菅首相が官房長官時代に長期に渡って秘書官を勤めていた中村格警察庁次長が、この度、警察庁長官に栄転した。
多くのツィートが以下のことを問題視した。
本部長経験を経ず、長官にまで上り詰めたのは、初めてだと聞く。伊藤詩織さんへの性暴行事件でなぜ、当日、警視庁刑事部長だった彼が逮捕令状の執行取消しを命じたのか、説明してほしい。
■安倍やってみようと菅の御用ジャーナリストの山口氏が伊藤詩織さんが酔った状態を無理やりタクシーから連れ出してホテルに連れ込み強姦した事件で民事裁判では伊藤詩織さんの主張を全面的に認めた。
伊藤さんは警視庁の高輪署に被害届けを出して、高輪署員が逮捕に向かう直前に差止めをしたのが中村氏である。伊藤さんが直接、中村氏に聞こうとしたら中村氏は逃げたそうである。伊藤氏は逃げる警察官を追うのは初めてでびっくりした。と語っている。
これ以外にも安倍前首相の秘書の息子の喧嘩の相手だった子供
を警視庁の捜査1課の刑事が逮捕したのは中村氏の指示であったと噂されている。
自分の関係する連中には警察力を使ったり、犯罪容疑者の逮捕を握り潰したりと恣意的に力を行使するような人物が異例の抜擢で長官になることについてメディアは何も報じない。淡々と慣例のように人事発表を報道するだけである。
まるでダーティーハリーやアル・パチーノの「セルピコ」の警察物のような悪の長官を想像してしまう。
ここはテレビがこの問題を中継でインタビューすべきで視聴率はグーンと高まるだろう。
しかし、安倍、菅ラインはチェックアンドバランスを壊す人事、論考賞人事、には巧妙かつ剛腕を振るう。そのパワーをコロナ対策に注げよ!