Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

枕木ガーデン用、廃材椅子の完成!

2010年08月30日 23時41分46秒 | Weblog

2010年6月27日午前8時
 

日曜日と言うのに、朝からチェーンソーを持ち出して近所迷惑も甚だしい~の心配は、あまり要らない
電動なので、エンジンとは比べものにならないくらい~掃除機より静かかも
今度は何を作り始めたかと言うと~椅子直径30×40cm、厚さ15cm位の楕円形の端材を貰って居ていたので、かねてから何が出来るかと考えていた。
先月、自宅では枕木ガーデンを作ったから、そこにマッチする木製の椅子が良いのではと思って取りかかった

先ずは、お尻の窪みにフィットする形に切り込んだ。チェーンソーは楽チンだ
  

何度か座ってみて、うまく収まるか試してみながら調整した 

だいたい出来た所で、ディスクグラインダーで表面を滑らかに仕上げる
 

6番~8番~12番とディスクを交換し、滑らかに仕上げた。
次は、脚~これは小径木加工場の兄ちゃんからタダでもらってきたもの
円の縁最大でとれる四角形を線引き
  

鋸で切り込みを入れて、ノミでハツレば、綺麗に四角に成形できる  
ホールソーで、台座側に導きの穴の印を付け、ドリルで穴あけ
  


~でも、左前の薄いところは貫通してしまった

  

他の3ケ所は慎重にドリルを入れ、ノミで四角に仕上げた。
これで、4本脚は台座に刺さって椅子らしくなった。でも、このままではグラグラ

  

2010年6月28日:月曜日
~口蹄疫防除出役の代休
でも、昨日までの晴天と打って変わり、朝から雨~仕方なく部屋の中にランチシートを敷きその上で作業~昨日の続きで、脚の取り付け作業。
材料は、河原から拾った流木枝に、檜の枝のストック。

  

このフレミング法則の指見たいな3又枝を使うのは面白いと思っていたが、なかなか角度が思いどうりにならず苦労した
 

なんとか4本足を連結固定する”渡し”が出来た
  

2010年7月4日:日曜日
昨日は早朝から夜まで、口蹄疫防除だった。気分は一日寝ていたいが、早く仕上げたい気持ちがあって、朝から午前中だけやった
座り心地がいまいちだったので、窪みを深くした。

  

チェーンソーで削って、ディスクグラインダーで磨いた。
脚のぐらつきを無くすために、ネジ釘で固定、これでしっかり固まった


  


フレミング法則の指見たいな3又枝の1本は、ちょっとだけ短かったために、表面にネジ止め~まあ、これでいいや
 

仕上げに、表面を磨いて、滑らかにした。
一応完成




2010年7月24日:土曜日
昨夜は午前1時まで、口蹄疫防除だった。気分は一日寝ていたいが、帰省して早く自宅の枕木ガーデンに置いてみたかった

木製の厚材なので重たく、運ぶための指の引っ掛かりが必要と感じた。
後ろの厚みのあるところに、窪みを彫るjことにした



  

チェーンソーで切り込んで、ノミと切り出しナイフで綺麗に削った。
  

指もすんなり入って、運びやすくなった。
新しい材なので、色的には浮いているかな
自然と日焼けすれば、枕木ガーデンとマッチしてくると思う。

  

これで枕木ガーデン用、廃材椅子の完成



追伸:ところが妻からは『重たい!狭くなった!邪魔!』と散々に迷惑がられ、仕舞には『持って帰らんと、薪にする』と言い出す始末
そんな訳で、現在単身赴任先に避難中です

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鑿(ノミ)・切り出しナイフ完成!

2010年08月24日 23時44分28秒 | Weblog

2010.6.30作業

さて、次の作品はどんなモノにしようかとは、前作の途中から考える癖がついてしまった

それで何を考えていたかと言えば『彫刻の道具(鑿・切り出しナイフ)』だ

 例によって、厚紙に型紙をとって、べニア板を利用して実物大に作って、前もって師匠に見せた。
事前に持ち込み見せれば、デザインのアドバイスや機能性の面からの変更とか色々と意見を貰えるからメリットがあるのだ

おかげで当日はすでに鋼材が準備されていた
半分から上が鋼(ハガネ)、半分以下の取っ手部分は普通の軟鉄。
これを溶接して1本にしてある。接合部分は綺麗に研磨してある
コスト削減の意味もあるが、ノミは取っ手の端をハンマーで叩くので、鋼鉄では衝撃で欠けたり、槌も参ってしまうのだ

これら3本を同時に作成する事となった

 

最初は、切り出しナイフからとりかかった。
焼き釜に取っ手部分を先に入れて数分、色具合を見て取り出す。
久しぶりのハンマーの感を取り戻しながら、取っ手の部分から形作って行く。

