Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

木戸口(門)拡張工事(No4:完成)

2021年12月29日 09時47分09秒 | 日曜大工

2021年12月18日

おお、もう1週間しか余裕がありません。
この敷石は、前回12日にやりかけていた作業でもあります。
拡張し地面が切られ、新たに現れた部分は、コンクリートを打つかどうか舗装をしなければなりません。(タタミで約6畳分)
でも、一方で崩した石垣の石をどうするか? が、新たな問題でした。
石畳で利用すれば、問題解決と思いました。
この日の昼食時のNHKののど自慢放送(熊本市会場)を楽しみにしていたのですが、茨城県南部の震度4 の地震で中断したので、食後の昼休み無しで試験的にやってみました。



2021年12月18日

さて、『敷石や石畳にしよう!』と思ったものの、石垣の丸石を平面に埋めるには、大きな石となると20cm位の穴を掘らねばなりません。
形状に合わせた穴の形を一個一個合わせての穴掘りになり、これまた大変な作業でした。
手袋は泥だらけで、写真を撮る余裕もありませんでしたので、埋め終わったところです。



写真が前後しますが、盆栽を乗せていたコンクリート製の石板です。
無用の人(盆栽の趣味が無い俺)には邪魔でしかない。
これも重い!無用の長物ですので、丸石も無くなったので敷石としました。




やっとこさ敷終えました。泥汚れの敷石、石畳を水で洗い、地固めします。



ホームセンターから買ってきた、隙間埋めの玉砂利と、さらに小さな隙間にホワイトバラスです。



玉砂利50キロ、ホワイトバラス50キロでしたが、まだ少し足りない感じです。



内から外側方向を見た所です。



外から内側方向を見た所です。
雨の時には、庭の雨水がここを流れ出ますので、砂より流されないバラスや玉砂利の大きさが適しています。



今日の本命の仕事を捗らせるために買っていた、幅広の鏨(タガネ)と、石の切断用のディスクです。



石の再生利用、寄せ集め石組みの面倒くさいことは、はめ込みたい部分での縦横の大きさが合わない事です。
飛び出る所、幅が広すぎる所はカットしなければなりません。
17番の石の、幅を6センチ、頭を8センチの切断です。




ディスクグラインダーでの切断作業は、キックバックも起こりやすく片手では危ないので、止めての撮影です。
この凝灰岩は、集落内の石切り場原産で、阿蘇Ⅲ期の12万年前の火砕流の固まったものと思われます。
タガネで斫る時も少し匂いがしてきますが、ディスクグラインダーで舞い上がる粉塵は独特のガスが匂いたちます。
当時閉じ込められた火山性ガスかな?と思いながら作業すると不思議な気分になります。




切断の溝に鏨2本を打ち込んでいきますが、一度に深く打ち込もうとしても跳ね返されて入りません。
見えない小さなヒビが入っていると想像して、2本のタガネをずらしながら何度も打ち込んでいきます。



1kgのハンマーを延々と諦めずに叩き続けます。
300回ほど叩いたでしょうか?

その時が来ました!
薪割りと違い、なんの予兆もなく割れる時は突然来ます!
左右の石と高さを揃えることが出来ました。



ここは今回の石垣の築き始め部分、この角を取ります!

同じように、ディスクグラインダーで切り目を付け、鏨を打ち込みました。



切り目にタガネを打ち込むと、簡単に思いどおりに斫(ハツ)れます!



玉砂利の部分が広がった面積です。
道からの入り口は、内輪差のため広めの約500cmを確保。
狭い所で、390センチ幅!

これで外車も、ダンプも難なく入れます。



期限もあり、いろいろ痛い思いをした拡幅工事でしたが、大した怪我も無く何よりでした。

『親父見てたか!』

宿題は、石垣の上の竹垣ですが、来年にします。




皆様、良いお年をお迎えください。

①木戸口(門)拡張工事(No1)

②木戸口(門)拡張工事(No2)

③木戸口(門)拡張工事(No3)

木戸口(門)拡張工事(No4)

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木戸口(門)拡張工事(No3)

2021年12月27日 09時26分02秒 | 日曜大工

2021年12月5日

さて、3週間後は完成しておかねばなりません。
今回も早朝から実家に着きました。
実家の立地は山の西斜面であり、山陰で東の朝日が遅く、はまって到着したものの、石と土が凍り付き離れない!
仕方なく日が差すまでと菜園の手入れするも、冷たくて手がかなわなくなりました!
やっと日が当たって、それから気合いを入れ取り組みました!
(気合い入れないとケガします!)

