日程表の中に「自己紹介・写真撮影」とあったので、
自己紹介があるんだなとは思っていたけど、
「204名一人一人はしないだろう、そんな時間の無駄な」
なんて考えていました。
だけど、さーすーが、JICA協力隊、昭和40年発足の歴史あり。
無駄なことを毎年やるもんかい。
隊員204名に自己紹介をさせるけれど、同時に効率よく公用パスポートの
写真撮影までやってしまうということです。
公用パスポートは、国の仕事で海外に渡航する場合に支給される特別な
もので、協力隊員はみなこの公用パスポートを支給されます。
204名がステージの上に順番にあがり、自己紹介。
そのままステージ横から隣室に進み、そこで待ち構えた写真屋さんに証明写真を撮ってもらい
また講堂に戻ってくる。そして自分の席に座り、みなさんの自己紹介をきく。
そして、自己紹介のもち時間は一人30秒。
20秒になると鐘が鳴らされ、30秒がくるとさらにチャイムが鳴らされ、
強制的に次の人に変わるというもの。
隣室の写真撮影がつかえるといけないので、短くてもいけない、
かならず30秒つかってください、ということ。
なーるーほーどー
ただ写真撮影したら混雑するし、待機場所もうるさくなる、
でも、これなら待っている間にワイワイなることもなく、指示も通るし、
お互い知ることができるし、退屈もない、統率もとれていて
なんて能率のいいやり方だ-。
さーすーがー。
訓練生の前に語学の講師がステージで自己紹介をしました。
その国の言語で。
ここ、二本松訓練所では、今回の授業言語は13種類。
13の言語について、45人の講師がレッスンします。
この数字を見てもなんて手厚いんだろうと思います。
こうやって語学を勉強させてもらえるなんて恵まれている
語学講師は多国籍です。
中国語、アラビア語、タイ語、カンボジア語、フランス語、スペイン語、英語…。
講師があいさつするたびに、その言語を習っている生徒が
その国の言葉であいさつを返したり、呼びかけたり、とても賑やか。
おもしろい先生もたくさんいて、
そんな先生が自己紹介の最後に言った言葉
・「My brother is Johnny Depp.」→ジョニーデップに似てる先生でした。
・「I don't have chocolate.」→ガーナの先生です。 みんなどっと笑いました。
はじめからみんなの心をつかんだ言葉
・「オイッス~」 →いかりや長介!
そのあと、204名の自己紹介に移りましたが、さすがに個性豊か。
204人、その30秒の自己紹介を、最後まで全く飽きることなく
笑いあり、感心あり、どよめきあり、声援ありで聞き終えました。
3時間近くかかったけれど。
印象深かった自己紹介
・シニア海外協力隊の方で、60歳になり、教師を退職し、参加している方。
「自称19歳。」とずっと学校で言っていたそうで。すてきだな-
・アルペンスキー 全日本3位。 すごい
・「3月までアメリカンフットボールMBAの選手でした。」ってすごいやん
・「3月まで、大阪のユニバーサルスタジオジャパンのスパイダーマン担当でした。」ってすごいやん!