師匠曰く『ともかく、取っ手は薄く、団扇みたいに広がるように~でないと重心が後ろの取っ手に来て、使いにくいバイ!』

素人では全く気付かない重心の位置やそのための延鉄作業だ

『そうそう、そうそう、叩いて叩いて!コッチ、コッチ、ハイ、裏
騒々しいハンマーの音の中に、師匠の指示を聞きとらねばならない

 

こんな感じで、取っ手は薄く延ばし、団扇みたいに広げて、重心を刃の方に持っていく
取っ手は後で、グラインダーでもう少し小さく削り取るので、そのまま放置。

次は、U字の彫刻鑿~鋼材を釜に投げ込む。


 

U字型に湾曲させるのはどうするかと思っていたら、径の違うU字型の窪みがある鉄のブロックを師匠が出してきた

マッチするU字の溝に乗せて、別の鉄棒を当てその上からハンマーで叩いてだんだんとR(径・丸み)を付けて行く方法だった

なるほど、ちゃんとこんな道具があったんだ


  

ある程度のRが付くと今度は表側からのからの成形~その為に万力にT字型の丸棒を挟み込み、表側からハンマーで成形~再びU字型の窪みブロックで成形~これを数回繰り返して、いい形のU字型が出来た。
  

  

刃の方が出来たので、取っ手部分の削り出し~温石(おんじゃく)でグリップの形を描き、その線に合わせて削っていった。


  

3本とも取っ手を削り出し、だんだんらしくなってきた。

  

2010.7.14作業

これは始業前の鍛冶屋工房の風景です。
所狭しと色々な道具が配置されています


  

さて、今日は水砥石での荒研ぎです。
切り出しナイフは、同じ幅で刃を付ける事ですが、これがなかなか難しい
回転する丸い曲面の砥石の当てる場所を決めてその位置を維持しますが、向こうに回転しているので、力を抜くと向こうに持って行かれます。ホントは写真など撮っている場合じゃないのです

裏の部分は『裏だし』と言って、窪みを付けます。カンナやノミの裏が凹んでいるのが裏だしです。
刃の部分は片刃なので片面の約1mmが鋼鉄で、軟鉄と張り合わせてあります。鋼鉄が薄くなり過ぎないように注意し裏だしします。

 

荒研ぎが終わり、取っ手部分の角をヤスリがけして滑らかにします。
今日はここまで。師匠の包丁や鋸と一緒に、『焼き入れ』を待ちます。
 
ここで『焼き入れ』はどの様にされているか聞いてみたら、別の所にある工房で、トロトロに融けた鉛、温度は760度から800度の鉛の中に浸すそうです
液体なので、炎と違ってまんべんなく同じ温度で熱処理が出来、その後水焼き入れ(または、油)するとのことです。
でも鉛は体に悪いのと、環境面の問題により”鉛焼き入れ”を廃止する動きもあるようですが、新技術の”高周波焼き入れ”は導入していないとのこと。


2010.7.21作業
前回から1週間後、焼き入れが済んだ今日は、いよいよ研ぎです
その前に、焼き入れの時に着いた鉛や油汚れを、回転ブラシに粘土を塗って、それで落とします。
研ぎ場はこんな感じで、左側は壁で電動ハンマーの裏側に当たる所
 
使う砥石は、右から荒研・中研・仕上げ研~手前の砥石は、各砥石を常に平面に保つための、砥石用の砥石
てな感じで、専門職の砥石を使わせてもらった。
砥石の材質は、自然石や合成人造砥石があるが、後者が食い付きが良いとのこと~ただし、すり減るのも早いそうだ
先ずは平ノミを研ぐ~指先で刃を押さえ、一定の角度を維持してひたすら研ぐ。しばらくしたら、砥石を向こうと手前を逆に反転~こうすることによって砥石の片減りを無くし、有効に全面を使う事になるそうだ。さらに何度かの反転をしたら、砥石の砥石で砥石同士を平らに均した

 
同様に中研ぎを繰り返し、その後は、いよいよ仕上げ
仕上げの目安は、表面を一生懸命研げば、”返し(刃が反り返る部分が1面側に出る事)”が出来るのを磨き取りし、一番鋭角になった時が研ぎの完成の目安
もう既に汗だくとなる運動量だ

 

 続いて、切り出しナイフ
これも同様に、ひたすら必死で研ぐ
この様に、ピカピカになるのが嬉しい
研ぎの注意点は、①砥石の面は常に平面に調整する事。②研ぎ汁は頻繁には洗い流さない事。(研ぎの効果が薄れる)③砥石を小さい目に替える時には、溜め水のバケツの水を交換する事。(砥石の大きな粒子がキズを付ける)

 

 

 

帰宅して、試しに”モモ毛”を剃ってみた
この様に、ツルッツルに剃れた
平ノミの方は、角で皮膚まで切ってしまった

 