ところが、前回の続きの土台・地均しの整えで出鼻をくじかれました!
松の木の根元周辺からは大量のボロボロ廃ビニールが?(写真右)
この想定外の掘り出し、分別作業に小1時間もかかりました!
もしかして親父が『俺の目の黒いうちは、扱かわせん!』と言ったのは、このブシマイの後ろめたさが発見されるのだったのかと思いました。
スッカリやる気を無くして、スタート地点に戻りました↩️



一段目の最後の石のやる気を無くし、気分転換で動かしやすい短い石柱をテコや転がしで、2段目から取り掛かかりました!



見た目が大事で、面は出来るだけぴったりと合わせたいのですが、なかなか寸法と面が合わず2段目もさっそく難航!
前回の1段目最後の石をやっと据えたのに再び外してバック!
門の入口までチビチビと6メートル移動しました!フーッ。




ここなら面が合うと見込みました。
チェーンブロックで吊り上げ、重力、中心垂直移動の法則?を利用して出来るだけ楽をするように考えて据えます。



ここはちょうど道のカーブになる所。
一段目のつなぎ目と2段目のつなぎ目を合わせるために、丁度良い短い石を選び出し、コロを使い丁度カーブの継ぎ目を合わせました。






前回のやり残し、冒頭写真の1番デカいのに取り掛かりました。ここでも気合いを入れ直します!
『さあ、来い!親父見てるか!』
仕掛前の石の位置は、左側にあるように、三脚を立てます。
この位置で長石の中心にチェーンを掛けて吊ります。



振り子の落ち着きは、垂直地点ですので、吊るだけで石を右に移動出来ます!
が、欲張って急いで移動させたりすると、振り子反動で三脚が倒れたり、石が自分の足に当たったりするので、慎重にズル感じでチェーンを引く作業です。
1段目の最後の石が座りました。




その後も2段目を頑張りましたが、既に疲れてきました。
マチュピチュやクスコの巨石石垣とはいきませんが、まあ素人はこんなところです。
※日本のお城の石垣や世界の巨石遺跡を観ると、作った人の技能に感心するばかりです。




写真は明るいですが、もう薄暗くなったので、今日はここで止めました!
次回は2段目最後の石です。



2021年12月12日

さて、この日も朝8時には到着しましたが、大勢の消防団員が家の前に来ていました。
『もしや火事!』 ではなく、防火用水の水の定期交換作業でした。

タイムリミットは2週間を切りました。
団員の目も気になるものの作業にかかりました。



頑張れば四十九日法要までに間に合いそうです!
ただ消防団が帰った頃、三脚が倒れて下敷きになり、左の肩甲骨をブロックに打ち、左の鎖骨をパイプに挟まれて、しばらく唸ってました。
でも1番に気になったのは、右尻ポケットのスマホが大丈夫かでした。
止めるわけにもいかず、続けました。
【倒れた原因は、石の移動方向に、三脚の▼の尖がりを向けておく基本をおろそかにしたせいでした。】



カーブ部分は、四角🔳の石柱の付き合わせは絶対に隙間が空きます。
一方を鋭角三角形に削って出来るだけ合わせます。
ちなみにテクニックですが、タガネは5ミリ位持ち上げて叩く方が目的の角度にヒビが入って削れます!
(頭どうしをゴリゴリ20キロの重さで押し付けるよりも、同じ20キロの頭突きの方が衝撃が大きいのと同じ理屈です。

加速度の運動エネルギー

質量M[kg]の物体が、速さV[m/s]で移動する時に物体が持つ運動エネルギーの公式は

運動エネルギー 公式  速さVが2乗されるので、全然破壊力が違ってきます。



慣れないとこんな鋭角三角形には、削れません!



