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天秤棒(てんびんぼう)

九十九里浜南端の町「緑と海と太陽の一宮」でEM菌を活用した自然農法により、自然と仲良く農業をしています。

山形&福島の秘湯へ

2016年09月30日 | 秘湯の旅
姥湯温泉の露天ふろ

今年も秋の穫り入れも目途がついた処で、親友のH夫妻山形県米沢市大沢姥湯♨『枡形屋』と福島県南会津桧枝岐♨『かぎや旅館』へ9月27日から二泊三日の秘湯の旅へ出かけた。


福島市一番のラーメン屋「伊達屋」

醤油のチャーシュー麺

一日目のお昼は、福島県で人気のラーメン店『伊達屋』で、待つこと約1時間、醤油チャシューメン@1,050円をいただいた、鶏ベースに魚介と野菜の旨味が加わった基本のスープで腰のある細麺、油ののった柔らかいチャーシュ全体的ボリュームがありうまかった。




山形新幹線「つばさ」の通過

ハンドルを切るタイミングを逃すと切り返しが必要となる急カーブ

国道13号線栗子峠から県道232号線を南下、途中、JR奥羽本線「峠駅」に立ち寄り、山間の川沿いのガタガタな山道、握るハンドルにも力が入る。峠駅から8Km、行き止まりが屋の駐車場、橋を渡り坂を上がった所が一軒家の枡形屋、





天文二年(一五三三)大字大沢の遠藤大内蔵が発見して開湯、のちに桝形屋を開業し、現在の当主は17代目とか、露天風呂は乳白色のちっと熱めの湯に浸かり、山形牛、鯉の甘露煮、岩魚の塩焼き等々に山形の地酒「雪国慕情」を頂き、夢のなかへ・・・


会津若松市のそば処「舌つづみ」

冷たい三色そば 意外と量があった

二日目は生憎の小雨交じりの空模様、米沢街道、磐梯山ゴールドラインを経て会津若松市へ、途中ガソリンスタンドが無くちょっぴり不安に感じたが会津で給油、早めに補給すべきと反省。会津の「そば処 舌つづみ」で三色そば@1,450円を頂き、国道352号線沼田街道を南下、桧枝岐♨「かぎや旅館」へ、早めの到着。ひと風呂浴びて冷えたビール、じつに美味い。夕食の「岩魚のお造り」は脂がのっており地酒と良く合う、また「裁ちそば(十割おそばを布を裁つようにきるため裁ちそばと言う)」素朴な味が良い、その他山の幸がいっぱいの夕食。


かぎや旅館正面

地酒の飲み比べ

三日目は、道の駅へ立ち寄りながら帰路へ、途中ひたちなか市の「森田水産」大洗町で「かねふくめんたいパーク」で買い物、午後6時過ぎに帰宅。 お疲れ様でした今回で秘湯を守る会の宿に10泊、その10泊の宿の思い出の宿に1泊無料で宿泊のサービスが受けられる、H夫妻と話し合い来年春に出掛ける予定


姥湯♨・桧枝岐♨の旅、全走行距離は1014.6km

群馬の秘湯

2016年02月10日 | 秘湯の旅
ただ今、梨の剪定作業の真っただ中、進捗率としては折り返し地点を通過し、いよいよ後半戦って処ですか、親友夫妻と今年も群馬県の秘湯へ農作業の骨休めに出かけた。
群馬県吾妻郡東吾妻町、吾妻渓谷温泉郷川中温泉『かど半旅館』へ一泊二日で、この川中温泉は、日本三大美人湯の一つとも言われ、入ってみるとなるほど肌がすべすべ。

日本三大美人湯とは、和歌山県の『龍神温泉』、島根県の『湯の川温泉』、そして今回お世話になった群馬県の『川中温泉』の3つの温泉だそうです。


群馬県庁32階の展望室から北西、遠くに赤城山系を望む

初日の昼食は、群馬県で一番高い建物、一番高いレストラン、群馬県庁31階の日本料理『くろ松』で季節限定の懐石料理を美味しく頂いた。

八ツ場ダム(重力式コンクリートダム)の本体工事現場を「やんば資料館」の展望台から見学


今回の走行距離540.9km

秋田県の秘湯

2015年10月03日 | 秘湯の旅
秋の穫り入れも一段落したところで、親友のH夫妻と秋田の秘湯に9月26日から三泊四日で行ってきた。
一泊目は乳頭温泉郷の『鶴の湯』、二泊目は秘湯ではないが岩盤浴で有名な『玉川温泉』そして三泊目は、手つかずの自然が、おもてなしの秘湯『泥湯温泉の奧山旅館』へお世話になった。

