「目的」と「手段」を取り違えるな！

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【贈る言葉】

情報の収集は確かに重要だ。しかし、それは手段であって目的ではない。

　　　　　　　　　　～野口悠紀夫～

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【本文】

■「目的」と「手段」を取り違えるな！■

何かの「目的」を達成するためにはたくさんの「手段」という選択肢がある。

しかし、いつの間にか「手段」が「目的」にすり替わってしまう例は多い。

多くの場合、情報収集は何かの手段であるはずだ。

技術や知識を身につけることもある意味では手段だ。

仕事の目的を成就させるために技術や知識が必要なはずだ。

これらはＩＱ（知能指数）といわれる能力である。

もう一つ大事な能力がある。

それはＥＱ（心の知能指数）と言われる人格などを中心にした能力だ。

ＩＱとＥＱの能力を兼ね備えて行動するからこそ大きな成果が得られる。

つまり成果という目的が成就されることになる。

成果に貢献することが目的で、情報や知識はそのための手段であることを認識しよう。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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取引先とは、腕一本の距離を保て！

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【贈る言葉】

「アームスレングス」。取引先とどんなに親密になっても腕一本の距離をとって癒着はするな。

　　　　　　　　　　～池田憲人～

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【本文】

■取引先とは、腕一本の距離を保て！■

ビジネスライクという言葉がある。

「仕事と割り切って能率的に、かつ事務的に」という意味に解釈される。

あまりにも事務的過ぎるのも味気ない。

かといって接待漬けの取引は不祥事の温床にもなる。

ユザワヤの畑中会長は、社員に取引先からの接待を禁止しているし自分も受けない。

接待された人間は喜ぶが接待されない他の社員は何の恩恵もない。

そればかりか接待費が仕入れ価格にちゃっかり反映されて高く仕入れさせられている。

そうすればお客に高く売ることになり、お客の利益を損ねることになる。

企業は取引先と親密になりすぎると大概不祥事に発展する。

取引先といい意味で親密になることはいいことだが、腕一本の距離を保つことを忘れてはならない。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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