とりあえず、面が合いました。



1本の石柱が折れた物の様です。これでアフリカ大陸凸と南アメリカ大陸凹が合いました。(プレートテクトニクス)
微調整は、裏から石を打ち込んだりして、動かない様にします。



端っこをどう収めるか色々考えて居ました。
在庫の石を見たり、測ったりして出来上がりの想像図を何通りか考えました。



庭側の面を優先したいのですが、そうすると28センチの隙間が出来ます。
丁度良い大きさの切り石はありません。
仕方なく34センチ幅の石を入れて隙間を詰める事にしました。



大き過ぎるなら、切るしかないです。
最初は元の石を積み直す予定だったので、番号を全部の石に書いてました。
この17番の石は思いがけない使われ方だったことでしょう!
次回は、幅を6センチ、頭を8センチ削らないといけません。




①木戸口(門)拡張工事(No1)

②木戸口(門)拡張工事(No2)

③木戸口(門)拡張工事(No3)

木戸口(門)拡張工事(No4)


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木戸口(門)の拡張工事(No2)

2021年12月26日 22時50分16秒 | 日曜大工

2021年11月下旬

前回投稿 の続きです。

盆栽を乗せていた石柱の台を次々に出します。
これは、頭を下げて地面に着け、次に尻(写真上)をぐるっと時計回りに押し出し、1本目の右に並べるところです。




何しろ1本300kg位ありますから、そう思いどうりには動いてくれません。
それに長物となると頼りの三脚自体の脚が邪魔なのです。
それに石の据え付けでは、水平レベルをとったり、敷石をしたりと、助手が居ないと捗りません。




盆栽の鉢をどかして、3本目の石柱の運び出しです。
ワイヤーは基本的に石柱の中心でバランスが取れる位置に巻きます。
チェーンブロックで吊り上げた空間に、コロを敷いたところです。
この後、ゴロゴロと前に押し出しますが、同時にチェーンを緩めないと、ただの振り子になり戻って来ます。
前に押し出すと同時にチェーンを緩めて、地面に接触させ下ろす。
それで前進できます。




チェーンブロックは、荷物を吊り上げるフックの付いたチェーンと、ギア(歯車)を回転させる無限ループチェーンがほんの1cmの間隔の接した溝の位置にあります。
無限ループチェーンを緩める時に指がゴム手袋と一緒に巻き込まれて痛い思いを何度かしました。



3本目の石柱は、1本目に上に運び出す予定でした。



段差のある所から下に下ろす時には、非常に危険を伴います。
重力と、石の重さ、足場の三脚の傾きも加わって、思わぬ反動で倒れ易くなります。
わざと吊り上げの位置を、尻(上:次の写真左)の方にあらかじめずらしておき、ズルズルとずらしながら平面地に下ろします。




先に降りた方に、コロを敷いて、上手く2本目の上に並べ、左側にもコロを敷きます。
この石は左にずらし、1本目の上に重ねるつもりでした。
が、端っこの角(右端)が欠けて、尖がっていることに気づきました。
『ここには使えない!』




新規の石だったら、現場の形に合わせて石を切り出したり、加工してもってくれば、現場に合います。
でも、別の場所に使われていた石の再利用だから、至極当たり前の不一致です。

テトリスやブロック合わせゲームではありませんが、『どこの断面と合うのか?アフリカ大陸凸と南アメリカ大陸凹・・・』なんて独り言を言いながら面(つら)を見つけます。

その結果、1段目の2番目と3番目の付き合わせ部分が、ちょうど道のカーブ部分に当たり、そこは直角の石柱ではかえって隙間が空く事が分かりました。
乗せていたものを下に下ろすと共に、先だった右が左側になるように180度向きを回転させなければなりません。

平面で回転させるのは、要領を得ていると難しい事ではありません。

①1段目の2番目と3番目の面が合う様に、既に90度尻を右に振ったところです。
②石が地面に着いている時に、三脚の左端に石柱を着かせる様に三脚を合わせます。
③ワイヤーは石柱の中心でバランスが取れる位置で、チェーンブロックで吊り上げた空間にはいつもコロを並走させます。



④ここでチェーンブロックで吊り上げ、地面を離れると、重力の力で石は吊られた三脚の中心に向かって動きます。
⑤その動きを利用し、石頭を右に振ると同時に、コロの並走と吊ったチェーンをジワッと下ろします。
⑥これを繰り返すと、石柱の向きは反転・回転させることが出来ます。
 



自分の足を三脚に挟まないこと、チェーンに指を巻き込まないこと、一度に大きく角度を稼がないこと。



微調整は、バールでギシギシと寄せて合わせますが、同時に水平と面合わせもしなければなりません。こうして1段目の3番目が並びました。



あとは、面を合わせる事とレベル・水平を合わせる事です。



この垂木(たるき)は、レベル・水平を合わせるための定規です。
吊り上げのチェーンは外していますので、木の柱と違い石の柱は重さのためにそう簡単にレベル調整は出来ません。バールでギシギシと微調整です。
ランマー(地固め機)があればあらかじめ水平の地面づくりをするのですが、道具も時間もありません。
敷石を打ち込んだりしてレベルを調整しました。




