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天秤棒(てんびんぼう)

九十九里浜南端の町「緑と海と太陽の一宮」でEM菌を活用した自然農法により、自然と仲良く農業をしています。

夏越の大祓い

2016年06月30日 | 上総国一の宮『玉前神社』
玉前神社から授かった赤御幣を玄関へお祀り

6月30日は『夏越の大祓い式』です、日常生活において知らず知らずに犯している罪や穢(けが)れを祓い清め、神様から頂いた浄い心身に戻り、夏に向けての活気活力を養う伝統的な行事、日頃目まぐるし日々を送る私達にとって意義深い神事ですね。 拝礼

秋の大祭

2011年09月13日 | 上総国一の宮『玉前神社』
大同2年(807)創始と伝えられている『上総十二社祭り』が13日秋空の下で開催された。房総半島最古とされ千葉県無形民俗文化財の浜降り神事、上総國玉前神社の御祭神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)に中心する神々が年に一度ゆかりの釣ケ崎海岸で再開する伝統の事。

九十九浜を疾走する玉前神社神馬

午後3時05分大勢の担ぎ手に担がれ玉前神社若宮・大宮の到着

かつては6神社から2基ずつの神輿が出たところから『十二社』と名付けられたが、ここ数年一宮町やいすみ市の5神社から9基の神輿が集結。


震災復興を祈願し、掛け声とともに9基の神輿を一斉差上げ

今年は東北被災地の女性たちが作った『ミサンガ』を担ぎ手が身に付け、釣ケ崎祭典場で震災復興祈願のため、掛け声とともに9基全ての神輿を一斉に高く持ち上げる『一斉差上げ』、会場に大きな拍手が湧き上がった。

少し古い(平成17年)ですが、齋藤農園のHPに「上総のはだか祭り」をUPしてありますので、ちょっと覗いて見て・・・
『玉前神社の祭典・上総のはだか祭り』http://www.saitofarm.com/tamasakisama%20saiten.htm


はだか祭り

2009年09月13日 | 上総国一の宮『玉前神社』

房総半島最大の浜降り神事と言われている『上総十二社まつり』行われた。このお祭りは大同2年(807年平安時代)に始まったと言われ、古式を守る祭礼として千葉県の無形民俗文化財に指定されている。

神々が上陸した言い伝えられる一宮町東浪見地先の釣ケ崎海岸を祭典場には、近隣の各神社から9基のお神輿が集まり神々の再開を祝って式典、今年は日曜そして秋晴れの良い天気、広い祭典状も担ぎ手と大勢の観客で大賑わいであった。


玉依姫の申し子達(玉前神社境内にて)


近隣の神社から釣ケ崎祭典場を目指して



南宮神社を先頭に九十九里浜を疾走


隣のいすみ市から中原・泉のお神輿が到着


玉前神社の神馬到着


再会を祝って高々と差し(南宮・椎木・谷上・綱田)


泉の赤神輿、玉前神社若宮・大宮


玉前神社「大宮」の鳥居くぐり

総会

2009年07月08日 | 上総国一の宮『玉前神社』

千葉県無形民俗文化財連絡協議会の総会が千葉県立美術館で開催され出席をした。この県無形民俗文化財は県内で63件64団体が指定されており、我が一宮町では、「玉前神社神楽」「東浪見甚句」そして「上総十二社祭り」が指定されており、上総十二社祭り会員しとて保存会会長、睦沢町岩井の鵜羽神社総代会会長と出席


春季祭礼

2009年04月13日 | 上総国一の宮『玉前神社』
祭主以下参進


玉前神社では一宮町長をはじめ各界の皆さん、氏子崇敬者そして修理事業奉賛者など大勢の方々の参列を頂き春の例大祭が行われた。今年は御社殿が改修中で参集殿での仮殿で平安と五穀豊穣そして弥栄を祈念して祭典が斎行された。
また併せて、今回退任される地区の世話人への感謝状の贈呈と春まち奉納剣道大会の優勝者の表彰が行われた。






