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天秤棒(てんびんぼう)

九十九里浜南端の町「緑と海と太陽の一宮」でEM菌を活用した自然農法により、自然と仲良く農業をしています。

月見の宴

2007年07月30日 | 上総国一の宮『玉前神社』

昨日、玉前神社雅楽会と東葛雅楽会により、一宮海岸の地曳小屋前砂浜で『月見の宴』が開催されました。昨日29日は月齢から行くと満月、天気であれば太平洋の海原から真ん丸の月があがる日ですが生憎の曇天、月は見えないものの夕闇せまる6時30分過ぎから太平洋の大海原に悠久の調べ、雅楽の世界に浸るひとときでした。

利尻礼文サロベツ国立公園

2007年07月29日 | 我が家・近隣の出来事
利尻富士と東日本海フェリー

先週25日から3泊4日で「利尻・礼文 さいはてグルメの旅」と言うツァーに妻と2人で参加した。日本列島の北の端にそれぞれの個性を持つ二つの島、花と鳥と味覚の島、美しい最北の楽園

以前、屋久杉を見に鹿児島県の「種子島・屋久島」へ訪れた際、帰りの飛行機の中で見た日本列島(空路の地図)の地図を見て、「種子島屋久島」は日本列島の南の端、北の端に「利尻島礼文島」と同じ様な二つの島だなと思い、何時かは利尻礼文島へも行って見ようと考えていた。



1日目は
羽田から新千歳空港へ、バスにて R232を北上、途中「鰊番屋」、「サロベツ原生花園」に立ち寄り、稚内全日空ホテルへ
2日目
稚内港からフェリーで礼文島 香深港(約2時間)へ、桃岩~知床約7㌔のハイキングを含む礼文島内観光、船泊村のプチホテルコリンシア泊
3日目
礼文島から利尻島鴛泊(オシドマリ)港(約40分)へ、姫沼周遊ハイキングなど利尻島の島内観光、そして利尻富士温泉の利尻マリンホテルへ泊
4日目
利尻島から稚内港へ、北防波堤ドームそして北緯45度31分の「宗谷岬」へ日本最北端証明書を頂き新千歳空港から帰路へ。

詳細は後ほど改めて投稿します。

気になる天気

2007年07月23日 | 農園の梨づくり
気象庁では今日、九州北部・四国・中国地方が梅雨明けしたと発表されましたが、関東甲信地方はここに来て本格的な『梅雨』、毎日ジメジメと小雨、曇天そして気温も低い。暦の上では『大暑』なのに・・・
わが家では幸水梨が収穫まで約1週間、今の時期日に日に果実が育つ、最大の肥大期ですが、この天気では足踏み状態って感じ。
梨に限らずこの陽気では、お米を始め農産物全般に日照不足と低温が気掛かり・・・、
“お天道様宜しくお願いします”

活性化

2007年07月22日 | 我が家・近隣の出来事

何とか街に元気を取り戻せないかと一部で話しを進めて参りましたが、昨秋、英国・ケンブリッジ生まれの建築学者で千葉大工学デザイン工学科のマーティン・N・モリス助教授が隣町で開催された古民家シンポジュームに参加された際に縁あって玉前神社を知り、本殿・拝殿そして旧社務所の建物の美しさに魅せられ、神社周辺に残る店蔵や古民家などの古い建物を学生と共に調査し、この貴重な遺産を上手に活用すると良いのではないかと提案。

そこで一宮町のシンボルである「玉前神社」を中心に、歴史・建物・景観・食・農等など一宮町独特の資源を活用して地域の活性化を図るべく有志に呼びかけし始めての会議が玉前神社斎館で開かれた。
第一段として、現在閉店している神社前の店蔵、持ち主の理解・了解を得られれば、参拝客や町内の人達が楽しめるお店にリニューアルしようと、そして具体的に事業を展開していくためNPO法人を立ち上げる準備も進める方向で話し合われた。