その夜、左手の人差し指先がヒリヒリして痛みだした
砥石に擦ってしまったのだ
数日後、皮が剝け始めた

 

●2010.7.28作業

さて、今夜は丸ノミの研ぎだ
作るのも大変~研ぐのも一番大変と予想が付いて後回しにしていた
始業のミーティングで、荒砥石の購入を勧められた~なぜならば、U字にはU字をもってしないと研げないから、新規が必要なのだ

 

平たい面の中筋を何度も擦って(研いで)、だんだんとノミと同じU字の研ぎ面を作って研いでいく
刃の弧面全体を研いだら、内側のU字面
こちらは、小さな砥石の角を取り、裏の弧面全体を研ぐ

 

荒研ぎから中研ぎ、さらに仕上げ研ぎをひたすら汗だくになって続ける仕上がりはこの通り~ 木の棒もカッターナイフのように削れるようになった

 

 

これで、彫刻用の3本組セットが完成した。

Kさんにいつもの皮サック作成を頼もうとしたら、『ノミとかは皮サックに入れるとかえってサビが来るから、この紙カバーの方が良い』ということだった。
また、取っ手を木や角でグリップを作っても割れの元そのままが一番良いという事だった
でも、後日、取っ手面に蝋を引き夏の炎天下で一面にコーティング次いで、ハム製造にも使う細紐を取っ手に巻き、全てを完成した。

 

 


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城所ケイジ奉納彫刻 in 里宮神社

2010年08月21日 23時28分23秒 | Weblog

2010年4月25日、プロのカーバー(チェーンソウアートだけで飯食っている人)の『城所ケイジ』と会って、握手出来た

遅まきながら、今になってアップします

チェーンソーアートに興味がある人で、彼の名前を知らないとモグリと言われるほど、彼は有名で、彼の作品には鳥肌が立つ『ティラノザウルス・龍神様・古代魚(ピラルク・アロワナ・シーラカンス)』などなど~

その城所ケイジが、湯前町の里宮神社に奉納する龍を作りに来ると言うニュースが正月くらいから既に入っていた

23日の神事から始まっていたが、日曜日の25日にやっと来る事が出来た





早朝から出発し、駐車場までチェーンソーの爆音が響いて、降車と同時に急ぎ脚になる(笑)
境内には横断幕が張られ、まだ朝早いというのに、観客は取り巻いていた。

昨日までの経緯の写真がプリントされて展示されていた。
見落とした無いようなので、パチリッ






 

頭部や、胴の腕、雲流みたいな胸部分までは既に出来ていた
たぶん初めて見る人もこれだけ興味津津に観客は取り巻いて見ていた。





10時前に休憩~どこでも奥さん同伴みたいで、奥さんの役割はチェーンソーの給油・オガクズ取り・整備~物販の接客会計と忙しそう


ホームページでは見ていたものの、実際に会うのは初めての事
チェーンソーカービングの本を買って、裏表紙裏にサインをもらった






彼の信条で気に入った事は、森の森林資源を有効に活用し、アート作品として命を吹き込む事~付加価値を付ける事
それをやるカーバーを増やす事が、森林再生にもつながると考えている事だ。

彼は材木の選択からこだわりがあるという~例えば、『伐採時期・月周期と併せた、具体的伐採時期と時間帯』
それに従って、神主は伐採をして準備したという

今回の材木は境内の端に立っていた、樹齢60年ほど経った大きな杉の木。直径は60cm位はあるようだ







さて、作業開始~パフォーマーとして、チェーンソー・カービングバーの説明や、基本的な防護アイテムの、チャップス・ゴーグル・マスク等の説明もあった。チェーンソーは危険な道具でもあるし、カービングという本来以外の目的に使うので、いろいろな防護アイテムが必携となる



さて、カービングも下部域となり、最適な位置へとフォークリフトの足場が少しずつ下に降ろされる。





龍のとぐろを巻く螺旋の部分を、舐めるようにバーの先は削っていく。
見ていて面白いが、実際はそう簡単にはいかない。
下絵も描かずにどうやって刃を入れるのかが素人には理解できない。
それでも、綺麗に曲面が作られて行く


  

龍の背びれ部分の鱗片部分がバー先の尖がりを利用して、規則正しく面白いように刻まれて行く~
ノミによる作業と比べて、そのスピードは比べものにならない早さ~しかも、綺麗~迷いがない


 

延々と作業は続いたが、4時近くになったので完成を待てっずに帰ることにした




それから一月後くらいに、時間を作り『奉納具合』を見てきた



  

架空の龍なので、具体的にどんな腕の付き方?が正しいか批評はできないが、チェーンソーだけを使って見事な出来栄えとなって、『登り龍』として奉られていた。

やはり、生の作品~それも製作途中を垣間見られたことは良い経験だった。

  

 

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