自分の名誉のために意思決定すべきではない！

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「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【贈る言葉】

東芝はどこへ向かおうとしているのだろうか。アメリカの原発の会社を買収して日立を追い抜こうとしたのだろうか。風船を膨らませすぎれば破裂するに決まっている。経営者の意思決定のミスが会社を潰す恐れがあると言うことだ。

　　　　　　　　　～意思決定力＜その８＞～

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【本文】

■自分の名誉のために意思決定すべきではない！■

サントリーは創業時からオーナー経営で大きくなってきた。

ずっと株式上場しなかったから株主に文句を言われることもなかった。

もし上場していればビール事業はとっくの昔に撤退していたことだろう。

「やってみなはれ」精神が末端にまで浸透していて、失敗してもクビにならない太っ腹経営の社風が自慢の種だ。

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不正経理問題で東芝がピンチになったが、アメリカの原発子会社が経営悪化に拍車を掛けている。

経営者は原発会社を買収して日立を追い抜こうとでも考えたのだろうか。

経営者の意思決定のミスが露呈し、今風前の灯になってしまった。

将来ビジョンのないまま、経営者自身の名誉残しの意思決定は社員を不幸のどん底に陥れることになると言う教訓だ。


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減収増益に普段から挑戦すべきです！

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【贈る言葉】

国内は少子高齢化で市場のパイは縮小していく。仕事量が減っても利益が得られる手段を絶えず考えておかなければならない。つまり、減収増益の方法を見つけ出すことだ。

　　　　　　　　　～挑戦意欲＜その８＞～

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【本文】

■減収増益に普段から挑戦すべきです！■

少子高齢化と人口減で国内の市場は間違いなく縮小していく。

会社がサバイバルするためには海外に出て行って稼ぐしかないと考える経営者は多い。

だが、海外に進出した会社はたくさんあるが、確かな成功を手にしている企業は少ない。

筆者も海外生産の経験があるが、工場を建設し、従業員を雇用して経営に携わるとさまざまな問題にぶつかる。

そして日本人を何人か常駐させなければならない。

グローバル企業と言えば聞こえはいいが、いいことばかりではないのだ。

国内に残って国内で頑張っている企業は尊いのではないか。

確かに市場は縮小していくが、高付加価値商品を提供すれば売上の減少は抑えられる。

さらには生産性を大幅に向上させることに挑戦して、高利益体質を構築することだ。

海外に出て行く苦労に比べれば、国内で苦労するほうが楽しい。


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