リーダーは、共感性を磨かなければ！

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【贈る言葉】

「この人のためなら」という気持ちが自然に湧き出てくる環境で、人は潜在能力を開花させる。

　　　　　　　　　～平尾誠二～

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【本文】

■リーダーは、共感性を磨かなければ！■

部下はあなたに付いてきますか、それとも付いてきてくれませんか。

上が言ったことをただ伝えるだけのメッセンジャーボーイ型管理者は部下に好かれない。

部下が何を言っても何かを提案しても動こうともしない庭石型管理者は信頼されない。

考えが古く、柔軟性のない石頭型管理者は相手にされない。

上ばかり見ている空見型の管理者は軽蔑される。

部下の前で上司やトップとやりあう勇気を見せてほしい。

部下に気配りし、部下の話を聞き、いろいろアドバイスしてあげたらいい。

そして何よりも部下の仕事を理解し、褒めてねぎらいの声を掛けたらいい。

その上で、時には厳しく叱責することも大事だ。

すると部下たちは「この人のためなら」と「共感性」を感じて付いてきてくれる。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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問題は何かを掴む体質を作る！

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【贈る言葉】

私は「こう改めよう」という解決策よりも「こういう問題がある」という問題提起に価値を置いてきました。あるべき論をみんなで考えて議論してこそ、社内に技術が生まれるのです。

　　　　　　　　　～藤原秀次郎～

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【本文】

■問題は何かを掴む体質を作る！■

どうあるべきかを正しくイメージすることが問題解決の出発点になる。

「あるべき姿」を把握し、次に「現状を分析」してみる。

あるべき姿と現状の差、これが「問題」であり「課題」なのである。

解決策はここから見出される。

対症療法では効果が薄いばかりか、根本的な解決にはなり得ない。

しかも直ぐに再発してしまうだろう。

あるべき論をみんなで考え、議論することは問題解決につながるばかりか、社内の技術・ノウハウの蓄積にもなる。

「あなたの会社の問題は何か」と質問されたなら最低でも１０項目は即答できるようにしてほしい。

問題は何かを掴む体質が確立していれば強い会社になれるから。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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