玉前雅楽の皆さんと地元中学生の巫女による「浦安の舞」が奉納された。この舞は昭和天皇の『あめつちの 神にぞ祈る 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を』との御製(天皇・皇族の作った詩文や和歌)をもとに、昭和十五年・皇紀二千六百年を奉祝して時の宮内省楽長、多忠朝氏により作曲・振り付けされたそうです。


宵まち

2009年04月12日 | 上総国一の宮『玉前神社』
湯立て神事


上総國玉前神社では明日13日「春まつり」が斎行されますが今日はその宵宮祭、例年春季祭は神賑行事が少なく頭を悩ませていましたが、今年は宮司も変わり新たな行事を試みてみた。



一宮商業高校の茶道部の皆さんによる野点


花園流日本舞踊奉納の皆さん


知恵の輪くぐり神事


先ず県内の酒造会社の『醸造安泰祈願祭と酒祭り』、神楽殿で『花園流日本舞踊奉納』、第一境内では無病息災を祈る古式ゆかしい巫女神楽による『湯立て神事』、子供の成長を祈る『子供花まつり』4~13歳の男女が平安装束を着て知恵の輪くぐり神事と祈祷などなどの神賑行事を行った、今年は日曜日でもあり終日境内は大勢の客で賑やかであった。




皮むき

2009年04月05日 | 上総国一の宮『玉前神社』

玉前神社では、吉例の春まつり(4月13日斎行)の第二回目打合せが地域の世話人や役員などにより開かれ、併せて『幟さお』の皮むきを神社駐車場でご奉仕しいただいた。
この幟さお、秋の大祭(9月13日斎行)に第一境内に建てる『幟』の竿で、今まで使用していた竿は可也古く老朽化し危険なためこの度新調、先月隣町の睦沢町の山から伐り出し皆さんの手を借り皮むき、長さ約25メートルを2本、2~3人では気の遠くなる仕事だか、世話人24人の手により、鎌、バール、竹ヘラ、仕上げは電動ブラッシにより約2時間で完了。“お疲れ様でした”


桜の開花

2009年03月25日 | 上総国一の宮『玉前神社』

玉前神社では24日、本殿脇の基準木のソメイヨシノ桜が開花した。午後2時すぎ玉川一宮町長に氏子を招いて『上総國の桜の開花宣言』を行った。祈願の後、巫女が速神楽(はいかぐら)の舞が奉納され、桜湯と桜饅頭が振る舞われた。



この開花宣言、一宮町環境基本条例(平成18年4月1日)の施行を期に、一宮町の自然観察グループ「一宮ネィチャークラブ」が平成19年より実施した。今までの開花状況は平成19年は3月28日、昨年は3月25日と年々早まって来ている。これも温暖化の勢い・・・




今後、4月12から13日、春季祭礼が開催される。12日正午から「湯立て神事」、13日には「浦安の舞」、「上総神楽」などが奉納される、詳しくは玉前神社へ



清祓い

2009年02月28日 | 上総国一の宮『玉前神社』
御社殿の四方お祓い


上総國の玉前神社では、上総十二社祭り(千葉県無形民族文化財)創始千二百年を迎え事を期して、御社殿の改修を主とした奉祝事業を平成18年度から実施しております。
いよいよ本殿の改修工事に着工、本日(2月28日)を佳き日と定め、御社殿修理工事の起工式が玉前神社社殿修理委員、設計管理者、請負業者など関係者参列のなか執り行われた。



日柄も良く結婚式・・・おめでとうございます・・・



氏神様の祈年祭

2009年02月17日 | 上総国一の宮『玉前神社』

上総國の玉前神社では、栗原宮司祭主のもと、神社役員、神饌田の田長、耕作長、氏子崇敬者などが参列し、玉前雅楽会の皆さんが雅楽を奏でるなか厳かに祈年祭が斎行された。

日本人は古来、春のはじめになると神様は里に降りられ、秋の収穫が終わるとともに山に還られるとの信仰から、春のはじめに、その年の五穀豊穣と国家国民の繁栄を祈る祭りを行います。