何時かは乳頭温泉郷の『鶴の湯』に行こうと話していたが、ついに今秋に実現、秋田は遠かった、朝4時に出発し、圏央道⇒常磐道⇒仙台北部道⇒東北道と北へ北へと走り盛岡ICを出て盛岡市内で一寸遅い昼飯に『わんこ蕎麦』頂き、国道46号線通称秋田街道を北へ途中道の駅で小休止とり、午後4時過ぎに乳頭温泉郷『鶴の湯』到着、我が家から665km。
全てが昔を感じさせ宿、泊まった部屋(三号館)は6畳一間、部屋にはテレビ、電話、もちろんトイレは無く、携帯は繋がらり難くが、何となく落ち着く。早速温泉へ、足元湧出のにごり湯にどっふりと浸かり疲れを癒し、湯上りに冷え冷えのビール、異常乾燥状態の喉を潤す実に美味い。


二日目、『湯めぐり帳』を購入し、素朴で飾り気のない七つの湯へ
「乳頭温泉郷」は、七湯は独自に源泉を持ち、その泉質は多種多様乳頭温泉郷には十種類以上の源泉があり、鶴の湯、妙乃湯、黒湯温泉、蟹場温泉、孫六温泉、大釜温泉、休暇村乳頭温泉郷の七湯で、鶴の湯温泉は乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持つと言われている。











二泊目は玉川温泉泊でずか、途中、日本一深い湖、深さ423mの田沢湖に立ち寄りレイトハウスで『きりたんぽ鍋』賞味し、湖一周約20kmを遊覧船で湖岸の観光


伝説の「たつこ像

効能あふれる癒しの玉川温泉、岩盤から発する地熱を体内に取り入れる温熱浴、微量の放射能や大量のマイナスイオンなども含まれ、新陳代謝の促進や鎮痛効果があると言われている。


ゴザとタオルケットを持って、いざ岩盤浴

途中、大噴と呼ばれている、温度98℃、PH1.2と日本一強酸性水が毎分8400リットルほど
噴出していて、下流の玉川は大噴の強酸性水の流入で酸性が強く「玉川毒水」と呼ばれている。

50℃から60℃あるだろうか15分位で汗が出てくる岩盤浴
9月30日平年より13日早い初冠雪が見られた岩手山

世界遺産に指定されている『毛越寺』と『中尊寺』を参詣

三泊目は山里のわずかに開けた小盆地に佇む秘湯『泥湯温泉奧旅館』に
露天風呂の湯船の底は、まさに泥が溜まっていた

四日目は、道の駅・サービスエリアに立ち寄りながら自宅を目指す

午後7時過ぎに無事帰宅、全走行距離1528.5km
長距離の割には疲労感は無く、程良く疲れて感じ



南伊豆の秘湯

2015年02月14日 | 秘湯の旅
海の見える貸切り露天風呂「浪漫の湯」

今年もこの時期、百姓の骨休めを兼ね13~14日一泊二日で友人のH夫妻と南伊豆の秘湯、雲見温泉の『雲見園』の秘湯を訪ね、源泉け流しのなめるとしょっぱい100%天然温泉(泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉)にたっぷりと浸かり、地魚のお造りを初め地の食材をふんだんに使用した雲見園ならでは献立に、女将さんの雲見温泉の色々なお話を聞きながら、美味しい地酒を頂き時間延長の楽しい宴。
キャッチフレーズが「かわいいお宿」とあるが、部屋数5部屋の小さな旅館だが、女将さんのおもてなしと料理は、バッチグゥーの120点



南伊豆の南端「爪木崎」水仙は終盤 2月12日

アロエは満開 2月12日

旅館の前の雲見海岸からの富士山 2月13日
風は強いが良い天気

富士山のビュースポット「戸田」
天気が良いので国道136号~県道17号線で西伊豆の海沿いを北上

富士山のビュースポット「大瀬崎」
口野放水路を経て沼津へ、『魚がし鮨沼津港店』で昼食を頂き帰路へ

南伊豆の秘湯 走行距離 581.4km
次回、今秋の秘湯16湯目は、秋田県の『乳頭温泉』を主に三泊四日行く予定、
片道700km位かな、身体&愛車も精進しなければ・・・


