Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

単管パイプ倉庫づくり③ 完成編

2022年05月16日 20時59分08秒 | 日曜大工

2022年5月GW・ゴールデンワーク

今年のGWは珍しく良い天気です。
この貴重な休み中の完成を必死に目指しました。

いよいよ側面の波板張りです。
垂木固定のために新たに単管を垂直に入れました。

一人作業はつくづく効率が悪いと実感しました。
4mの垂木を直管パイプに固定しようも、向こうの端を持ってくれる人はいなく、とても片手で水平には持てません。
ヒモを使い、概ねの高さ・位置に固定し、サドルで固定しました。



まず、片方のサドルの穴一つだけ止め、向こう端に移動して平行(4mで5cmの傾斜なので水平では無い)を見ながら、こっちは穴2つを止め、また最初の端に戻って、残りの一つを止め決着・固定しました。
こうして新たに入れた単管に垂木2本を取り付けていきました。




南側は、5尺(150cm)の波板で良かったのですが、規格がありませんでしたので、

9尺(273cm)波板3枚を半分の長さに切って、136.5cmを6枚作りました。
傘釘打ちです。
傘釘はこの様に、クッション部分が繋がっており、全部千切って切り離して使う人も居ますが、繋がったまま打つ方が、指を叩く可能性が無く角度も直角に打てると思います。




もう一つのテク
傘釘は、必ず雨水が入らないように波板の山部分に打ち込むのですが、実は滑ってなかなか一番高い所に垂直には刺さらないのです。
ツルッ・ツルッと滑って、これにはイライラします。
そこで予め、キリで山の頂点に凹窪みを付け、すんなりと打ち込みました。
二度手間の様ですが、すんなり一発で打ち込めると快感です。



千切る時にはただ引っ張ると、今打ち込んだ傘釘のスポンジ系クッションが一緒についてくる場合がありますので、右手の爪先で押さえて引っ張ると千切れます。



南側が終わりました。
中古の雨どいがありましたので、はめてみました。(写真は固定前)




200リットルタンクを雨水タンクとして、高さを調整して利用。
ここに誘水します。




雨水タンクを設置すると、雨もまた楽しみになります。



北側面の垂木3本固定も終わりました。



これで、雨はしのげます。



2022年5月8日

GWもとうとう最終日。
ミッションは今日で完成させねばなりません。
左側の屋根高の高い方に、ボブキャットを収納しますが、タイヤの位置を決めました。
凸凹の地面を鍬・スコップで、平面&(4mに5cmの傾斜)に削っていきました。




使うブロックは、中古のブロックばかりです。
1列目を並べました。



1列目の水準器は、この気泡で構いません。
(右が奥なので高い、左が手前方向で低い)




2列目と1列目は水平でないといけませんので、水準器で確認しながらです。



2列目を並べ終えました。まあ、多少の凹凸ありますが、これで十分です。
熊本弁(う~ばんぎゃ!)ではなく、これは許容内という妥協です。




待ちきれず、ボブキャットを入れてみました。
天井も大丈夫。思いどうりです。




次は、右半分。
管理機と、モア、資材棚のスペースです。
ブロック総数100個をこの改造ロングボディ一輪車で運び並べました。



あるだけのブロックを並べ終わると、進入路のブロック高さの段差をなくすため、一度廃土した土を再び戻し、スロープ的にしました。
一輪車で運ぶこと10数回分の土量。
やはり、土いじり運搬はキツイです。



これまた待ちきれず、管理機とモアを入れてみました。



手狭ですが、メインの機械は入ります。
これで、トラクタ以外はここに収納出来るようになり、母屋横の納屋(カモングラ)のスペースが空きました。




右奥の角部分は、90×180×高さ180cmくらいの容積があります。
ボチボチと収納棚等を作ろうと思います。

まだ100%完成ではありませんが、GWをゴールデンワークに集中して、構想から約半年で完成することが出来ました。


単管パイプ倉庫づくり① 準備編

単管パイプ倉庫づくり② 整地・天井編



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単管パイプ倉庫づくり② 整地・天井編

2022年05月14日 09時16分00秒 | 日曜大工

2022年2月~4・5月ゴールデンウイーク(ゴールデンワーク)

今年の「春一番」は2月20日とも、九州北部では、まだ観測していないとも言われていましたが、2月23日天皇誕生日に行ってみると、半壊状態に傾いていました。
この辺りには「春一番」が吹いたようです。

八重桜が咲く頃、南側の屋根が落ちていることに気づきました。
中に管理機や一輪車、肥料もありましたので、救出作業開始です。



南側の、白い波板を取っ払っていたら、支えを無くしたのか、『ギーギードーン!』
全体がペシャンコに潰れてしまいました。
危ない危ない!これでもタイミング悪く下敷きになれば圧死の可能性がありました。



倒れてしまえば、片づけ作業は上から順に取っ払うしかありません。
バール、くぎ抜き、番線切り クリッパー、
ペンチ等で格闘すること1ケ月(4日間)
釘や針金、ガラクタにまみれて、手袋必着で撮影どころではありませんでした。
やっと敷地が現れました。



