社内で頻繁に名前が出る社員になろう！

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【贈る言葉】

社内で頻繁に名前が出る人になってください。悪いことで出たり良いことで出たりするが、名前が出ないより出るほうがいい。

　　　　　　　　　　～利島康司～

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【本文】

■社内で頻繁に名前が出る社員になろう！■

「名もなく　貧しく　美しく」という生き方も奥ゆかしくていい。

高峰秀子と小林圭樹主演の同名の映画が昔ヒットした記憶がある。

聾唖（ろうあ）者同士が結婚し、子育てをしていく苦労話が涙を誘ったのだろうか。

安川電機の利島康司社長（現会長）は、「社内で頻繁に名前の出る人になってほしい」と社員にメッセージしていた。

「アイツはこんなことで失敗した」などと悪いことで名前が出てもいい。

名前が出ないより出るほうがはるかにいいというわけだ。

次も失敗すれば「またアイツが」と名前が出る。

次に成功すれば「失敗ばかりしていたアイツが」と名前が出る。

次こそはいいことで名前が出るようにがんばろうというモチベーションも湧き上がる。

資生堂のように悪名高かった人が社長になったという例は多いから。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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エステー鈴木社長、「売れすぎは危険」！

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【贈る言葉】

売れすぎは危ないと思っている。４月ごろはマスクの販売量が２～３日で売れて販売店は「持って来い、持って来い」と大騒ぎだった。だからマスクから撤退した。

　　　　　　　　　　～鈴木　喬～

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【本文】

■エステー鈴木社長、「売れすぎは危険」！■

脱臭炭や消臭芳香剤を製造販売しているエステーは新型インフルエンザという外部環境条件のお陰でマスクが爆発的に売れているときマスク事業からあっさり撤退した。

マスコミやメディアの報道の通り新型インフルエンザが蔓延すればマスク事業は花形事業になるというのにだ。

エステーの鈴木社長は「売れすぎはヤバイ」と不吉な予感がしたという。

案の定新型インフルエンザは流行せず騒ぎが収まった。

ライバルは大量の在庫を抱えたがエステーは在庫を抱えずに済んだ。

長野県の伊那食品工業は寒天のメーカーだがダイエット食品としてマスコミやメディアに採り挙げられ、２～３倍の注文が殺到した。

塚越会長は残業や２直、３直で増産に対応し、工場増設や生産設備の増強、人員の増強はやらなかったが、案の定ブームが去ってもとの生産量に戻り落ち着いた。

売れすぎも危険だということを念頭においておく必要がある。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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