信越の秘湯

2014年10月11日 | 秘湯の旅

秋の穫り入れも終わり今年も親友のH夫妻と秘湯に出掛けた。
今回は、新潟県糸魚川市梶山の『雨飾山荘』と魚沼市大湯温泉ランプの湯で有名な『駒の湯山荘』へ10月8日から10日と2泊3日で秘湯に浸かって農作業の疲れを癒して来た。
いずれの宿も電気は無くテレビも無い、電話、携帯電話はつながらない、勿論ネットもダメ、通信手段は唯一「衛星電話」のみ



飯山市の『かじか亭』の手打ちざる蕎麦定食
おやまぼくち(ヤマゴボウ)の葉を繋ぎに使った田舎そば『富倉そば』
蕎麦は何とも言えない歯ごたえで美味い


雨飾山荘の露天風呂『都忘れの湯』


恋愛のパワースポット『恋人岬
40数年前に戻り恋人気分でカッシャと仲間映してくれた


駒の湯山荘の川縁の露天風呂
32℃湯温は低いが源泉かけ流し何んと毎分2000リットルの湯が噴出


駒の湯山荘の主人から夕食時に各部屋にある灯油ランプの使い方の説明


秋の蒸し寿司膳(へぎそば定食)
新潟県十日町市の『小嶋屋総本店
はごたえは うみのくさ やまのくさたちのいのちなり 小嶋屋のそば


今回の旅の全走行距離 1,050.40Km

秘湯

2014年02月07日 | 秘湯の旅
梨の剪定作業真っ最中だが、三日間の農休日をとり冬の秘湯へ骨休み・・・
今回は、昨年の秋、信州の地獄谷温泉で『秘湯の宿巡りスタンプ帳』が10泊となり、スタンプ帳に捺印した中から思い出の宿に1泊無料のご招待、H夫妻と話し合いで、3年前にお世話になった山梨県の秘湯『奈良田温泉白根館』へ、そして一泊、信州松本の『薬師平茜宿』へ二泊三日の秘湯の旅へ出かけた。
幸い、天気にも恵まれ、雪化粧の八ヶ岳、北アルプスそして富士山の山々は非常に綺麗であった。



薬師平茜宿から北アルプス(2.05 6:45)


出発前、暖気運転にエンジンを始動して見ると外気温は何んと-8.5℃
寒いのを通り越し、頬にあたる風が痛い


途中立ち寄った北杜市白州町のシャルマンワイン工房のブドウ園から


中央道から望む富士山 02/05 12:45


この旅の走行距離 793.8km

信州の秘湯

2013年10月04日 | 秘湯の旅
天然記念物 「渋の地獄谷噴泉」

秋の収穫作業もほぼ終わり、今年も1日から二泊三日で親友のH夫妻と信州の秘湯を訪ねた。1日は冬になると野猿が露天風呂に入る湯田中渋温泉郷の山奥の“地獄谷温泉”の『後楽園』、午後4時過ぎに到着すると玄関脇で、野猿の親子か兄弟か気持ちよさそうにグルーミング
2日信濃三大秘境といわれ一昔前は陸の孤島だったと言う、秋山郷で最奥の地にあるの“切明温泉”、の『雪あかり』にお世話になった。前に流れている中津川は河原あちこちで温泉が湧き出ていてスコップ持参で自分だけの湯船を作り入浴できるそうですが、今回は川の水嵩が高く入浴不能であった。




仲良くグルーミング

標高2305m横手山山頂




日本三大渓谷「清津峡」渓谷トンネル先端パノラマステーションからの眺め


この旅の走行距離881m


そうそう、「日本秘湯を守る会」の秘湯の宿巡りスタンプ帳のスタンプが10個になった。
10個貯まるとスタンプ帳に捺印した中から思い出の宿に1泊無料ご招待となる。有効期限は6ケ月。農作業の比較的余裕のある2月頃に、第1希望⇒長野県『仙仁温泉 岩の湯』、第2希望⇒山梨県南巨摩郡の『奈良田温泉 白根館』、第3希望⇒ 静岡県賀茂郡の『湯ヶ野温泉 福田家』の順位でエントリー

