天秤棒(てんびんぼう)

九十九里浜南端の町「緑と海と太陽の一宮」でEM菌を活用した自然農法により、自然と仲良く農業をしています。

掃 除 

2006年09月30日 | 農園の米づくり
9月も今日で終わり、今月は梨の収穫、お米の刈取り、そして玉前神社の千二百年の大祭と何かと忙しい月でしたが、ここに来て新高梨の収穫は続いているものの、お陰様で一段落です。





今日は「コンバイン」の掃除です、我が家のコンバインは2条刈りと小さな機械ですが、掃除をすると機械の中から籾が結構出てきます。今年の秋は天候に恵まれ田んぼが乾いておりましたので、足回り(クローラ)はキレイで掃除は楽でした。奇麗に掃除をし各所に油を注し、また来年の収穫時期まで倉庫でお休みです、お疲れ様でしたまた来年も宜しく・・・。

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はさみ

2006年09月29日 | 農園の梨づくり
現在、晩生梨の新高も終盤ですが、わが家では新高の後、最後に『新雪』と言う品種の梨が11月中旬収穫になります。新雪は収穫期になりましたらUPしますが、今日は、梨作りに欠かせない『鋏』の話です。

冬場の整枝剪定作業に「剪定鋏」、春には花芽の整理や摘果作業に「摘果鋏」、そして秋の収穫には「軸切鋏」などと一年の間には色々な鋏を使用します。






画像は現在活躍中の『軸切鋏』です、この鋏も色々な形の鋏がありますが近年はこんな形の鋏を使用しています。

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2006年09月28日 | 季節のかおり
細かい露が綺麗に降りていました。
これが冬になると「霜」に



タオルで拭いてみました。
画像データーを見ると2006.09.28 5:59でした。


今日は早朝より非常に良い天気、まさに「天高く・・・」で午前中は雲もひとつ無く真っ青な抜ける様な空で、一寸汗ばむ陽気でしたが気持の良い日でした。

明るい朝に誘われ外へ出で見ると、車に露が綺麗に降りていましたので近付いてバックミラーを撮ってみました。

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根の働きが

2006年09月27日 | 農園の米づくり
右側は慣行農法
左側は我が家のEM自然農法

千葉県の平成18年産のお米の作柄は8月15日現在で『やや不良』と発表されています。今日の日本農業新聞の地方版に「最後まで根が働かず」と題し、千葉県大網白里町の精農家Tさんが今年4月から6カ月間の天気、気温、地温の最低・最高値を大学ノートに記録して、平均気温との差を比較し独自で原因分析をしたと載っていた。

今年産は、
①稲のわらが高温時に分解したため、ガスが発生して根腐れが起きた。
②低温期間が長く、中干しをためらう農家が多かった。
③栄養成長から生殖成長への借り換え時に積算温度が不足し、例年の順序で止め葉が作れなかった。
④光合成が不十分で、でんぷん蓄積が少なかった。
⑤出穂期が2週間続いたこともあり、くず米が多くなった。
などが影響しその結果、穂数、登熟歩合、千粒重を落としたという。



自然農法の田んぼは「ひこばえ」も「草」も元気
既に二番穂も見える。



慣行農法の田んぼでは半月経っても、根が・・・



記事のタイトルが「最後まで根が働かず」と題してあるが、確かに今年の稲、刈取り後の様子が例年に比べおかしいと思っていた。通常稲刈り後に2~3日で「ひこばえ(刈取った株から新たな芽を出す)」が発生するが、今年は半月経ってもいくらも出ていない田んぼが多い、明らかに根が健全ではない。

今年の様な異常気象でも根が元気で活躍・活動出来る『土作り』が必至。化学肥料は楽で効きも良く便利ですが、こう言う年はダメージも大きい、手間が掛かっても自然と仲良く有機資材を主体に、根気良く土作りをすれば、土がお米を作ってくれる、これが有機栽培、自然農法の原点です。

画像は何れも9月27日am6:35頃の撮影です。



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カメムシの主張

2006年09月26日 | 農園の梨づくり

昨日、「カメムシの仕業」と題して、新高梨がカメムシに吸汁され変形した梨の記事をUPしたが、仕業とは何事だとカメムシに何か怒られそう、カメムシにはカメムシの言い分はある。皆さんカメムシ語は分からないと思うので、小生がわが家の梨畑のカメムシに聞いてみた。