再利用石の寄せ集めで、面合わせの難しいところは、凹凸が上手く合うことはなく、凹と凹、凸と凸の場合が多い事です。
写真の様に断面の中ほどで乳首みたいに飛び出た部分があるために、どうしても大きな隙間が空きます。




仕方なく、鏨(タガネ)を使って、凸を斫(ハツ)って出来るだけ密着出来るようにします。



前回、山芋を掘った穴を放置している所に来ました。
雨水の地中浸透も兼ねて、割れた鉢やコンクリート片を埋め立てゴミに出さず、ここに埋めました。



いよいよ1段目の最後に近くなりました。




もう、日没となりました。筋肉の力が出なくなるとケガの元です。
体力の限界を感じて、ここで作業断念。


次回は、この石の設置と、2段目の長石を積み重ねます。




①木戸口(門)拡張工事(No1)

②木戸口(門)拡張工事(No2)

③木戸口(門)拡張工事(No3)

木戸口(門)拡張工事(No4)


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木戸口(門)拡張工事(No1)

2021年12月24日 20時16分00秒 | 日曜大工

2021年11月20日~

 10月下旬に、かねてより申し込んでいた老人介護施設に、親父(96歳)が入所出来ました。
一人暮らしで高齢・時期も冬となり、これで一安心。
その安心感を得たことで、行動に取り組みました。

 我が実家は、山の西向きの中腹を切り拓いたところに建ててありますので、四方はぐるりと石垣で囲まれています。
おかげで子どもの頃から、この相当な面積の石垣の草取りをさせられて、嫌な石垣でした。
 また、大雨が続くと石垣の崩落・崩壊が発生し、子どもの頃から、見たり、中・高校生になると石垣築の手伝いをさせられていました。

おかげで、自然と身についた『石垣築き技術』とも言えますが!



 問題は、この木戸口(門)の狭さでした。
昔は、馬車か軽トラックのみが通れれば問題は無かったのですが、軽自動車にしろ、普通車にしろ誰もが狭いと恐れていました。
 親父の世話のために毎日来ていたヘルパーさんは、何度か縁石に擦った人も居ました。

『ヘルパーさんが狭くて怖がっているから、俺が木戸口を広める!』
すると親父は『な~ん狭かことあるか!俺の目が黒いうちは扱わせん!』を繰り返していました。

 2021年11月9日 親父死去

施設入所からわずか2週間でした。
余りにも突然でした。
葬儀や初七日が終わり、気の取り直しやホッとしたこともあり、さっそく取り掛かりました。
ヘルパーさんには間に合いませんでしたが、この取り組みはこれからの家族や来客には役に立ちます。



 まず取り組んだのは、この竹塀の撤去です。
 山の孟宗竹を半割して、並べた親父の自給・自作です。



この撤去作業と燃やす処分で、半日かかりました。



いよいよ、石垣をばらしていきますが、初日のこの頃は、元あったところに同じように石を筑くと考えていましたので、チョークで番号を府って、写真にも記録していました。



石の数は、丸石・凝灰岩の切り石など様々で、全部で大小50個ありました。



石というものは、大きなものは非常に重たいです。
再生したボブキャットが大活躍です。
大きいものは腰の負担軽減のために、努めて転がしバケットに入れました。
が、やはり抱えなければならない場面もあり、結局はヘロヘロになりました。



 砂岩の丸石は、その昔のご先祖が約1キロ離れた木野川から馬車等で運んだものに間違いなく、機械力もない時代に、川底や河原から道まで抱え上げたわけで、当時の労苦が身に沁みます。

またデカイ凝灰岩は、その昔には集落内に石切り場があり、そこから切り出された
石に間違いありません。
バールで抉じ開け、手が入る隙間を作ります。



30キロのコメ袋は抱えきれますが、切り石で40~50キロにもなると、とても抱えきれません。
バールや丸棒をテコにして、ギコギコ、ガリガリとバケットに乗せました。
外した石はとりあえず、庭の芝生に運び転がして再利用の出番を待たせました。



