Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

恐竜の卵・ランプシェード完成!

2018年06月14日 23時59分19秒 | Weblog

2018年6月9日

そもそも、この恐竜の卵と出会ったのは、2017年10月22日の震災復興祭・イベント会場(嘉島町イオンモール)でのこと。
各町の物販テントで、この緑色の奇妙なモノを見つけ、『恐竜の卵』として売られていた瓢箪(ヒョウタン)を、500円で買いました。
店主にこれの使い道を聞くと『乾燥させて、飾り(話のネタ)』でした。




半年もすると、緑色はヒョウタンらしい黄土色になりました。
果たしてこれをどうしたモノか
話のネタに500円は高すぎるので、何かを作ろうと考えていました。



思いついたのは、穴をたくさん開けた照明の、『ランプシェード』でした。
たくさんの穴を開けるのには、大小のホールソーのセットを持っていましたので、これを使うことにしました。

2018年5月2日

世間はGW、前半。
半年以上も放置していて、やっと時間もできて行動に移しました。



インパクトドライバーにはめて、先ずは大きな穴から穿孔。



大きさを変えながら、バランス良く、穴を開けました。
一番小さい穴は、木工ドリルで9mmを開けました。



たくさんの穴が開くと、中から種やワタが出るわ出るわ
後日、facebookに募集して、これらの種は6人の方に差し上げました。
これで県内外に、恐竜の卵が産まれる




内壁にはスポンジみたいなワタがビッシリとついていて、これを取るのが大変でした。



大きな穴から、回転ブラシを突っ込んで削るも、完全には取れません。
しっかり取らないと、熱で発火しはしないか
という不安から執拗に取りましたが、数日使ってみて、発火はしないと分かりました。
つまり、適当でよかったのです。




中に入れるランプだけは、この段階で決めていましたが、ここで再び放置



2018年6月9日

梅雨前には完成させようと、重い腰を上げました。
ランプを入れるためには、柄を切らなければならない・・・・でも、その後どうやってくっ付ける
問題を抱えながら、ランプの径だけを考えて、鋸を入れました。

ところが、果皮が硬い
インパクトドライバーで穿孔した時には気付きませんでしたが、人力でのノコビキでは硬さが伝わるものです。
調べてみると、生果実段階で、果皮にヒビが入る耐圧試験では、カボチャが、6.08キロだったのに対し、ヒョウタンは13.36キロと、生果実でも2倍も硬いというデータがありました。
これは、 『ヒョウタンの実の皮には、リグニンという、木を硬くする成分が含まれている』 が理由でした。
果実でありながら、果皮は木と同じ硬さなのでした




さて、電気のコードをどこから出すかでは、いろいろ考えました。
成り口は切りたくない長い柄の曲がりは、引っ掛けに使う
結果的に、ココにしました。



コード幅8mmに、9mmのドリルで穿孔しました。
曲がりの内側から外へ、2本のコードを出そうとするも、1本入れば、残りがつっかえるので苦労しました。
細い針金で2本の先端を縛りまとめ、角度をつけてチョコと頭出し。
それをラジオペンチの先でつまみ、やっと2本がコードを引き出しました。




さて、早々と決まっていたランプですが、口金の小さいランプには、このソケットしかありません。
普通サイズの口金径のソケットに、再びねじ込んで使う商品の仕組みです。

しかし、普通サイズのソケットの形はランプの径以上に脹らんでいて、ヒョウタンに入らない
そこで、電源コードを直接ハンダ付けすることにしました。




さて、切り離したヒョウタン先送りした問題を解決しないと、完成しません。
表面に、留め具みたいな物は付けたくありません。
継ぎ目が見えないように、接合出来ないか
切ったは良いが、どう繋ぐの 対応策を考え悩みました
考えろ~ 考えろ~