節分追儺祭

2009年02月03日 | 上総国一の宮『玉前神社』

季節を分けることから『節分』というそうですが、上総國一之宮玉前神社では一宮町長、観光協会、金融機関、JR駅長まどの来賓の方々、時津風部屋の“双嵐山(そうらんざん)”“木曽満(きそみつる)” そして年男・年女の人達などによって『節分追儺祭』が執り行われた。



祈祷後、3時すぎ本殿と神楽殿から里に春と福を招く『豆まき』が行われ、その後5時、7時と3回行われた。



元宮の祭礼

2009年01月27日 | 上総国一の宮『玉前神社』

昨日1月26日は月と日がほぼ同時刻に昇る旧暦の元旦、玉前神社の元宮と伝えられている一宮町綱田地先に鎮座している『神洗神社』の祭礼が斎行された。この神洗神社には、玉前神社のご祭神「玉依姫命」と「鵜芧葺不合命」、姉神の「豊玉姫命」と「日子火々出見命」が祀られており、神代の昔、ご祭神が海から上陸された時にその身体を洗われと伝えられている池が参道脇に今でもその形を残しており、神洗池と称されいる。


御霊移し

2009年01月18日 | 上総国一の宮『玉前神社』

上総國一之宮玉前神社では、上総十二社祭り(千葉県無形民族文化財)が平成18年に創始千二百年を迎えた事を機に、御社殿の修理を中心とした千二百年を奉祝し記念事業を行っている。
昨日、1月17日を佳き日とし、昨年奉祝行事の一環として完成した参集殿に仮殿を設け、本殿修理の期間中「御霊」をお鎮まりいただくため、遷座(神仏の座をほかへ移すこと)祭を斎行された。



夜10時過ぎから、神職、神社役員が白装束に着替え本殿で祝詞奏上後、境内のすべての灯りを落とし、御霊を絹傘(白い布)で囲い雅楽の演奏されるなかゆっくりと仮殿へご遷座



ご奉仕

2009年01月02日 | 上総国一の宮『玉前神社』

大晦日の夜から元日二日と玉前神社で迎春の手伝い。
小生初祈祷の受付を担当、初詣客は天気の良いせいもあるかも知れないが、昨年に比べると多い、特に元日は、夕刻五時近くまで長い行列、祈祷の受付も一時は行列。

しかし、ご祈祷者は参拝客に比して少ない、そして初穂料(祈祷料)も五千円の方が殆どて感じ、暮れの新聞に、初詣は景気が悪いから参拝客は多いが、賽銭はそれほどでないのではと書かれていたが、成るほどと何か変に納得。

参拝研修

2008年11月27日 | 上総国一の宮『玉前神社』

神社総代会長生郡市支部では平成20年度事業の一環として、県外神社参拝研修を25、26日、長生郡内の神社総代、宮司さんなど101人の皆さんの参加を得て一泊二日で実施した。
今年は、下野國一之宮『宇都宮二荒山神社』と世界文化遺産に登録されている『日光東照宮』の正式参拝を行った。


宇都宮二荒山神社の昇殿参拝


二荒山神社は神橋で有名な日光二荒山神社もありますが、今回は宇都宮二荒山神社(元國幣中社)、栃木県内には由緒ある神社は十一社あるなかで名神大社はこの二荒山神社のみで代々城主が社務職を兼ね「宇都宮大明神」と称し、郷土の祖神・総氏神さまとして篤い信仰を受けて来たそうです。



日光東照宮にて神職より説明を


最後に客殿にて直会


上から「干瓢」「唐辛子のシソ巻き」「お頭付のお魚」「お神酒」


日光東照宮には何度か参拝に行きましたが、御社殿へ昇殿しての参拝は初めて、現在、東照宮では平成28年(2016)の御祭神徳川家康公400年式年祭が計画されており、その記念事業として、平成19年にり御本社修理事業「平成の大修理」が実施中でした。拝殿は修理中のため、普段は一般の方は入れないと言われてます「将軍着座の間」で参拝が出来ラッキー感じ。この将軍着座の間は立派を通り越し“すごい”特に高い格天井は絵では無く日光杉に彫り物がされており、さすが将軍の間って感じでした。
御本社内は全て撮影禁止のため画像無しです。