なお、モリス氏は今までの調査を基に、8月18日(土)仮称「一宮町の歴史を活かす」と題してシンポジュームを開いてくれる話、正式に決まりましたら改めてご案内いたします。

現地確認

2007年07月18日 | 我が家・近隣の出来事

気象庁では今日18日、九州南部で梅雨明け様子と発表されましたが、関東地方ではまだ梅雨本番って感じで、朝から霧雨みたいな雨が降ったり止んだり。
そんな中、先に提出ちばエコ農産物”の「栽培計画書・管理記録簿」の認証申請に基づき、現地の確認に千葉県長生農林振興センターから担当官が来家され、日本なし3圃場、水稲4圃場の現場確認が実施されました。特に書類、圃場は問題は無いとの事で近々、認証通知が発効される予定


あんどん祭り

2007年07月17日 | 上総国一の宮『玉前神社』

昨晩、玉前神社では台風の影響で順延されていた「あんどん祭り」が午後7時から地元小学生の児童達により行灯に点灯され、合わせて神楽殿では玉前雅楽会による雅楽演奏が奏でられるなか開催された。

本来、14日「宮薙祭」に続いて行なう予定でしたが、生憎の雨のため16日に延期された、この「あんどん祭り」このところ玉前神社の夏の風物詩として定着し、神社崇敬者や氏子等から「願いごと・献歌・献句」等が書かれ奉納された行灯を境内に飾り、夕闇迫るなか点灯され、時間の経過と共に柔らかいロウソクの灯りに浮かび上がる「あんどん」と、私たち日本人の遺伝子に優しく響く「雅楽の調べ」に境内は暫し幻想的な世界が・・・

読経大会

2007年07月16日 | 我が家・近隣の出来事

台風一過の今日、天台宗南総教区第7部壇信徒で「読経大会」が隣町の新上総国三十三観音霊場第五番札所「歓喜寺」で開催され、わが家の菩提寺であります地福山東榮寺の代表としてT氏と二人で出席した。先ず歓喜寺御詠歌会の皆様により、仏教音楽であります「御詠歌」が定められた作法にのっとり鈴鉦を用いて心を清浄にして二曲が奉詠され、その後歓喜寺のご導師の先導に続いて出席者約50人により「般若波羅蜜」を読経した。
続いて長南町の「般若寺」椎名住職から「仏像」について講話を頂いた。椎名氏は若い時から仏像に興味を持ち、自分でも仏像を彫り続け35年になるそうです。中途から仏門の世界に入り現在では般若寺の住職を務める傍ら仏像教室も開いているそうです。



一隅を照らすもの
  これ即ち国宝なり “最澄”

天台宗開祖の著書「山家学生式」から。家庭や職場などそれぞれの場所で自分の力を生かして精いっぱい努力する人は皆、何者にも代え難い大事な国の宝だと説いた。

天台宗では、開宗1200年慶讃大法会が平成15年4月から20年3月まで斎行されており、期間中に壇信徒の「総登山」「総授戒」「延暦寺壇信徒会館の改築工事」「浄土院御廟屋根葺き替え工事」「浄土院参道改修工事」等などと大きな事業が展開され、私ども南総教区第7部壇信徒会でも役員のお骨折りにより、その行事に参加させて頂き、自己本来の仏性に目覚めた感じです。『合掌』

ひと安心

2007年07月15日 | 農園の米づくり

心配された台風4号(マンニィ)、お陰様で沖合いに反れて九十九里沖を通過していただき、わが家では之と言って被害も無くひと安心です。しかし7月の台風としては最強と言われた台風4号、暴風雨により列島に大きなつめ跡を残した。亡くなられた方のご冥福を祈り、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

午後3時過ぎには雨風も治まり田んぼの様子を見に出かけてみると、台風が沖合いを通過して安心したのか、コシヒカリがチラホラと穂が出始めていた。昨年の出穂を調べてみたらコシヒカリは7月18日に確認している、今年は2~3日早い。