山梨の秘湯

2013年02月09日 | 秘湯の旅
“渓流野天風呂『かじかの大岩風呂(混浴)』源氏の湯”
外は肌を刺す寒さ、風呂の中は温く温く、冬ならではの露天風呂の味合い

今年も百姓の骨休めを兼ね、6日から二泊三日で親友のH夫妻と秘湯を訪ねた。今回は近場の山梨県の裂石温泉「雲峰荘」と十谷上温泉「源氏の湯」の二つの秘湯を訪ね、秘湯ならではの料理と地酒、そして露天風呂を楽しんできた。
6日は天気予報では、大雪が降るような予報で心配したが、朝起きると比較的暖かく小雨、予定通り出発、東京をぬけ中央道の多摩・八王子付近では結構な降雪、路肩はシャーベット状態であったがチエン規制も無く、無事山梨へ。


武田信玄公の菩提寺『恵林寺』

7日朝、雲峰荘玄関にて仲良く記念撮影

ききょうやの信玄餅つめ放題(1袋210円)
最高31個詰めた人がいると聞くが、小生は欲をかいて詰めとも16個でした。
但し、消費期限は当時限り・・・

甲斐乃國総鎮護“武田神社”
甲府駅からの真っ直ぐな参道にはビックリ

“源氏の湯”、当日静岡テレビの取材(湯原昌幸夫妻が秘湯を訪ねる)

天気も良く、マンント富士は銀色に輝いていた。
R139沿い 道の駅“なるさわ”より

愛車Beetleは快調、今回の全走行距離は571.4kmでした。
若い頃のスキー以来の雪の中のドライブ、ノーマルタイヤでちょっぴりのスリルを味合った!

秘湯を訪ねて

2012年11月15日 | 秘湯の旅
仙仁温泉岩の湯玄関で四人仲良くパッシャと 
手入れの行き届いた雑木林の中に佇む建物は表から全景は見えない

今年も無二の親友H夫妻と日本の秘湯の旅に、今回は彼が一年前、一日掛かりで予約をとってくれた長野県須坂市の『仙仁温泉』と岐阜県高山市の『奥飛騨温泉郷新穂高温泉』へ12日から二泊三日で出かけた。


信州そばの里、奈川温泉『富喜の湯』
奈川に古くから伝わる『とうじ(投汁)そば』初日の昼食


新穂高温泉郷、水明館水明館佳留萱山荘 一泊目
日本最大級(千人風呂)を誇る大露天風呂



戸隠神社前の「うずら家
 
 
「ざるそば」と「きのこいろいろてんぷら盛合せ」
予約をして、戸隠神社へお参り、待つこと40分午後1時30分すぎに頂きます。
でも、待った甲斐のあるそばと天ぷらでした。




長野県須坂市、一度は訪ねてみたい憧れの湯宿『仙仁温泉 岩の湯

一年前から受付開始されるが、予約がなかなか取れない宿、聞くとリピーターが多く帰りがけに次の予約を入れて行くと言う。お風呂で一緒になった静岡の方は、今回で20回目とか

宿泊料金は27,400 円 ~ 44,200 円と一寸高めだが、建物造り、館内の施設、部屋の施設、2時間掛かりの懐石料理、従業員の心配りなどなど納得のお宿、また機会を見てぜひ泊まりに行きたい。
ただ予約が取れるかが問題、空室が出た日に泊まりに行くと言う事なら可能かも。



戦没画学生慰霊美術館「無言館」を見学帰路につく
第二次世界大戦中、志半ばで戦場に散った画学生たちの残した絵画や作品、画架などの愛用品を収蔵、展示している。

伊豆の秘湯

2012年02月15日 | 秘湯の旅
梨の剪定作業が終了した処で、タイミング良く以前から計画していた、伊豆の湯ケ野温泉「福田家」へH夫妻と13日から一泊二日で出かけて来た。
福田家は、日本の秘湯を守る会の宿で、明治12年創業、文豪川端康成の「伊豆の踊子」ゆかりの宿。木造2階建て、本館は創業 時のままのレトロな佇まいです。榧風呂や滝風に温泉を落とした露天風呂、岩風呂で 源泉掛け流し、夜10時以降翌朝7時までは、空いている場合はそれぞれの風呂が貸し切り風呂となる。源泉温度が51度だそうですが、なかなか良い湯加減であった。
夜は、海の幸、山の幸のもてなしに、地酒の温る燗で一杯、次回の秘湯(長野県仙仁温泉岩の湯)や日頃の農作業の話しで遅くまで盛り上がり、楽しいひと時を過ごさせていただいた。

