Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

第3回炭焼き体験・ゼロエミッション燃料メイドin五木 (前篇)

2011年11月27日 00時09分34秒 | Weblog

2011年11月12日

いよいよ炭焼き体験もファイナルとなった
今回は予定を変更して午前9時集合
溝口さんは青竹でまたもや湯飲みを作って待っていた。
ガスバーナーで模様まで入れる凝りよう



先ずはお茶しながら、樅木先生からの今回の日程説明
予定の参加者が2人来ていない
一人は午後1時との勘違い~そして一人は行くへ不明



『今回は炭出し、窯入れ、火入れ~までやります。明日の午後には火が回るまでになるでしょう。バーベキューの間も火を絶やしませんから~』



ということで、さっそく焚き口を崩していく。



高温で焼けた赤土はレンガの様に赤く固まっている。
いっぱいだった燃焼室のオキもすっかり灰になっていた




次の壁。
ここから奥の炭窯に大量の炎がこの窓を通って、中の材を焼いていった



炭が見えてきた



すっかり炭になっている
手前の柔らかい雑木はあんなにデカかったのに、ほとんど灰になるほど燃え尽きている。手前は高温の炎のために、たとえ堅い樫の木でさえ灰になるという。だから、雑木を手前に置く工夫



窯に入って、肥料袋に炭を次々に入れて運び出す
乾いた灰が舞い上がり、ケホケホの作業



隣の炭小屋にひとまず積んで行く



ここの炭窯では一回で、約300kgくらい
入れる材は3000kgだから10分の1くらいになってしまう



炭は20cmくらいにノコで切って袋詰めで出荷される。



さて、窯はすっかり空いたので、さっそく次の材を入れなければならない。
溝口さんは燃焼用の薪を準備する。
だいたい炭み材と同じ量の薪が必要となる~『これで本当にゼロ・エミッション』と思いたくなる。
それだけの、エネルギーを使って出来ている炭と知っただけでも良かった
~字を見たら、ひと山灰にするとも書いているからそうかもしれない



流れ作業で材を入れて~



1本が20kgくらいになる重たい雑木を運び込み~





また、窯を満杯にした



あっと言う間に、お昼の時間。
『今日は、熊の肉バイ』~『五木村に熊が獲れるんですか
『んにゃ、北海道の親戚から送って来たモノたい



それを炭火で炙って塩コショウして~



出来上がり~こんなの滅多に口に出来るものではない。
味は堅くもなく、臭みも無く熊と言われなければ分からない



と、良い匂いがしてきた所に、初参加の寺尾さんがバイクで登場。
『美味しいトコ取り』とけなされながらも、すぐに仲間入り



お昼のメニューは、うどんと熊の焼き肉という、凄い組み合わせ~でも、美味しかった



やはり、飲む時、食う時には賑やかになる



午後からは火入れの準備作業。
奥の壁を築いて~



焚き口の壁づくり~実はこの一番下、一番下の中央のテクニックに注目



ここはたまったオキを掻きだす穴となる場所だが、こんなに長いレンガは無いから、両側から橋梁(キョウリョウ)の様に中央で合わせてある
そのままでは落ちてしまうから、レンガの橋げたで支えてあるが、竹を挟むところがミソ
中の燃焼室で薪を燃やし、オキが出来る頃には赤土も固まり、この敷き竹も燃え尽きて、レンガの橋げたはすんなり引き抜くことが出来る。これがレンガ同士だと、噛み合わせの抵抗が大きくて、無理して引き抜けば壁ごと壊すことになるという。
なかなかのアイデアだ



さて、一方では壁全体を覆う、追加の赤土を準備している



一番外部の壁は空気を完全に遮断しなければならないために隙間なく赤土でカバーする。そのためにはある程度力を入れて、赤土ダンゴを投げ穴を埋めていく



いよいよ、着火~14時53分の事



『これから24時間燃やし続けんといかん』



この一方では、今回のメインである、バーベキューの準備をしていた。
それは、後篇で

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炭焼き体験・ゼロエミッション燃料メイドin五木2回目(後篇)

