昨日、「カメムシの仕業」と題して、新高梨がカメムシに吸汁され変形した梨の記事をUPしたが、仕業とは何事だとカメムシに何か怒られそう、カメムシにはカメムシの言い分はある。皆さんカメムシ語は分からないと思うので、小生がわが家の梨畑のカメムシに聞いてみた。
カメムシが言うには・・・
●人間様は我々カメムシを害虫とよんでいるが、極普通の節足動物の昆虫類に過ぎない。
●別に人間様に対し嫌がらせをしようとしている訳ではない。
●私どもの仲間には、稲や果樹を好む奴もいれば、肉食を好む仲間もいる、人間様はハナカメムシ類などを害虫防除に天敵として利用されているのではないか。
●生きる為にそれぞれが好きな物を必要なだけ有り難く頂いている。
●悪臭を放つと言うが、普段から臭いを出している訳ではない、外敵に襲われそうになったときの防衛処置として放つ、そして仲間に対しては警報信号でもある。
●人間様は我々が一寸目立てば、殺虫剤で皆殺しをしようとする。
●しかし物陰に隠れ難を逃れる者、薬より強い者がいる、決して皆殺しにはならない。
●人間は更に強い薬を開発する、でも滅多な事では絶滅はしない。
●そんな事をしているから、太古昔から続いてきた生態系が崩れ、地球環境がおかしくなっちゃったのではないの。
●人間様は高度成長とともに、それまでの土の『地力』に変えて『資本力』で生産する農業に変えたから、お互いの住み分けがうまく行かなくなっちゃった。
小生、カメムシ語は得意ではないが以上の様な事を言っていた、まだまだ言いたい事はあるが、今日はここまでにしておくとの事。
カメムシの話ではないが、『今生きている生物が100年も200年後にもご機嫌良く生きられる環境でなければ成らないね。』
その為にはどうすれば・・・