ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

カエルぴょこぴょこ

2011年07月19日 18時56分59秒 | 日記
日本では田植えが終わり、私の家がある糸島市では
水田の景色が美しい頃。
水田の時期がおわると、水田から育ったおたまじゃくしたちがカエルになり
ぴょこぴょこと道に出てくる。
夜はカエルの大合唱。
       


そういう場所で育った私は、カエルは身近な存在で
牛のような「モー!モー!」叫び声のけたたましいウシガエルも好きだし、
小さな体であちこち飛び跳ねるアマガエルなんてかわいくてたまらない。


そんなカエルたち。
タイではおいしく食べられてしまう。
日本以外の国では、カエルを食べることは珍しくない。
かの有名なトムヤムクンのカエルバージョンだってある。 普通にある。 (→2011.8.17ブログ 「トムヤムゴップ」
アパートの近くにも、昆虫と一緒にカエルのカラリと揚げた唐揚げが売られている。


コンケンのバスターミナル近くには、小さなカエルを売るおばちゃんがいる。    (→過去ブログ 「ゲコゲコ」
この日売っていたのは、おたまじゃくしとカエルの中間、手足が生えたおたまじゃくし。
     


大人と子どもの中間にある、多感な年頃。
人前にさらされて、やり場のないいらだちに家出するおたまじゃくしもいるかもしれない。

足元を見ると、そんな多感な家出おたまじゃくしの姿が・・・。
     



長いことじっと見てる私に、おばちゃんが 日本では食べないのかと聞く。
そうですねえ、日本では珍しいですねえ、夕食で食卓に上がることはあんまりないと思います。

「アロイナ、チムマイ?」(おいしいよ、食べてみる?)
え? このまま??
おばちゃんの笑い顔を見ると、どうやらそれは冗談のよう。
       


味は鶏肉に似ているとのこと。
私はまだ食べたことはない。
だけど、出されたものは何でも食べる心づもりでいるので、
今後、私の前に出されたら、大好きなカエルだけど、
手を合わせて成仏をいのって、心から
「いただきます。」をいっていただくことにする。 

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