「今からみなさんをスパイダーマンのアトラクションの世界へご招待します。」
と言って、ステージの上であの案内をしてくれました。
「安全バーにお気をつけて それではみなさん、行ってらっしゃい」
→ これには一同「おおー」拍手拍手
・手話が得意で手話での自己紹介をした方。
・「みなさん、お笑いのはんにゃを知っていますか?はんにゃの川島は、うちの隣に住んでいて、
一緒にフットサルをやっています。」
・「ヱヴァンゲリヲン大好きです。上映会しましょう。」→なにー行かねば
・「パソコン隊員です。どんなトラブルも私たちパソコン隊員がよってたかって直します。」
・「救急医療で働いていました。特技は心臓マッサージです。心臓がとまったら来てください。」
・「趣味は、射撃・スカイダイビング・匍匐(ほふく)前進です。」→この一つも普通やったことないのに
・「農業高校に勤務しています。特技はブタの去勢です。」
・「銀行員をしていました。どんなに酔っぱらってもお金は正確に数えるので幹事はお任せください。」
・けん玉をしながら自己紹介をした人。
・ハーモニカをふいて一曲披露した人。
・ボイスパーカッションを聴かせてくれた人。
・でたらめな言語を即興で作って30秒間しゃべり倒した人。
私は、というと、名前と職業、派遣国と職種を言って、雅楽のまねを披露しました。
雅楽は、中学校の古文の授業で国語のワークに雅楽の写真が載っていたことがあり、
そのとき、「こんなのが雅楽よ」と軽くまねしたら子供たちが喜んでいたので。
それと、204名もいるうちで、私のことを覚えてもらいたかったから。
何人も「雅楽の人でしょ?」と声をかけてもらい、うれしかった。
ステージの上はかなり、緊張したけれど、こんな機会も二度とないもんね。
楽しまないと。
さて、
こうやってみると、本当にここには、職業も性別も年齢もバックグラウンドもまるで違う人たちが
集まっているんだなと思いました。
どんな職種でもいるし、年齢も20歳から70歳近くまで。
でも、これだけの違いがありながら、志を同じくしてここに集まっていることに
あらためて感無量です。
最初に言われた「ここは陸の孤島。そこのたくさんの異人があつまる。任国のモデルである。」
この言葉が思い出されます。
204名の個性がひしめきあっている小さな国です。
ここに来て、毎日、自分がどんどん変わっていくのがわかります。
刺激を受け、今までできなかったこと、踏み切れなかったことをやってみようと
積極的になっていけます。
まだはじまって4日。 毎日が充実している!
自己紹介があるんだなとは思っていたけど、
「204名一人一人はしないだろう、そんな時間の無駄な」
なんて考えていました。
だけど、さーすーが、JICA協力隊、昭和40年発足の歴史あり。
無駄なことを毎年やるもんかい。
隊員204名に自己紹介をさせるけれど、同時に効率よく公用パスポートの
写真撮影までやってしまうということです。
公用パスポートは、国の仕事で海外に渡航する場合に支給される特別な
もので、協力隊員はみなこの公用パスポートを支給されます。
204名がステージの上に順番にあがり、自己紹介。
そのままステージ横から隣室に進み、そこで待ち構えた写真屋さんに証明写真を撮ってもらい
また講堂に戻ってくる。そして自分の席に座り、みなさんの自己紹介をきく。
そして、自己紹介のもち時間は一人30秒。
20秒になると鐘が鳴らされ、30秒がくるとさらにチャイムが鳴らされ、
強制的に次の人に変わるというもの。
隣室の写真撮影がつかえるといけないので、短くてもいけない、
かならず30秒つかってください、ということ。
なーるーほーどー
ただ写真撮影したら混雑するし、待機場所もうるさくなる、
でも、これなら待っている間にワイワイなることもなく、指示も通るし、
お互い知ることができるし、退屈もない、統率もとれていて
なんて能率のいいやり方だ-。
さーすーがー。
訓練生の前に語学の講師がステージで自己紹介をしました。
その国の言語で。
ここ、二本松訓練所では、今回の授業言語は13種類。
13の言語について、45人の講師がレッスンします。
この数字を見てもなんて手厚いんだろうと思います。
こうやって語学を勉強させてもらえるなんて恵まれている
語学講師は多国籍です。
中国語、アラビア語、タイ語、カンボジア語、フランス語、スペイン語、英語…。
講師があいさつするたびに、その言語を習っている生徒が
その国の言葉であいさつを返したり、呼びかけたり、とても賑やか。
おもしろい先生もたくさんいて、
そんな先生が自己紹介の最後に言った言葉
・「My brother is Johnny Depp.」→ジョニーデップに似てる先生でした。
・「I don't have chocolate.」→ガーナの先生です。 みんなどっと笑いました。
はじめからみんなの心をつかんだ言葉
・「オイッス~」 →いかりや長介!
そのあと、204名の自己紹介に移りましたが、さすがに個性豊か。
204人、その30秒の自己紹介を、最後まで全く飽きることなく
笑いあり、感心あり、どよめきあり、声援ありで聞き終えました。
3時間近くかかったけれど。
印象深かった自己紹介
・シニア海外協力隊の方で、60歳になり、教師を退職し、参加している方。
「自称19歳。」とずっと学校で言っていたそうで。すてきだな-
・アルペンスキー 全日本3位。 すごい
・「3月までアメリカンフットボールMBAの選手でした。」ってすごいやん
・「3月まで、大阪のユニバーサルスタジオジャパンのスパイダーマン担当でした。」ってすごいやん!