2022年4・5月ゴールデンウイーク(ゴールデンワーク)

この連休で完成を目指しました。

計画では、排水のために手前から奥にかけて、4mにつき5cmほどの登り傾斜をつける予定です。
また手前の通路から15~20cmくらいの段差があるために、このままではボブキャットを納機する時、ウィリー状態になりかねないと、進入路の高さに合わせて削ることにしました。



ボブキャットのおかげで、約3立米位の土を廃土できました。




廃土途中では、柿の木の根やニッキの木の根が、結構はびこっていました。



平面が出来たら、いよいよ柱の位置を決める【くい打ち】です。
昔習った、【ピタゴラスの定理(三平方の定理)】を活かす時です。



ピタゴラス数から、3:4:5  9+16=25 を選びました。
紐にメジャーを当てて、長さを区切っていきます。
区切りを結び目にしたら、先ず起点に杭を打ち、左右2方向に引っ張れば、直角三角形が出来ることになります。



次は〘水準器〙づくりです。
建物とかには、直角と水平を作りだす・使う ことが非常に大事になります。
水平は、角棒に気泡管が埋め込まれた水準器もありますが、何メートルにわたっての水平を測るには、この様な透明パイプによる、(気泡ではなく)水面で水平を知る方法があります。



市販品のウオーターレベルというものもありますが、自作で透明ホース5mを買いました。
2リットルのペットボトルの側面に穴を開け、接着剤チューブの付属品のノズルを突っ込み接着しました。
製作費 ホースのみで数百円!



使い方
基準となる起点を柱のクランプ下としました。
この場合10cmの位置にし、排水して水面を調整します。
(二人作業なら、ペットボトルを傾けて水面を調整しますが、この写真は調整前です)




このホース先を、奥の柱(5cm高の傾斜を付ける計画)に持っていった時の水面、写真の定規5cmのところが水平の位置になります。
5cm高の傾斜を付け上げるなら、基準となる起点がクランプ下が10cmの位置だったので、水面は5cm下の位置まで上がるよう固定ベースを5cm上げて、調整します。
でも、一斗缶の固定ベースは重たくて、テコで持ち上げたりして、缶下に土や小石を打ち込む等して、5cm高の傾斜を付けました。
水平のほうがズッと楽です。




こうやって、6本の柱が立ちました。
まだ左右3本の柱はグラグラで、倒れやすい時です。




基準の柱が決まれば、後はどんどん単管パイプを連結していきます。
が、一人作業なので4mパイプを、2mの高さに乗せるのも大変。
乗ったと思ったら、スルスル・コロコロと滑り落ち・・ギャーン・・と音を立てる
ついには紐で結んで、クランプを噛ませるという効率の悪いやり方でした。
直交クランプと自在クランプを使い分けて、ラチェットレンチでどんどん固定していきます。




斜めの鎹(カスガイ)を取り付けたら、ぐらつきが無くなりガッチリとなってきました。



次は、屋根の波板を支える垂木の取り付けです。
7尺(2120mm)の波板2枚を中央で重ねますので、中央の垂木を先に決めます。
あとは、均等配置になる様間隔をとり、マジックで印を付けます。
こんな時、垂木の芯・芯に印を付けるか、左右のどちらかに印を付けるか、迷ったりしますが。
これに限らず、芯・芯に印を付けるのが、間違いが少ないと統一しています。



ちゃんとした垂木クランプは1個240円もしましたので、塩ビ管固定用のサドル(売り場は別)を使う事にしました。



垂木の取り付けが終わりました。



傘釘で固定する前に、波板を並べて、重なり部分を山・谷いくつにするか決めました。



波板の傘釘止め作業は、奥の方+下の波板から順に固定していきます。
脚立に乗って、手を伸ばし傘釘を打ちます。波板の規格は幅65.5cmで、長さは各種と、幅だけは統一されています。
何故か?これは人が手を伸ばして傘釘を打つ時、力が入る限界だと思いました。




天候に恵まれ、屋根波板の傘釘止め作業は順調に終えることが出来ました。


さて、次は側面張りと床面作業です。
近日公開予定、乞うご期待!

単管パイプ倉庫づくり① 準備編

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単管パイプ倉庫づくり① 準備編

2022年05月13日 22時54分13秒 | 日曜大工

2021年12月中旬~2022年2月

親父の49日を済ませると、実家は本当の空き家になり、家・菜園や農地や山の管理も全てのしかかってきました。
親父は菜園横に掘っ立て小屋を、私が高校生の頃ですから45年ほど前に建てました。
固定資産税がかからないようにと、木や孟宗竹の柱を地面に直接立ててあります。
さすがに老朽化し、今ではいつ倒れてもおかしくない状態です。
柱に寄り掛かっただけで、グラグラです。




具体的に建て直しを考え始めたのは、年末休暇になってからです。
建材を木にするか、単管パイプにするか考えました。
木だと、軸組み工法で木材の切断・刻みに時間がかかるので、規格ものの単管パイプで立てることに決めました。

