ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

キングコブラビレッジ in コンケン

2011年12月18日 04時29分06秒 | 日記
隊員に「ヘビの村に行かない?」と誘われて、連れて行ってもらう。
「ヘビの村に行かない?」ってすごい言葉だ。

コンケンにキングブラビレッジという、ヘビの村があるのだという。
なんとも物騒な名前の村。
興味津々。

薬草を売るこの村は、コンケン市内から車で1時間ほどかかるところにあり、
毒蛇をつかった使ったショーが上演されている。


どんなショーなのか、ドキドキして待つ。
村の中の簡素な造りの舞台。お客さんもほんの少し。
上映する側のタイ人たちも、だらりだらりとしてタイ人らしさが満開。


ショーの始まり。
まずは、女の子たちが出てきてダンス、しばらくすると男の人が箱からヘビを取り出して
     


箱の中からヘビ登場。
女の子たち一人一人の首にヘビがまかれ、踊ったり、口の中に入れて見せたり・・・。 うわわわ・・・。
    

      


コブラとタイ人の戦い。
といっても、逃げようとするコブラのしっぽを引っ張ったり、戦意喪失のコブラの頭をゴンとどついてたり、
イラッとしたコブラをおじさんがにらみつけたり、向かってくるのを颯爽とかわしたり。
ヘビはいい迷惑だろうという感じで、タイ人はかっこよく戦いのポーズを取っていて、
そこがおかしい。
    


村の子ども VS ちっちゃめのヘビ という対決もあり。
     


「さあ、どっちが勝つか、生きるか死ぬか、恐ろしいコブラと人のムエタイ対決!」と
場内アナウンスで盛り上げるが、客席はだらーんとした感じで、そこもまたおかしい。


それにしても、2メートルもあるようなキングコブラと人間の格闘だから、
たまに客席の方にヘビが威嚇すると、かなりこわい。
客席と舞台の間に柵があるわけでもなし。
     


蛇つかいのおじさんの一人は右の指がなかった。
ヘビに噛まれてなくなったらしい。
ちょっとこわくなってくる。
この柵もない舞台と客席は、この距離感は、本当に大丈夫なのか?
     


100年以上前からあるこの村は、他の村からやってきた一人のおじいさんから
ヘビのショーが始まったらしい。
おじいさんが、蛇つかいショーをしながら薬草を売ったことで大変な人気になり、
この技を伝授していったのだとか。


     




ショーが終わったら、お客さんはそれぞれチップを寄付する。
値段の決まっていない、寄付制のショー。
   



そのあとは、カメラを持ったおじさん、ヘビを持ったおじさんが観光客にねらいを定め
わらわらとやってきて、ヘビを渡してくる。
「マイペンライ マイクルワ」(大丈夫、こわくない)と言いつつ
「ほらほら」と自分の口に入れて見せて、危なくないことをアピール。
観光客の首に巻き付けて写真を撮ってくれる。
 


ぎゃあああ  こ こわい!!
    


こわいーーー!
    


こわいーーーー!
     



ピースしろというけど、こわいよう
    


ひええええええ
      


握ったものの、このヘビ 動いてる! こわい!
      


舞台で見るだけならばおもしろいのだけど、近づくとやっぱりこわい!
ポラロイドで1枚100バーツ。
あれよあれよという間に2匹のヘビをまかれて、撮られて、2枚で200バーツ。
      



      







すごいシュールな感じがするおばちゃん。
       

     





村の中で帰りにお土産を見ていると、なぜかイグアナが飼われていた。
ごつごつしい見かけに反しておとなしいイグアナ。
なでるとうっとりと目を閉じて気持ちよさそうにする。
なんてかわいい。
     

お店のおばちゃんが、ヘビを巻いて見せてくれた。
イグアナまでヘビ使いと化して・・・。
     




    


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