「今からみなさんをスパイダーマンのアトラクションの世界へご招待します。」
と言って、ステージの上であの案内をしてくれました。
「安全バーにお気をつけて それではみなさん、行ってらっしゃい」
→ これには一同「おおー」拍手拍手
・手話が得意で手話での自己紹介をした方。
・「みなさん、お笑いのはんにゃを知っていますか?はんにゃの川島は、うちの隣に住んでいて、
一緒にフットサルをやっています。」
・「ヱヴァンゲリヲン大好きです。上映会しましょう。」→なにー行かねば
・「パソコン隊員です。どんなトラブルも私たちパソコン隊員がよってたかって直します。」
・「救急医療で働いていました。特技は心臓マッサージです。心臓がとまったら来てください。」
・「趣味は、射撃・スカイダイビング・匍匐(ほふく)前進です。」→この一つも普通やったことないのに
・「農業高校に勤務しています。特技はブタの去勢です。」
・「銀行員をしていました。どんなに酔っぱらってもお金は正確に数えるので幹事はお任せください。」
・けん玉をしながら自己紹介をした人。
・ハーモニカをふいて一曲披露した人。
・ボイスパーカッションを聴かせてくれた人。
・でたらめな言語を即興で作って30秒間しゃべり倒した人。
私は、というと、名前と職業、派遣国と職種を言って、雅楽のまねを披露しました。
雅楽は、中学校の古文の授業で国語のワークに雅楽の写真が載っていたことがあり、
そのとき、「こんなのが雅楽よ」と軽くまねしたら子供たちが喜んでいたので。
それと、204名もいるうちで、私のことを覚えてもらいたかったから。
何人も「雅楽の人でしょ?」と声をかけてもらい、うれしかった。
ステージの上はかなり、緊張したけれど、こんな機会も二度とないもんね。
楽しまないと。
さて、
こうやってみると、本当にここには、職業も性別も年齢もバックグラウンドもまるで違う人たちが
集まっているんだなと思いました。
どんな職種でもいるし、年齢も20歳から70歳近くまで。
でも、これだけの違いがありながら、志を同じくしてここに集まっていることに
あらためて感無量です。
最初に言われた「ここは陸の孤島。そこのたくさんの異人があつまる。任国のモデルである。」
この言葉が思い出されます。
204名の個性がひしめきあっている小さな国です。
ここに来て、毎日、自分がどんどん変わっていくのがわかります。
刺激を受け、今までできなかったこと、踏み切れなかったことをやってみようと
積極的になっていけます。
まだはじまって4日。 毎日が充実している!
毎日、誰とでもあいさつして、誰とでもお風呂に入って、誰とでもしゃべります。
いろんな職種、様々なプロがいて、これまで聞いたことのない世界を聞いて、垣間見ています。
ほんとうに貴重な毎日の時間です。
と、ご飯おいしいだとか、楽しいだとか、脳天気に感じるかもしれないが、そうではない!
語学がみんなかなりのストレスになるらしく、過去の隊員のアドバイス集を見ると、ちょっと暗くなります…。
私も語学のたいへんさは感じています。
でも、まだ大丈夫だな。
がんばりまっす!
文才を感じる てゆーかめっちゃ楽しそうやんけ!あたしも行きたくなっちゃう!周りの強烈で個性的な魅力をたくさん享けて、一回りも二回りも大きな人間になりそうな環境、うらやましい限りだ!
雅楽、今度お聞かせしますよ。
かんたんかんたん。
「ぷわ~ぁあ~あぁ~~~あぁ~♪」
と言えばいいんです。
学校は今新学期スタートでめまぐるしいでしょう。
ここにも教員が何人もいますが、「今頃学校は…」とよく話してます。
学校といっても、県がちがうとかなりの違いです。
忙しいでしょうけど、ちゃんと休みながらがんばってくださいね。
新しいことをするのってリスクがあるし、相当な勇気が要りますよね。
ついつい不平不満を口にしてしまいがちな私に喝
佐知衣先生のブログを見て、元気をもらっています
それにしても「雅楽のマネ」とは芸達者私も聞いてみたいですぅ。