カメムシが言うには・・・
●人間様は我々カメムシを害虫とよんでいるが、極普通の節足動物の昆虫類に過ぎない。
●別に人間様に対し嫌がらせをしようとしている訳ではない。
●私どもの仲間には、稲や果樹を好む奴もいれば、肉食を好む仲間もいる、人間様はハナカメムシ類などを害虫防除に天敵として利用されているのではないか。
●生きる為にそれぞれが好きな物を必要なだけ有り難く頂いている。
●悪臭を放つと言うが、普段から臭いを出している訳ではない、外敵に襲われそうになったときの防衛処置として放つ、そして仲間に対しては警報信号でもある。
●人間様は我々が一寸目立てば、殺虫剤で皆殺しをしようとする。
●しかし物陰に隠れ難を逃れる者、薬より強い者がいる、決して皆殺しにはならない。
●人間は更に強い薬を開発する、でも滅多な事では絶滅はしない。
●そんな事をしているから、太古昔から続いてきた生態系が崩れ、地球環境がおかしくなっちゃったのではないの。
●人間様は高度成長とともに、それまでの土の『地力』に変えて『資本力』で生産する農業に変えたから、お互いの住み分けがうまく行かなくなっちゃった。

小生、カメムシ語は得意ではないが以上の様な事を言っていた、まだまだ言いたい事はあるが、今日はここまでにしておくとの事。

カメムシの話ではないが、『今生きている生物が100年も200年後にもご機嫌良く生きられる環境でなければ成らないね。』
その為にはどうすれば・・・   

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カメムシの仕業

2006年09月25日 | 農園の梨づくり
袋掛け(6月下旬)前にカメムシが制作?
見方によれば芸術品


今年は春先から「カメムシ」の越冬頭数が多く、果樹や水稲に対しカメムシに関する注意報が出されていました。わが家では現在、後半戦の「新高梨」の収穫中で、新高は袋をかけて栽培しておりますが、園の外周部から収穫した梨の袋を剥いたら画像の様な新高梨が収穫出来ました、袋を掛ける前にカメムシの仕業。でも此処までやられると、もっと面白い形の物が無いかなと袋を剥く瞬間に期待もする・・・

早生梨の幸水に対するカメムシ君達の作品は、以前8月13日にUPして有りますので、一寸アクセスして見て下さい。『カメムシの芸術



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紅 白 (Lycoris)

2006年09月24日 | 季節のかおり
今年の彼岸花は昨年に比べ少し早いようですが、丁度彼岸に合せた様に真っ赤な花が各所で開花しております。一般には赤花ですが白花の彼岸花もあり、紅白と目出度く咲く誇っています、とは言っても・・・







彼岸花の別名は「曼珠沙華」と言いのが普通で、花言葉は「悲しい思い出」とのことで、別名が多いので調べてみますと、全国各地では、「ユウレイバナ」とか「シビトバナ」、「ハカバナ」、「カジバナ」などと呼ぶ所もあり、一説では1000余りあるとかと言われています。『彼岸花の別名は?

となり街の 茂原公園 では、彼岸花の親戚の『キツネノ剃刀』が8月中旬にオレンジ色の花が目を楽しませてくれました。
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真 西

2006年09月23日 | 季節のかおり
台風の影響で一寸風が強い物の今日は墓参り日和、我が家のご先祖様が眠る共同墓地には朝からたくさんの墓参り客が訪れ、辺り一体はお線香の匂いが漂っておりました。




秋分の日は昼と夜の長さが同じで、お天道様が真東から昇り、真西に沈むといわれており、朝日は我が家の前の道祖神(字名)の山からの御来光、夕日は睦沢町川島の川瀬橋から真西へ沈む夕日を撮ってみました。



6時17分 雲間からピカリ



真西に沈む夕日が浄土への道を示す『合掌』 (17:26カッシャと)



今日は強い風がゴミを一掃したか夕日は非常に綺麗、秋分の日は夕日が極楽浄土への道しるべとなると言われておりますが、刻々と沈む夕日を見ていると、たしかに、その彼方に「極楽浄土」がある様にもみえ、沈む瞬間は自然と手をあわせ『合掌』。
ご先祖様どうもありがとう


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秋向日葵

2006年09月22日 | 季節のかおり




澄み切った青空に黄色い花、秋咲きの向日葵かな・・・
いやいや、草丈を3メートル位に伸ばした『菊芋』です。今、秋の太陽を全身に享けて満開、これから気温が下がってくると地下茎の芋がどんどん成長してきます。近年健康食材として人気上昇中です。

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ムラサキシキブ

2006年09月21日 | 季節のかおり



初夏の庭先に薄いピンクの小さい花が咲いていた、「ムラサキシキブ(コムラサキ)」、秋の気配とともに優美な紫紅色に色付きはじめ、朝日を受け小さな紫色の実は更に耀きを増して見えていました。
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彼岸の入り

2006年09月20日 | 季節のかおり
咲き始めた金木犀


今日20日は秋の彼岸の入り、雲一つない「澄み切った秋晴れ」の日でした。彼岸の中日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりであると言われております。

普段は仕事に追われ、先祖に対する感謝がつい疎かに成り勝ちですが、年に2回の彼岸は、万障繰り合わせて、中日にはお墓参りをし、仏様には季節の果物やおはぎをお供えしご先祖様へ感謝をしなければと思う次第です。 『合掌』。



