Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

猫(寅次郎)を彫る~仕上げ・完成!祝:300件目の投稿!

2016年07月24日 22時56分17秒 | Weblog

2016年7月18日

三連休でどうにか完成させたい思いはありましたが、親戚の葬儀で没頭出来たのは最終日のみでした
だから、早朝から、彫り始めました。
ほとんど彫刻刀での細部の削りとなり、ご近所にも迷惑を掛けない静かな朝です。

寅次郎の顎の下、喉の余計な膨らみを削ぎ落とし、口元も 浮世絵の助六 みたいに、キリッとさせました。

 

指先(爪)がやっかいです。
材の榧(カヤ)の木が、細部の表現に、ついてこない~

 

ついてこない=細かく彫ると、欠けてくる という意味です。
適当な厚みを持たせての爪の表現です。



『寅次郎が、何か見つけた狙っている~』こんな感じかな



さて、面倒な毛の表現です。
本当は、毛の太さは現される大きさではありません。
『・・でも、のっぺら表面ではなあ~』と思って、U字刀で毛の流れ=毛並み を表現する事にしました
もちろん、見えない腹側も。手には肉球も彫りました


  

お腹の部分に、作成年月と揮毫をしました。(左写真)
(左写真)、シッポの塊が大きくて折れやすいため、根本を太く△にしていました。
終盤ですので、いよいよ正規のお尻の形にしなければなりません。


  

次は、最後のシッポの掘り出しです。
ノミで彫ると衝撃で折れるので、ドリルで穴を連結しようと穿孔を進め、いざ、最後の穴になって、『パリッ』っと音がしてシッポの先が折れてしまいました。
『どうしよう~欠片(カケラ)を接いで、長さの比率を守るか~。でも、誰も実際のシッポと比べて、短いと言う者は居ないし~』

ということで、欠片を捨て残りで彫る事にしました。
気を取り直し、残った肉厚の余計な部分を取ろうと、再びドリルで穿孔
していて、またもや『ペリッ』っと音がして、一番大事なシッポの先が折れてしまいました。
『もうこれ以上短くする事は出来ない寅次郎に文句を言われる


  

欠片を予めシッポの先端の形に削った後、断面を綺麗に合わせて、ドリルで支柱(竹串)を通す穴を掘りました。



竹串を作る要領は、腿の上で右手のナイフを一定の角度で固定し、左手で余裕のある長さの竹串の方を持ち、カンナの様にスライドさせる事です。
こうすれば、同じ径の太さの串が出来ます。
もし、ナイフを動かすと凸凹の串となり、綺麗な串は出来ません。
ドリルの穴に、ちょうど良い太さで通す事ができました
木工ボンドで固定し、午前中は終わり。


 

シャワーを浴びて、着替えもした午後、ホントはボンドをもう少し乾かしたい所。



待ちきれずに、彫り始めました。



殆ど、断面の境目も分かりません。



さて次は、先日撮影した寅君のチンコと肛門をスマホ画面に表示します。
去勢済みなので、小振りです。




実際はペタッと尻を着いている体勢ですので、こんな感じに潰れます。



下腹部から、シッポの先まで、V字刀で毛並みを入れました。

 

彫りは、これで完成です。



『オオッ狙っている~』感じが出ています・・か



役に立った土の寅君も、これでお役ご免です。

 

おや~モデルの寅次郎が、完成の確認に来ました。
気に入ってくれたでしょうか

 


2016年7月20日


仕事からの帰宅後、まだ西日の中で、そそくさとニス塗装をしました。
ある程度塗ったら、針金輪っかにシッポの先を引っかけて、塗り残しが無いように仕上げました。
まるで、鳥の照り焼きみたいです(笑) 

  