2011年11月23日 00時27分26秒 | Weblog

さて、あっという間にお昼になった
仕事前の鍋に加えて、シシ肉BBQのお昼となった



焼き奉行が自然と出来て~、



みんなの前の皿に次々と配り、次々と口に運ばれた



さて、昼食の間も交代で薪をくべていた
この窯には煙突が2つあり、手前の筒の無いのが『カマドメ』で、奥の煙突付きがが『ショウジ』と呼ばれる
この違いは、『カマドメ』は窯の内部の上部に空いた穴で、『ショウジ』が窯の内部の底に空いた穴という違いがある。
着火すると、炎は並べ立てた材の頭の上を通り焦がしながら水分を抜き、カマドメから大量の煙として出ていく



そう言った説明を煙に咽びながら、分かった様に聞く。



追い焚きの薪をくべて、雨のために順延としていた『玉切り(伐採と窯に入る長さへのカット)』に移った。



すぐ近くの山の土手に、直径30cmくらいのイチイガシがあり、これを伐採することとなった。伐採は、助手の溝口さん
足場を決めると、チェーンソーがスロットル全開で唸った



これは、雪ではない。勢い良く飛んできた大量の鋸屑ピントが合わせようがないので、ピンボケで雪の様



ちゃんと、倒す方向に、下段の刃を入れ、反対側から切り進めると、向こうに自然と倒れていく
枝ぶりのバランスも考えて、自分が逃げる足場も準備しての伐採作業~一番危険な作業だ



重機で、作業しやすいところに引っ張り出し、玉切り開始
120cmくらいの竹定規で測りながら、次々に玉切り。



調子よく枝を切っていると『違う違う、枝はぎゃんして落とさやん』と、助手の溝口さんの声が飛んだ
枝の部分では普通の切断とちょっと違う~炭の形からすれば出来るだけ真っすぐが良いので、鋭角に張る枝も角が立たないように、主幹から削ぎ取る様に幹にそって刃をなぞり、枝を落としていく。



今回は条件が良い所なので、重機が使える。
重機様々だ~1本で何十kgにもなる丸太もなんのそので、ダンプに積んで行く



そして、窯の近くにドサーッと落とす



玉切りが終わると、窯の前で火の管理の再開
薪をくべるのは、炎を窯の奥に届かせ、材を焼くための行為。
ところが薪が燃えると大量の炭(オキ)がたまって燃焼室に薪が入らなくなる。
そこで必要な作業が『炭掻き出し』



柄の長い特性のスコップを突っ込んで、オキを掻き出す



薪が入る空間が出来たら、薪の投入。これが熱くてたまんない作業~長く火に当たると作業服が熱を持ち、皮膚まで熱くなる



一方で、さっき運び込んだ材を、さっそく楔(ヨキ)とドンチョウを使って半割、4つ割~6つ割にしていく。



さて、大きな材は、ユンボを使って割っている~と聞いたので、その実演のリクエストがあった
H鋼の溝に丸太を乗せて、爪ありバケットの爪を中心に当て~



バリバリッ~っと、いとも簡単に割れていった。さすが重機の力~使いようだ



日も傾き初めて、一同は五木温泉で汗を流して、懇親会・夕食の開始
先生の挨拶『今回は順番が逆だったけど、玉切りも出来ました~お疲れ様でした~』乾杯~い



これは、シカ肉のから揚げ



懇親会だけの参加者も有り~そこが良いのかも(笑)



悠さんは、五木子守唄祭りに備えて竹灯篭を作りたいと先生を誘惑中『竹灯籠、作りましょうよ~』『しよんなかなあ~



話は尽きないが、気づいたらあっという間に1時を過ぎていた。
みんな強いお開きの発声



締めは、焼酎の先生~溝口さんの『明日も頑張ろう~』で終宴とした



次回の第3回は、11月12~13日の開催~しばしのお待ちを

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炭焼き体験・ゼロエミッション燃料メイドin五木2回目(前篇)