石の撤去が終われば、拡張分の約1m幅の土の撤去・排土です。
画面左側が上り坂の傾斜で、ボブキャットはバケットの重みで何度もウィリー(逆ウィリーの前のめり)になりました。




緑色のイボ竹は、1本2.1mで手前は今のところ3mですが、右の石柱を移動させたら、4m近く広げられる計画です。



木戸口の入り口は、来客は下から上って来て左折するので、内輪差の為の大回り的な広さが必要です。
イボ竹1本2.1メートルが2本で4.2メートル幅確保しました。
新しい石垣幅を30センチとして減幅しても、有効道幅3.9メートルを確保する計画です。
これだけあれば、後世いじらなくて良いでしょう!



石の移動も、土の排土も終わって、庭側からの出口の拡幅に邪魔な、大きな石柱の移動が現実問題になりました。
これら石柱は、親父の盆栽・さつきを乗せる台だったものです。
僕には盆栽の趣味は無いので、無用の長物!
外した石の使用をやめて、石柱を新しい石垣に使う事にしました。




その前に、伐採した松の伐根作業です。
伐根作業はなかなか体力を使います。
スコップや山芋掘りを使って根周りを切るのですが、あとちょっとの根切りのために、何度も土を掘り下げ切ります。




たったこれだけの根株を伐根するのに、スッカリ体力を使ってしまいました。

※余談ですが、農耕トラクタの普及は、そもそもアメリカやヨーロッパで森林を伐採し耕地を広める開墾の時に、切り株にチェーンをかけて引き抜く作業に使われた歴史があります。トラクタの意味は『引っ張る・牽引する』で、なるほどだと思います。

その後、鋤による反転作業や、ロータリーによる耕耘作業が出来るアタッチメントが開発されました。



オマケというか、時間のロスというか、排土と同時に、山芋が2本出てきました。腕の大きさの自然薯の掘り上げに時間がかかり、その日の作業が終わりとなりました。



なかなかデカイ自然薯でした。上半分は、後日に排土の山の中から見つかり食べることが出来ました。



2021年11月28日

法事の計画で、12月26日には親戚が実家に来ることになりました。

作業に具体的完了期限が出来ました。
でも、アチコチ痛い(+。+)
四十九日法要には人が来る!
土日作業なのであと数回、それまでは木戸口(門)の拡幅を終えようと、朝から暗くなるまで頑張りました!

当初の元の石の利用をやめて、使う石材は、親父の盆栽の台(凝灰岩の長さ1間:いっけん180センチの石柱)としましたが。
これが人力ではビクともしない重さ(約300キロ)なんで、難儀しました。
チェーンブロックのチェーンを掛けるためには、石を持ち上げその隙間にチェーンを通します。
人力ですのでバールのテコを使い、最初は狭い隙間に小石を挟み、敷石をだんだん大きくします。
コロを敷いて押し出す作戦ですが、薪小屋からコロ用の丸太を探すも殆ど割ってしまっており、なんとか使える1本を見つけました。
押して転がし、限界まで外側に転がしました。



単管3本の三脚に、チェーンブロックを取り付け、チェーンを石柱にまわします。
これも、引っ張り上げた時にまっすぐ水平に上がるように掛けないと、空中に吊った途端ぐるっと回ってバランスを崩したりするので、張りを見込んだ見当をつけることが大事になります。
チェーンブロックのワイヤーで吊り上げて移動した所に、敷石を挟み、ワイヤーを緩めると、石の重さから解放されて三脚が動かせます。
三脚を前進させ、また吊り上げる!




吊り上げる前は、三脚の中心位置を石のワイヤーの中心より前にするのがポイントです!
吊り上げると、重力の垂直点に引っ張られる様に、人の力も要らず振り子のように石は前に進みます。
そこでまた、石を下ろします。
この繰り返しですが、実際の現場では様々な難所が現れます!
やっと1本目をこの位置まで吊り出しました。




この時は、三脚の脚の奥の1本は短い単管に交換しています。
土手の高い部分に短い1本脚を乗せ、全体は出来るだけ水平で吊り出せるよう水平環境づくりにも時間がかかります。




4本目で暗くなり止めました!
今日はもう、体ガタガタです!

①木戸口(門)拡張工事(No1)

②木戸口(門)拡張工事(No2)

③木戸口(門)拡張工事(No3)

木戸口(門)拡張工事(No4)


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