 
2016年7月21日

翌日の朝、塗装の乾きを確認し、仕事に出勤しました
この日の夜は、写真を整理し、完成の喜びを報告するつもりが・・・
なんという事でしょう。

21日午後8時頃、自宅近くのバス通りの道で、ずっとモデルとなってくれた寅次郎が、死んでいるのを、帰宅途中の妻が見つけました

『間違いだろうまさか』・・行ってみると、間違いなく寅次郎でした
まだ、余熱のあるアスファルトの上に手足を伸ばして、横たわっていました
震えながら抱き上げると、まだ温かく、手足もダランとして、幸いにも多くの車に踏まれた様子もなく、体は綺麗で骨折・外傷もありません。
ただ、耳と口からは・・・

思い起こせば、10ヶ月前、長男が犬の散歩で、段ボールの中で鳴いていた子猫を見つけました。まだ目が開いたばかりの乳飲み子で、他の兄弟は、烏の餌食になっていた様です。
それから、ミルクと下の世話をして育てた、一番手の掛かったネコでした。



家族旅行にも連れて行って、一人にはしませんでした。



順調に乳離れして、だんだんと、やんちゃに



寝る時には、抱かれに来て、指をチュッ・チュしに来るので、乳首が恋しいんだろうと、ずっと吸わせていました。
それだけ、可愛い寅次郎でした

車の危険性を教えなかったのが悪いのか・・・まるで完成を待つかの様に逝くなんて、神様の意地悪なのか~もしかして、彫刻のモデルにしたからか
彫刻は、入魂・・・その想いが、寅次郎の魂まで奪い取ったのか ・・・だったら、彫刻なんてもうしないぞ・・・老衰ならともかく、1年も無かった短い命・・・まさか交通事故で死ぬとは、今更ですが、悔やんでも悔やみ切れません。





 ネコの天国 
が、あるかどうか分かりませんが~
草むらの虫やネズミを相手に、こんな格好して元気で走り回っていて貰いたいと思います
『寅次郎~これから青春という時に、バカタレが・・・・・でも、安らかに~短い1年間だったけど、本当に家族を和ませてくれました・・・可愛い姿をありがとう~

 

以上、今回の彫刻は3つのシリーズで、完成のこれがちょうど300件目の投稿でした。
本当は、喜ばしい記念の投稿の筈が・・・こんな報告になるなんて・・・・
これまでたくさんのブログをアップしましたが、涙を浮ながらに作ったのは初めてでした。

寅次郎が居なくなって、ため息ばかりのここ数日でした
やっと気を取り直して、ブログをまとめる事が出来ました。
 
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

猫(寅次郎)を彫る~荒彫り

猫(寅次郎)を彫る~中削り

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猫(寅次郎)を彫る~中削り

2016年07月23日 17時04分41秒 | Weblog

2016年7月9日

雨が降れば、うっとうしいし、晴れたらいきなりムッと、蒸し暑い
でも、出来る時に彫らなければ・・・という焦燥感で朝7時から作業場(駐車場)へ
ノミを振うと、直ぐに、汗ダラダラ

ところで、『あの人は、荒削りな人』・・・とか遣うが、中削りとは余り言わない。
でも、ちゃんと工作方法用語では、『荒削り(主として工作物の仕上げに要する取り代(シロ)を残して切削すること)を施した後、加工によるひずみや熱処理ひずみなどが仕上げ加工精度に影響を与えない範囲で仕上げ代を残して切削加工すること。』とある。
つまり、僕の造語では無い事と、輪郭の塊から顔・目などを彫り出すのが今日の目的です。

荒削りをしていると、『猫の体の造り』への疑問は、次々に湧くモノで、家の中で『寅次郎』を捕まえては、写真撮影で知りたい部分を撮りためていました。
以下、しばらく『寅次郎の造り』・・猫の紹介ではありません。

スヤスヤと、気持ちよく、寝ているのに



足を曲げられ、弄られて・・・



 