2011年11月19日 00時00分44秒 | Weblog

2011年9月17日

9月3日の1回目開催から2週間後~(1回目の様子)
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/cf73a9c581b971eb429916a30a57bdf1

炭焼き体験2回目~今回も土日のたびに天気はドンヨリと天気に恵まれない
『雨男は誰だ~』と、声が飛ぶ

今回は新規参加者のNさんが宇土市より来た。
湯前町のTさんはぎっくり腰のため欠席。
先ずは、樅木先生の挨拶『前回、みなさんに出していただいた窯が空いていますので、今日は準備した材を詰めて頂きます~』



と言って始めたのは、お茶の準備と茹で卵にお昼の鍋掛け
これも大事な段取り(笑)



今回の鍋には、豚の骨汁。背骨を一つ一つ切り離し、塩だけで味付けする。




これが実に豚骨味が出てウマイのだ~。
もちろんお茶は火にあぶって枝ごとヤカンに煮出す”山茶”これもウーロン茶に似て味わいがある。



一方、助手の溝口さんは、青竹をコップ大に切って、湯のみ作りもちろん、焼酎も注がれる
今回は皮を8角形に削ぐバージョン。



滑り止めの効果唇に竹の味わいが青竹よりも感じられる。



さて、作業開始
前回雨のために出来なかった”玉切り”(材の切り出し)が、代わりに準備されていた。
今回はこの材の窯入れから始めます







列に並んで、バケツリレーならぬ、木材リレー
これには順番がある。一番奥には、雑木の柔らかい材を入れ、その後、良質の堅い樫~



材は乾いている程、灰になりやすいので、伐採後あまり期間が空いているのもいけないこの様に材にコケや銭かずらが青く残っている生シイものが良いとのこと



この辺りは、樫の木を並べているところ。窯の中はまだほんのりと暖かい。
これが、空きっぱなしで湿気がこもると、焚き木の量はたくさん必要になり、良い炭は出来にくくなるそうだ








だんだん入口近くになって来たので、『今度は、やわらかい雑木を持って来て~』との号令がかかる。
こんなデカイのになると20kgくらいになる。
日頃は一人で、出たり入ったりで運び込んでいるそうだから、大変な重労働





入口付近はこんな大径木で埋められるが、これらのほとんどは灰になる



さて、今度は焚き口を塞ぐための、壁塗り赤土の準備。



前回塞いでいた赤土は再利用されるが、高温で焼かれると粘りが減るということで、新しい赤土を3割程度混用して練る。



水と程良く混ぜ~



十分に足踏みで捏ねる。これが汗をかくほどキツイ



今度は、赤土ダンゴリレー。両手のひら掴み位を先生に届ける。



奥の壁をレンガで筑いていく。



これも、参加者交代で左官に変身



だんだん筑上がった。



最後は、先生の仕上げ。



この空間(窓)から、手前で焚く炎が中の材の頭に触れ、乾燥→着火→蒸し焼き→炭化~と変化させていく



さて、今度は手前の壁(焚き口)づくり。
同じようにレンガを積むが、カマド用の鋳物の焚き口が付く。





この一番下の穴は意味がある。燃焼室に溜まって来る炭を描きだすところ。
中央の小さなレンガを外して、炭掻き出しのスコップが入る広さになる。



手前の壁は、奥の壁よりも慎重に密閉度を高めなければならない。赤土ダンゴを投げつけて、小さな穴まで完全に塞いでいく



仕上げには、レンガが見えなくなるまで、赤土を重ねていく。
薪を入れ、新聞紙を入れ、着火準備完了。



神事として、お神酒を窯に上げる
『灰になりませんように、綺麗な炭が焼けますように~』と祈る
実際、不具合があると、開けてビックリ、全てが灰になっている失敗も人によってはあるとのこと~全ての苦労が、灰になるのだ



いよいよ着火



実はこの後が大変
次々に薪をくべ続けなければならない。
つづきは、後篇で

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