切り離した、柄と果実の径を観察すると、台形的に膨らんでいます。
という事は、柄の方から、果実に クリップ or ヘラ みたいな物を取り付けたら ハの字 に広がって、果実の内壁に引っかかり、つなげるのではの、発想
それから、柄の内壁に クリップ or ヘラ を接着剤で取り付けられる様に、彫刻刀で硬い果皮面まで4ヶ所の土台を出しました。




ところが、肝心の クリップ or ヘラ になるプラスチック片みたいな物が、なかなか見つかりません。
そこで、インクの無くなったボールペンの芯(ボールペンのインク軸)を使う事にしました。
グルーガンを使って、ホット
メルト接着剤で固定しました




ハの字に広がって、下の瓢箪の内壁に広がれば、うまく連結出来るハズ

※電気コードの『使用しないでください』は、もともとこの電気コードは、延長コードの複数コンセントがダメになった、コード部分の再利用なので、『電気コードは、折り曲げたり巻いたりして、使用しないでください』の注意書きの後ろの文章です。




うまくハマりました
コンセント側には、ON-OFFのスイッチも取り付けています。
スイッチオン 点灯実験成功です。



とりあえず、玄関ロビーに置くことにしました。
綺麗です




今回のヒョウタンの種は、すでに蒔いていて、今では蔓へと生長中です。
たぶん、たくさん成るであろう恐竜の卵・ヒョウタンの、この秋の収穫後の利用を考えました。
それは、です。

発端:ある実験結果のホームページを見つけたからです。

 気温30度を超える野外に、ヒョウタンとペットボトルに入れた水を放置しておいたところ、
ペットボトルの水温は上昇するのですが、ヒョウタンの水の温度は下降し!その差は2時間で6度にもなった!

 これはヒョウタンょうたんの皮に、水を通す効果があるため。皮の表面まできた水が蒸発するため、その気化熱で水温が下がる。
しかも、水は漏れない特殊構造
これは、水は通さず、室内も蒸れないという、現在の防水透湿素材と同じ構造になっている。


ひょうたんとペットボトル実験  

 

 

 

 

 

 



これに、閃いたわけです
恐竜の卵は、見てのとおり凸凹の表面積が大きく、揮発量も多い&気化熱が多く冷却効果も高い

僕の頭の中では、涼しげな部屋に、ブラブラ下がる恐竜の卵がいくつも見えます 


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梅ちぎり

2018年06月05日 20時52分29秒 | Weblog

2018年6月3日

毎年、梅雨時期になると悩みだす、実家の梅ちぎり

母が生きている時には、家族恒例の行事でちぎり、梅干しや梅酒等の加工品にも活かされていました。
母が居なくなると途端、今では無用となり、熟して落ちて汚すだけの迷惑樹になってしまいました。

昨年は、いかにももったいないと、農業大学校の研修生に声掛けし、手伝ってもらい収穫しました。

さて、今年は
5月、facebookで『梅の悩み』を書いたら、10名ほど『来たい!やってみたい』の返事があり、俄然期待をしました。
果たしていよいよ1週間前になり、メッセージで『6月3日日曜日午前9:30、水辺プラザ集合』の連絡をしたら、帰って来た返事は『子どものスポーツ大会の応援・地域の環境清掃日・イベント・・等々』を理由に前々日まで、0ゼロ人となり頭抱えていました。
しかし、前日になり、知人A君の『地域の環境清掃が終わってから、駆けつけます』の連絡で、望みにかけました




今年の梅は、例年にない寒波でアブラムシも無く、黒星病の斑点やカメムシの吸った跡が少し見受けられるも、豊作の様で枝は重みでしなっていました。



日当たりの良い枝は、果皮が真っ赤になって、『早く、ちぎって』と言っているようです。

前日から梅雨の中休みの快晴
日曜日は、適当な日差しで暑すぎることもなく最高です。
早朝から実家に向かい、梯子や道板、収穫袋を準備し
10時過ぎまで一人でちぎっていました。