明治38年に完成した天城山隧道

天城隧道は明治38年(1905年)、総工事費10万3,016円の巨費を投じて、天城湯ヶ島町と川津町をつなぐ、延長446m、復員5.3m、有効高3.5mのトンネル、北伊豆と南伊豆の距離は一挙に縮まり、難所の天城越えは解消された。昭和61年8月に「日本の道100選」、平成10年9月に「登録有形文化財」、平成13年6月に「重要文化財」に指定されている。
現在では、バイパスが整備され一般的には通らないが、せっかくの機会なので走ってみた、この旧道、舗装と砂利道が半々くらい一車線で約7km、小型車のみ走行可能、ちなみ対向車は2台であった。


今回の全走行距離551.9km

秘湯の旅

2011年11月11日 | 秘湯の旅
今年も親友のH夫婦と日本の秘湯の旅に、今回は比較的近場で、東京都では一か所だけの秘湯、西多摩郡檜原村『蛇の湯♨たから荘』と山梨県南巨摩郡早川町『奈良田♨白根館』へ7日から二泊三日で出かけた。

武蔵御嶽神社

最大勾配25度、標高差423mの御岳山ケーブルカー

東京都唯一の秘湯「蛇の湯♨」


初日は中央高速から圏央道日の出インターに出て御岳山ケーブルカーを利用して『武蔵御嶽神社』へ参拝、標高929mとは言え、下界と隔離された御岳山、参道付近には36所帯が暮らす天空の集落、神秘的な雰囲気、参道のお蕎麦屋さんで韃靼そばの十割蕎麦は旨かった。
険しい山道を登り下りして、東京都唯一の秘湯、蛇の湯温泉たから荘へ一泊、料理は抜群、中でも十三代目が打つ「十割そば」絶品であった。


山梨県の郷土料理 ほうとう

国道411号線 車窓からの紅葉

静寂とツルツル温泉「白根館」


2日目、国道411号線を南下、途中道の駅に立ちより野菜のでき具合、価格などチェック、石和温泉で昼食に「ほうとう」を頂いた、卓上コンロに掛けられた鍋のだし汁にほうとう、野菜を炊き、味噌を好みの濃さに入れ、熱々でなかなかの美々であった。
奈良田温泉も険しい山道、早川沿いを上流に向かって、台風での山崩れか、途中数々の復旧工事で一方通行、う回路が、山奥だけに交通量は少なく周りの景色を眺めながら南アルプス秘湯、白根館へ。
24時間こだわりの源泉100%掛け流し温泉へつかり、深山ならではの幸を頂き、美酒を・・・。
朝食の温泉で炊いた「よもぎ温泉粥」は昨晩の美酒で疲れた胃に何んとも言えない味、さっ即宿で販売している容器を求め、温泉水を持ち帰ることとした、この温泉水飲用すると「糖尿病、通風、便秘、慢性消化器病」に良いと書かれていた。


身延山「久遠寺」

身延山山頂から眺望

身延山奥の院「恩親閣」


3日目、日蓮宗総本山「身延山久遠寺」へ、平日と言うのにさすが久遠寺、観光客でいっぱい。本堂へ参拝後、ロープウェイで標高1153mの奥の院へお参り、天気が良いと遠く駿河湾が見えると言うが、ガスが掛かっており太平洋は見えなかったが中々の眺望、売店でみやげを買い下山、そして本栖湖、西湖、河口湖など立ちより、また来年も元気で秘湯の旅に出かけられる様、互いに精進することをH夫妻と約束し帰路に、今回の全走行距離は684km


秘湯を訪ねて

2010年10月22日 | 秘湯の旅
坂道を歩けなければ辿り着けない『滝見屋』

今年も無二の親友H夫妻と秋の旅に出かけた。今回は彼の企画で山形県おきたまの秘湯『大平温泉・滝見屋』と『広河原温泉・湯の華』へ18日から二泊三日で出かけた。
日本の秘湯は「秘湯を守る会」によると、現在、北は層雲峡高原温泉から南は鹿児島県栗野岳南州館まで194か所あると言う。
現役時代、職場の仲間で秘湯が好きなのがいて良く秘湯は行きましたが、今回の二湯は正に秘湯であった、車の運転と体力に自信が無いと無理かな・・・。



