身前

2015年11月24日 | 修理日記

かなり久しぶりの修理日記だと思い前回の修理日記はいつかと調べたら1年半も前でした。

今回の修理もめちゃくちゃ気合の入った以来です。

患者はこちら

このギターを変身させます。

どのように変身するかはこのブログで追い追い公表していきます。

お楽しみに。

 

まずはパーツを全て外し加工の準備。

今日はここまで。

 

 

*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
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硬いフレット

2014年04月10日 | 修理日記

フレットの減りが早いという方いらっしゃいませんか?

先日お預かりしたギターもガッツリフレットが減っていました。

一番減るのはローフレットの1,2,3弦あたりでしょうか。

一般的なフレットの素材はニッケルシルバーという物です。

ステンレスフレットは硬く、減りにくいものの音が少しシャープになってしまいます。

そこで「音は変えたくないけれど減りは抑えたい」という方にはEVOフレットをお勧めします。

硬さはステンレスとニッケルシルバーの中間くらいでしょうか。

金色に輝くフレットは見た目もゴージャスです。

この画像じゃよく分かりませんが、試してみる価値はあるかと思います。

倍は長持ちしますよ。

 

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Blue guitar

2014年03月19日 | 修理日記

そ~~と~~久しぶりの修理日記。

ええ、修理もちゃんとやってるんです。

 

今回のネタはリフィニッシュ。

百聞は一見にしかず。

こちらをご覧下さい。

これが

こうなって

こうなりました。

ブルーギターです。

いやぁ綺麗なもんですね。

これはステージ映えするでしょうね。

P.Uもフローティングからマウント式に変更しました。

 

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ダンカンのピックアップ

2014年02月05日 | 修理日記

セイモアダンカンのピックアップで珍しいのが修理で持ち込んでいただいたので久しぶりに修理記事を投稿します。

これはP-90タイプのピックアップとレイルのピックアップをひとつにしたもの。

これを配線によってシリパラを切り替えたり、P-90かレイルを選択したりと組み合わせによっていろいろと音のバリエーションが選べるというのが面白いですね。

P-90とレイルでも全然音のキャラクターが違うのでこのピックアップを載せたギターを1本持っていれば色んな曲に合わせられそうです。

 

 

 

*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
 お気軽にお問い合わせ下さい。
 http://www.saiunkoubou.com/

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ご開帳

2013年11月15日 | 修理日記

夏頃に完成したウクレレですがもうひとつ音が垢抜けないので一旦裏板を剥がしてブレイシングを削る事にあいなりました。

ブレイシングを剥がして裏板を剥がします。

するとこんな感じ

ブリッジプレートから延びているブレイシングを取っ払ってブリッジプレートも厚さ2mmから1mmに薄くしました。さらに表板ロワーバウトのライニング際あたりを軽くえぐるように削ってみました。

試しに裏板をスポーククランプで仮止めして弦を張ってみました。

うん、だいぶ箱が鳴ってきてくれました。

これですよこれ。

思い切ってばらして良かった。

 

 

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ホロー加工

2013年02月01日 | 修理日記
ホームページの修理記事更新しました。

http://saiunkoubou.justhpbs.jp/rehollow.html

修理と言うか改造です。

今回も熱いです。

ソリッドギターのボディをくり貫いてホロウ仕様にするという
有りそで無さそな改造。

ブリッジの下に最小限のブロックを残していますがほぼフルアコです。


いやぁ、面白かった。

こういう作業をしている時はにやにやしながら作業している事が多いです。
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修理記事更新

2012年12月27日 | 修理日記
以前修理内容を紹介していた赤い335が完成しました。

修理の様子をホームページに掲載しましたので興味のある方はご覧ください。

http://saiunkoubou.justhpbs.jp/neckreglue.html
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335の塗装

2012年11月18日 | 修理日記
先日の335の続きです。

可能な限り補色してからクリアーを塗装します。
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テスト

2012年11月14日 | 修理日記
ネックをくっつけた335。
ここで一度弦を張り、2~3日様子をみて問題なければ塗装に入ります。

十中八九問題無いとは思いますが念のため。
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昨日の続き

2012年11月13日 | 修理日記
昨日くっつけたネック接合部のディープジョイント部

こんな感じです。


ここまでやったらまた少しづつ削って微調整します。


そしていよいよ接着
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335の続き

2012年11月12日 | 修理日記
飛行機事故でネックが外れた335の修理の続きです。

前回はここまでやりました。

接合部分の補強までですね。

ネックポケットに入れてみて当たっている所を削って、
ネックの振れ具合やネック角、ボディと接する所の隙間などを見ながら
ちょっとずつ削って行きます。


そこまで終わったら今度はこちら

ディープジョイント部のパーツを接着する準備をします。

マホガニーで作って


接着します。


今日はここまで。
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335の続き

2012年11月12日 | 修理日記
飛行機事故でネックが外れた335の修理の続きです。

前回はここまでやりました。

接合部分の補強までですね。

ネックポケットに入れてみて当たっている所を削って、
ネックの振れ具合やネック角、ボディと接する所の隙間などを見ながら
ちょっとずつ削って行きます。


そこまで終わったら今度はこちら

ディープジョイント部のパーツを接着する準備をします。

マホガニーで作って


接着します。


今日はここまで。
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嗚呼 無情

2012年10月24日 | 修理日記
今日の山形は寒かったですね。一瞬頭に暖房の事がよぎりましたがもうちょっと耐えます。
なんだか今年はずっと忙しかったのですが、やっと落ち着いてきました。


さて久しぶりの修理日記。

写真のギター、飛行機でやられてしまったそうです。
たまにこういう事故で持ち込まれる事があります。やはり扱いが荒いのでしょうか。

中には再起不能な物もありますがこれは不幸中の幸い、きれいにネックが剥がれているのでほとんど傷跡も残らずに直ります。

塗装も入れて今年中には直るでしょう。
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おもしゃいギター

2012年09月16日 | 修理日記
こういう仕事をしているといろんな楽器にお目にかかれます。

今回はグレッチのVikingというギター。



このギターの一番のチャームポイントはこれ

音叉のように見えますが実は音叉なんです。

これをどうするかと言うと

こうなります。

いいですねぇ。
グレッチはこういう独創的な発想が好きです。

要するに弦に音叉を触れさせて音叉の共鳴音を楽しむという事なんだと思うのですが(あくまで私の見解です)例えこういう発想があっても実際作ってしまうところが凄いと思います。

やる前からいい訳ばかりしないでとにかくトライ&エラー(このギターをエラーと言っているわけではありません。念の為に)。
見習いたいものです。
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