ナビと携帯電話の説明で、結果的に大人5人と幼児一人が実家に直接来てくれました
初対面のご夫婦もあり、樹上で挨拶の後、収穫要領を説明。
午前中は、敷地の南側にある、南高梅(ナンコウウメ)をちぎってもらいました。




こんな感じで、納屋の上の屋根の上、瓦に登っての手ちぎりです。
親父は体重が軽いので、細い枝先まで渡り歩き一緒に参加しました。




枝は空に向かって伸びているので、足場の道板や、枝、樹上に登っての収穫です。



梅の枝は、枯れると固く鋭く尖っていますので、帽子と長袖は必須です。



梅の粒が大きいので、収穫袋は頻繁に満杯になります。
下に降りる人についでに託しながら、集積場で反すと、みるみる小山が築かれます。




この老木(おそらく70年生)は1本の木ですが、屋根沿いに張らせた太い枝が折れることなく面積を稼いでいます。




午前中の収穫量は、これだけありました。目測180kg



あっという間に、12時を過ぎました。
賄いにソウメンをする予定でしたが、お昼ごはんの差し入れ(炊き込みご飯のおにぎり&貝汁&デザート)をいただき、感謝でした
ビールはノンアルコールです
樹上では、懇親できない突っ込んだお話しで、楽しい食事が出来ました。




午後の南高梅は、割と短時間で収穫終わりましたので、裏の梅まで全部ちぎってしまうことにしました。

こちらは、ブルーシートを広げてたたき落としました。



私道に広げて、受け止めます。
中央の窪みに、集まる効率的な方法です。



北側の梅の品種は、『難波』と思われ、梅干しには適した大きさで、毎年、嫌になるほど実りますが
朝日が良く当たるのが裏目に出る場所で、今年は受粉時期の霜や寒波で花(花粉)がやられて不作でした。



先導的なA君に叩き落し役を一任
でも叩く人には、枝葉の死角があるもので、実が見えなくなると、もう無いと判断します。
下にいる人からは、取り残しが良く見えるので『もうちょっと右・右あ・あ~行き過ぎもうちょっと左そこそこ叩いての怒号指示が飛び交います



叩き落しでは、枝葉も一緒に落ちますので、分別が必要です。
半分は、枝葉のゴミです。
分別作業も顔突き合わせると会話の機会になり、自然と楽しい時間になります。
これを一人や、親父とやっていると、ため息しか出ないものです




おかげさまの大人7人で、早く終わる事が出来ました。
農援に来てくれた皆さんに感謝です。
南高梅は、みんなに好きなだけお持ち帰りして貰ったのに、小山は崩れずたくさん残りました。


みんなが帰ったあとは、親父と2人っきりの静けさ。
口数少なく、選別しながら袋詰めするも、なかなか減りません。
午後7時までかかり、やっと袋詰めを終えました。
8kg袋×18袋=144kg 5kg袋×1袋=5kg 合計 149キロありました

1本の老木ですが、トータル200キロ近く収穫したことになります
これで一安心です

大正14年生まの親父は、明日6月6日で、93歳になります。
来年の親父の参加は、もしかして無理かもしれません。
息子としては、これからの事を考えなければなりません。
案1=親父が居なくなったら、梅2本だけでなく、柿園20a・栗園30aとも伐採する。
案2=今回の様な方法で、facebook等で参加者を募る。
案3=漬物業者や加工業者等の商売の人に、収穫作業ごと売る。

『形成資産とは、継承し活かしてこそ価値がある。活かせなければ、ただの負債に変化する。』(金光語録 B/Sより



実は、我が家だけでなく世代が代わると、こんな未収穫のまま落ちている果樹類が、ご近所にも、山にもあふれています
それが、イノシシやシカ等の害獣の餌付けになっている事も認識しています

これが、継承されず高齢化する田舎の現実です。

僕が、FACEBOOKを活用して農援を呼びかけて、協力を得ているなんて、稀な事でしょう


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