対策

2007年07月14日 | 農園の梨づくり
台風4号が日本列島を串刺しする様な予想進路、7月の台風としては観測史上最強のクラスではないかと言われ、沖縄や九州地方では大雨、強風で被害の様子がニュースで流れていましたが、関東地方には15日ごろ接近・通過する予想。

願わくば、直撃は避け沖を通過と願うものですが、人間の力ではどうしょうも無い話、今梨の実は日に日に肥大し来月早々には収穫が始まる。果実の肥大に伴って梨棚も次第に垂れ下がってきており、台風による強風で棚が上下に揺らされ果実の落下やスレが予想される。

そこでEM活性液のストックに利用している18㍑のポリタンクに水をいれ、棚の所々を紐で固定し揺れ止めを設置し台風対策をおこなった。

エコファーマー

2007年07月11日 | 農園の梨づくり

一宮・岬梨組合では「環境に優しい農業」の推進と少しでも「有利に販売」するため、国の認証制度である『エコファーマー』を組合員全員で取得しようと説明会が開催された。
取得後は出荷箱にエコファーマーのマークを印刷する計画、従って取得されない組合員はグリーンウェーブ(出荷場)へ出荷できなくなる。
このエコファーマー、現在全国で127,266人(平成19年3月末)が取得しており、果樹王国の福島県では15,739人と全国で一番、千葉県では農業生産高の全国一位・二位を誇る割りには1,572人と少ない。

一方千葉県では、「ちばエコ農産物」と言う県独自の認証制度を作り、環境にやさしい農業と消費者の皆さんの信頼に応える「安全・安心な農産物」をお届けするため、「水稲(お米)」をはじめ、「だいこん」「キャベツ」「にんじん」、そして「すいか」や「なし」など、合計51品目が「ちばエコ農産物」として栽培されています。


発芽

2007年07月10日 | 我が家・近隣の出来事

1週間前(7/4)に味噌豆用に種蒔きをした大豆、今朝状態を確認に行ったら、「カラス」や「ハト」にもやられず良く発芽し本葉も展葉を始めている、後は「野うさぎ」の食害(もう一寸の期間)に遭わなければ良いが・・・。

余談だけど
最近は、人家の近くでも「タヌキ」や「ハクビシン」、「キジ」などなどの鳥獣による農作物の被害が多く、その対策に手を焼いている。

ちばエコ農産物の申請

2007年07月09日 | 農園の梨づくり

『ちばエコ農産物』のロゴマーク

昨年に続き今年も梨の栽培について、「ちばエコ農産物」として栽培しており、今年19年産収穫する梨の認証を受けるため、今日「栽培計画書・管理記録簿」を添え千葉県長生農林振興センターへ申請書を提出、また合せて次年度の栽培計画認証書類を提出。

今後、提出した「栽培計画書・管理記録簿」を審査し、今月下旬には現地検査後正式に認証される予定です。

すそもの

2007年07月05日 | 農園の梨づくり

梨の管理作業も収穫まで、もうひと手間。今年の開花は平年並みか、やや遅れましたが、その後の天候に恵まれ病害虫の発生も少なく、玉伸びも良好な感じで幸水は収穫まで1ヵ月ちょっととなりました。

収穫時に最低限Mサイズ(直径81.5mm)以上にするため「すそおとし(最終摘果)」作業です。わが園の幸水は昨日(4日)で受粉後ちょうど80日目、この時点でMサイズにするには直径46.6mm以上(生産・研究部資料)ないとMサイズ以上に肥大しない。

そこで、鋼線(針金)で直径47.0mmの輪を作り、小さそうな実に当てその針金輪を通過する「すそもの」を落とす作業です。


一枝一枝チェックしていくと、こんな果実が・・・

実にヒビが入る『裂果』
果実が急速に進むこれからの時期、細胞構成の乱れ(?)により起こる。