山道脇の小さな駐車場


駐車場から滝見屋へ向かう急坂


駆け出したら止まらない様な坂道
道は悪く一歩一歩慎重に


宿から望む最上川の源流「火焰の滝」


一日目、急な山道を歩いた先にある『大平温泉・滝見屋』、米沢市から車で約40分、道路は人家が無くなると段々狭くなり、息をのむ坂のじゃり道、ハンドルをきるポイントを誤ると一回で曲がれない位の急カーブ、しかもカーブミラー、ガードレールも無く、路肩も確りしていない、久々に真剣にハンドルを握った。ひと山越して下り坂の途中でこの先通行禁止、小さな広場に駐車、車がずり落ちない様に車輪に石でスットッパーし、これから先は歩き、始めはじゃり道だが、途中からコンクリートを打った急こう配のつづら折りが続く、歩くこと20分、最上川源流の1軒宿「滝見屋」へ到着、気が付けば腿(もも)がパンパン、これでは足腰が弱くなると来られないなと、
最上川源流沿いの露天風呂で汗を流し、特注の「岩魚のお造り」を肴に「骨酒」で祝杯、道の狭さ、急カーブ、急な坂道など路の悪さに話が盛り上がり、途中から若女将も加わり話は更にヒートアップ、秘湯ならではの宴



広河原温泉「湯の華」
板塀の中が間欠泉の露天風呂


入浴できる間欠泉


2日目、朝起きると案の定「腿」が筋肉痛、朝風呂に入り筋肉を念入に揉み、朝食を頂き出発、駐車場まで急な上り坂(行きは良い良い帰りは強い)、ふうふう言いながら駐車場へ到着、息を整えエンジンを始動、慎重に山を降りた。
昼食は、米沢で龍上海「赤湯辛味噌ラーメン」、噂どおり凄い人気で長い列が、落ち着いて食べられない感じ。昼食後は上杉神社へ参拝、そして二泊目の広河原温泉「湯の華」へ、県道米坂線から山道を15km、後半は昨日と同様一車線の細いじゃり道、約30分で到着、この「湯の華」は日本でたった一つの入浴できる間欠泉。10畳位の混浴の露天風呂(女性はバスタオル着用も可)、10~20分に一度噴き上げる間欠泉、噴き上げる間隔、高さは安定していないそうですが、一日一度5mくらい噴き上げると言う、小生が入った時は二度ほど噴き上げたが高さ何れも2m位であった。夕食は山菜、川魚、米沢牛の鉄板ステーキで美酒を頂いた。



いしいの蕎麦屋
飾らない素朴さ良い


福島県耶麻郡山都町宮古の蕎麦街道


3日目は喜多方で道の駅「喜多の里」で喜多方ラーメンで無く「らーめんバーガー」をテイクアウトして頂き、昼は水そばの里宮古へ1時間、喜多方市山都町宮古地方は土地が悪く蕎麦しか採れなかったそうで、現在30軒のうち17軒が蕎麦屋と、『トンネルを抜けると、そこは水蕎麦・塩蕎麦の里だった』、以前テレビで放映された「いしいのそば」へおじゃました。店は農家そのものでほぼ満席、席は予約しておいたが、時間が読めないので着いてから2500円のコースを注文、山菜天ぷら・こんにゃく・漬物・わらび・にしん漬け・きのこ・ぜんまい・そば3杯(水蕎麦、塩蕎麦、蕎麦)、そばは3たて(挽きたて・打ちたて・茹でたて)と言うが、そばが出てくるまで約1時間、みず蕎麦は椀によそった蕎麦に湧き水をかけただけ、塩蕎麦は塩をかけて、もう一杯普通のもり蕎麦、石井のおじいちゃん(80歳の店主)いわく、みず蕎麦・塩蕎麦が原点と言う、確かに蕎麦本来の味が楽しめる、旨い蕎麦であった。
一休みして帰路に就いた。全走行距離1056km


法師温泉

2010年01月12日 | 秘湯の旅
元の勤め先の後輩がこの三月定年退職となる、そこで10~11日に群馬県の法師温泉へ、雪に包まれた『長壽館』で仲間八人、ぬるめの湯でしたがゆっくりと浸かり、S氏の労をねぎらい杯を重ね祝宴をあげた。
若い頃は夏山そして冬にはスキーにと親しい仲間で会を作り活動していたが、歳と共に温泉を楽しむ様になり、何時しか「秘湯の会」へと移行。その会も今では現役四人、OB四人と丁度半々、新年度からは3対5とOBの方が多くなる。会の活動は「暑気払い」「忘年会」あとは不定期で秘湯の湯を楽しんでいる。
次回定年退職者は五年後、一番若い人は七年後となる。ちょっと時間が空くのでその間どこかの秘湯を見つけ出かけたい、現役の後輩達も今では責任のある席で大変だが、皆で時間を調整し又出かけたい。