自社製品で勝負する夢を叶えた元下請企業！

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「意識」が変われば「行動」が変わります。

「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【心に刻んでおきたい言葉】

中小企業は研究所を構えることは出来ないかもしれないが、つねに「研究」を続けることが大事だ。そして「創造」、つまり何か新しいものを生み出すことを念頭に置いて活動することだ。そうすればいつか自社製品を生み出して下請けから脱出することができる。

　　　　　　　　　～挑戦意欲＜その６＞～

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【本文】

■自社製品で勝負する夢を叶えた元下請企業！■

関西に「筆のサヤ」を製造販売していた「Hプラス」と言う会社があった。

薄い無色透明のシートを丸めたような形状で、お習字で使う筆を購入するとそのサヤが着いている。

「筆のサヤ」で会社はいつまで持つのだろうかと考えると何か新しい商品を開発しないとサバイバルできないと経営者は考えた。

ブロー成型機を購入していろいろ試作品を作成して検討していたところ、あのトヨタの下請け企業からブロー製契機でこんな製品を作ってくれないかとオファーがあった。

下請けの下請けでは面白みがないと思ってお断りし、液体の容器を作ることを思いついた。

苦労の末、修正液用の容器の試作品を作り、文具メーカーに提案したところ運良く採用され、量産に入ったが最初は不良率が高く苦労したが何とか克服した。

その後、化粧品メーカーに提案したところ、採用され、事業は軌道に乗り始めた。

見事下請けから脱して、押しも押されぬ液体容器メーカーに成長させることができた。

　 　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝




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