大きさは元の敷地に収まる事と、規格ものの単管パイプが4mである事から、4m×4mとし、エクセルで図面を描きました。



高さは、左側が2mの柱、右側が1.5mの柱とし、南抜きの傾斜の屋根としました。
2mは、ボブキャットの屋根高が1.8mである事から決まりました。



図面を元に、パイプの数、単管パイプどうしの連結クランプや波板の大きさ、数量・枚数を数えました。

12月の晦日や大晦日にかけて、ホームセンターでの単価調査です。




単管パイプを連結するクランプには、直交クランプと自在クランプがありますが、屋根が傾斜であること。
入り口から奥にかけて、4mにつき5cmくらいの傾斜を付ける計画でしたので、自在クランプが多く必要になる事が分かりました。
屋根の波板は、垂木が必要ですので、その垂木クランプも必要です。




屋根や側面に張るのは波板とし、ガラスネットの透明タイプとしました。



材料一覧表に、数量・単価等整理し、必要な経費を算出しました。
『12万円か~。単管パイプ、クランプは中古部品も使うから、安上がりじゃあるけど、お金の準備しなきゃ~。』




2022年1月

新年早々、図面をにらめっこしていましたが、縦柱と横の梁や屋根の垂木を止めるための単管パイプの前後の順番や、クランプの掛け方が良く分かりません。
そこで、竹ひごでビジュアルな模型を作ることにしました。
ただ、竹ひごの連結に困りました。(糸やヒモで縛るのは厄介・接着剤はやり直しが出来ない)

そこで、電気コード(VVF2芯ケーブル)を剥いた、外皮(ビニルシース)でクランプを作ることにしました。



カッターナイフで切込みを入れて、単管パイプに見立てた竹ひごを突っ込む穴をキリで開けました。



こんな感じで、『穴、あけましておめでとうございます!連結です。』



時節柄、ちょうど おせち料理の蓋がゴミとして出ました。
箱の辺20cmを4mと見立てて、4m・2m・1.5mの20分の1に竹ひごをカットし、単管パイプを組み立てました。
(安定のため箱に差し込んで立てているので、高さが低く見えます!)



2022年1月下旬

固定ベースを10個買いました。
直径10mm×長さ80
mmのボルトナットも40組。
これに単管パイプ柱を突っ込み立てます。



固定ベースを固定する、セメント・砂利・砂の2セットでしたが、結果的にはもう1セット足りませんでした。



固定ベースを固定する土台の敷石づくりです。
石、小石、割れ瓦を屋敷中から集めて、1斗缶に詰めました。



生コンの作成に活躍したのは、以前復活させたこのミキサーです。

コンクリートミキサーのレストア




良い比率で、生コンクリートが出来ました。
1斗缶に流し込んで、棒で石の間に突き詰めて、落ち着いたところで、固定ベースを置きボルトを埋めました。

ところがハプニング!
ズブズブと沈んでいくのです!



たまたま庭先に、柿の伐採枝を放置してましたので、急いでY字の枝を切り出し支えを作り、染み出して上がってくる水を雑巾で吸い取り、沈まない硬さに調整。
ベース下に、コンクリートを突きこんで固めると共に、枝で水平と垂直を調整し丁度良い高さで安定させました。
最後に、表面をコテで出来るだけ平面に均しました。




1週間後、実家に来てみると、綺麗に固まっていました。



全部で8個の固定ベースアンカーが出来ました。
ただ、1個50kg位になり、ちょっとそっとでは重くて動かせない頑丈さになりました。




2022年2月下旬

さ~て、この頃、市場?は戦時下となっていました。

コロナ禍もありますが、ロシアによるウクライナへの 軍事侵攻 2022年2月24日 の影響が、さまざまな資材・建材に出始めていました。
それ以来、各種の生活用品・食料品・建材の値段がジワジワと上がっていました。

『ボーっとしていたら予算内で買い物出来んばい!』

土台のアンカーが出来たので、いよいよ長物資材の購入となりました。

が、しかし法律(道路交通法)の壁が!

2022年3月上旬

4mとかの長物は、ホームセンターでの運搬もやってくれないし、お店の軽トラックも貸してくれないのです。
余計な時間を費やしましたが、急きょ作ったのが、コレ!
単管パイプを組み合わせ、水平に4mの長物も積める台を作りました。




2022年3月12日

ともかく3月の内には材料を買っておかないと、予算オーバーしてしまうと買い物決行
リストを元に、店員を付けて次々と積み込みました。
ナガモノについては、頭と尻の飛び出しは、30cm以内にするよう指示して、積み込んでもらいました。




ホームセンターから実家まで、県道を走り無事に到着しました。



早く建てた~い。

でも、年度末となり、なかなか忙しい時期に突入してしまい、とうとう年度をまたいでしまいました。
しかも、この歳で職場を異動することになってしまいました。

単管パイプ倉庫づくり② 整地・天井編

単管パイプ倉庫づくり③ 完成編 - Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!


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