『なにしてんだよ?勝手に人の体弄るなよ!』と目覚めて仕舞いました。



シッポやチンコまで弄られて・・・



『人の体を、いったいどうしたいんだよ!』と、この後不機嫌になっていました





つくりのイメージを、荒削りの塊に投影すると、またノミを入れます。
でも、ガンガンと削るでなく、手で  カツラ を掌で押して削ります。

膝の上に置いて、グイッ、グイッと寅次郎を彫り出します。



彫刻刀に持ち替えて、だんだん表情を出していきます。
鼻の穴って、こんな感じ!
猫や犬は、口蓋裂なんで、口腔鼻腔が交わっているから、それを綺麗に彫ることがネコらしさになる


  

口は、上唇が被さっている、いわゆる『アヒル唇』と、初めて意識しました
目・眼球になって、失敗に気付いた
ネコの目を観察すると、眼球はビー玉の様に飛び出していたんです。
ネコはみんな、西川きよし です。
仕方なく、彫り下げて眼球の丸みを出しています。

 

思い返せば、間違いは、このノミの入れ方でした
この時、ポッコリと眼球を盛っておかねばならなかったのです。


耳の穴は概ね三角錐の外耳穴ですが、毛だらけで彫りようがありません。
無毛で三角錐の穴としました。

 

奥目が悔やまれますが、まあ寅次郎らしくなってきました。

 

後回しにしていた、後ろ足は荒削りからです。



シッポの巻き は、折れやすいので、まだ塊状態です。
シッポの付け根の年輪と相談しながら、ここまでって処まで彫りました。

獲物を狙う勇姿に近づいたかな
 


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猫(寅次郎)を彫る~荒彫り

2016年07月22日 23時07分22秒 | Weblog

2016年6月下旬

我が家で一番新しい家族の『寅次郎』・・・猫の紹介ではありません。
1年ぶりの彫刻のモデルになって貰いました。
イメージは・・・
『目標の獲物に向かって、お尻をモゴモゴして、今にも飛びかかろうと構えている瞬間』ですが~

  

なかなか、思いどうりのポーズはとってくれません。





アレコレ、体勢をイメージに矯正しようとすると、『なにするんだよ~』てな顔つきで
ガブリッと噛まれ~




プリッと、どこかに逃げていく~



そんな状況で、カット・カットを集めて、下手なイメージを描きました。



2016年6月28~30日

絵と彫刻の違いは、なんてたって2次元と、3次元の差!
この1次元の追加は、空間の深みと言うべき立体化そのもの!

平面でうまく描けても、立体ではうまく彫れない!削り過ぎたら戻せないので、入念な立体把握が必要だけど・・・それがなかなかうまくいかない!
それを補ってくれるのが、粘度でのモデル作成!


  

晩酌後、夜な夜な、部屋に籠もって3次元に起こしました!
大人になっての、粘度遊びです(笑)



初めての大人の粘土アソビ

2016年7月3日

今年の梅雨は過激!凄い雨の一日、駐車場に隠って、いよいよノミを入れました。
材木は、五木村の大工、上村さんから貰った、榧の木(カヤノキ)
5年間放置していたので、汚れ染みがすっかり着色していた。
長さ60cmあって、シッポを丸めたら、実物大に彫れそう・・・?

    

ノミの打ち込みにも逃げないように、作業台にストッパーを付けて、手づくりチョウナを振るいました。
榧の木の白い肌から、なんとも言えない芳香が、永い眠りから覚めたように湧き立ちます。

     

粗彫りなんで、大胆にカット。



この段階までは、断面が長方形の材を縦長に彫る予定でした。



ところが、粘土モデルと比較すると、縦長ではどうしても幅が足りない・・・
アニメ:トムとジェリーで、トムが両側から挟まれ潰れ、縦長に伸びた形になってしまう・・・Www



仕方なく、材を寝せて使うという設計変更~横幅を優先させた。



線引き下描きをやり直すと、後はノミでガンガン彫るだけ~



下描きは直ぐに削られて無くなる~
常に粘土モデルを側に置いて、それをお手本に彫り進めた。





粗彫りなんで、頭も体も肥満体です。



粗彫りは、おおざっぱに見えますが、骨格的な下地です。
ここで、間違っていると、後々の修正が難しくなります。




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