通りすがると秋の香りが・・・


今朝出勤の折り、勤務先の庁舎西側に植えてある『金木犀(キンモクセイ)』、北西の風を常に受けているせいか、秋をいち早く感じて花が開き始め、辺りに良い香りを漂わせ秋の香りを感じました。

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EM活性液

2006年09月19日 | EMコミュニティー
EM3兄弟と糖蜜
そして200㍑の拡大活性装置(ミラクル)


近年EM菌を活用して水質浄化や悪臭の対策に利用が増えています、千葉県内では、白井市立第1小学校で「プールの清掃」、館山市ではNPO法人安房の海を守り育む会が取り組む「館山湾の浄化活動」、勝浦市では朝市会場の脇を流れる川の「悪臭対策」に、EM菌を『活性液』・『とぎ汁(お米)活性液』や『EM団子』などに醗酵増量して大きな成果を得ています。

国内では大きな所では、瀬戸内海沿岸の産・学・官・民」が一体となって「NPO法人瀬戸内海環境会議」による豊かで生命力ある海に戻すことを目指して、大阪漁連による道頓堀川の浄化にEM団子(元気玉し称して)を投入、EMボカシネットワークによる「日本橋川の浄化作戦」、松本市教育委員会主催でEMを使って「国宝松本城のお堀をきれいにしよう」と、今全国各地でその輪と広がっています。
他の事例は「NPO法人関東EM普及協会」のHPへ



PH(ペーハー)が3.5以下に下がればOK


この度、長生郡長南町の小学校では、「EM活性液」をプールに投入して水の汚れや、使用前のプール清掃に役立て様と、プールの終わった今と春先にそれぞれEM活性液150リットルを投入して効果を見る事となり、長南町の町議会の教育民生委員長から依頼を受け、わが家の活性装置(EMミラクル)でEM100倍活性液を作り、今日1回目の150リットルを投入したとのこと。

今まで、市や町の行政機関で「EM菌は」と毛嫌いしておりましたが、最近は市役所などで拡大活性装置を設置し、活性液を住民に配り環境浄化などに活用する所が多くなって参りました。小生はEM菌を活用して早10年、一層の啓蒙・啓発に努め、活用方法に更なる磨きをかけ、農業に地域環境にと改めて頑張る所存であります。

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秋の気配

2006年09月18日 | 季節のかおり
先ずは、今回の台風13号は沖縄・九州そして四国・中国地方にかけて甚大な被害をもたらしました、亡くなられた方のご冥福と被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

千葉の上総地方も、昨晩から台風の影響か時折り強い雨が降り、本日も午後3時過ぎまで降ったり止んだり、そして蒸し暑い日でした。夕方買い物に出かけた折り、隣村、長生村の鵜沼堰の畔にコスモスが咲いていましたので車を停めてカッシャと・・・







コスモスの異名は『秋桜(あきざくら)』と言うそうですが、これから秋が深まるに連れ、色々な所で綺麗なコスモスに出会えるのを楽しみにしています、そして良いカメラスボットと出会いましたらまたUPします。

鵜沼堰は、長生郡長生村七井戸地先にある農業用ため池で「へら鮒」のメッカで、週末には沢山の太公望が竿を垂らしております。


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刈取り

2006年09月17日 | 農園の米づくり
3年前に黒米(アサムラサキ)の中から一株だけ「草丈・茎・籾」が一段と大きな稲株が出来た、籾を開いてみると「黒米」、アサムラサキは改良種なので原種に返ったのかどうか解らないが、あらゆる物が大きい。



食味は不明だかその種を選抜して植えてきた、今年はどうやら食べられそう。今日はその「?黒米」を刈取り梨畑で幸水の木蔭へ掛け自然乾燥です。
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黒米の脱穀

2006年09月16日 | 農園の米づくり
バインダーによる刈取り (9月9日)
それにしても草がすごいね!。



幸水の木蔭で自然乾燥



ハーベスターによる脱穀作業


今日は9月9日刈取った黒米(アサムラサキ)の脱穀作業です。収穫の終わった幸水の木蔭で自然乾燥した黒米をハーベスター(自走式脱穀機)で脱穀。

現在は、コンバインと言う機械で刈取り・脱穀と同時に行う方法が殆どですが、刈取った稲をそのまま自然乾燥をすると、茎の中の栄養が乾燥中に稲穂に移り籾も時間を掛けて乾燥するので、美味しいお米に仕上がります。

しかし農業機械の開発が進んだ現在、経済性や時間などを考える、手間暇が掛かる自然乾燥は小面積ならば可能だが、通常ではちょっと難がある。でも、つい30年前くらいまでは、極普通に行っていた農作業だが、もう元えには返れない。




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