ひさびさのバンコク上京。
コンケンからは6時間、450キロの距離。
日本にいる時ならば、6時間のバス移動と聞けば
気が遠くなっただろうが、タイにいると、これくらいは近い方。
初めて コンケン-バンコク間を移動したときは
バスの揺れにも、(当時)長い(と感じた)時間にも、どっと疲れ、
それをものともせずにバンコクにしょっちゅう上京する先輩隊員を
心底すごいと思ったものだったが、
今では私も全くへっちゃら。
今から行こうか、という気軽さでも上京できる体力・気力と、慣れがある。
今回、バンコクに上京した理由は3つ。
① タイケア勉強会
② 総会委員のミーティング
③ A型B型肝炎の予防接種
これらがあっての上京。
土曜日は、タイケア勉強会参加者での懇親会で盛り上がり、
隊員ハウスに帰ってからも、久々に顔を見て隊員仲間との会話にもりあがり
ついつい寝る間を惜しんでしまい、とうとう明け方に就寝。
だって、やっぱり、任地に一人いるときにはない楽しみ。
悩みを話したり、笑いあったり。
これも大事なこと。
日曜日。朝。
2月の隊員総会に向けて、総会委員での話し合いに参加。
実は、私、総会委員。
長い長い話し合いが終わったら、
他の隊員が、ごほうびに あたたかいおにぎりとお味噌汁を作って待っていてくれた。
お味噌汁も、日本米も、もういつ食べたか分からないくらい昔のこと。
タイ料理に不満はなく、タイ料理が大好きだけど、
それでもやっぱり、日本米の芯のあるやわらかさ、
お味噌のかおりに、ほっとする。
みんな大喜びで、ぱくぱく食べる。
おかかのおにぎりを ぱくぱく食べる。 うーーん、ウマイ!

お腹いっぱいに満たされたあとは
いちばん後回しにしたけど、やらねばならない 恐怖の予防接種。
隊員ハウスから徒歩3分、バンコク病院へ。

天下のバンコク病院には日本語専用の受付がある。
JICAカードと、メディカルインフォメーションブック(要するにこれまでの恐怖の注射の記録ノート)を出す。

日本人御用達なので、日本人形や羽子板が飾られ、竹が植えられ、あたり一帯にほのかな日本色。
そして、そこで久々に見る大相撲。
ああーー なつかしい!

バンコク病院では、名前や生年月日が書かれたバンドをつけられる。 間違いが起きないように、本人確認ができるように。
朝から、忘れないように、逃げられないように、手に書いていた「注射」の文字を、看護師さんがクスクスと笑う。

注射の前に体重測定・・・もう、ここでは笑って書けないほどに体重が増加。
次に、体温測定、 あれ? 37.7℃? あれ? あれ????
お医者さんから「高熱ですね。」といわれるが、
「コンケンからバンコクまでなかなかすぐには来られないので、できればうけたいです。」
と相談すると、
「ま、いいでしょう。」と。
大の苦手な注射を、おとなしくうける。
にこにこした優しげな看護師さんから、ブスリと肩に注射を刺される。

熱があるんだと分かったときから、一気に
・・・そ、そういえば、なんだかだるかった・・
・・・ああ、きつい
・・・頭痛い
・・・気持ち悪い
・・・・ふらふらする う~
と体調が悪くなる。
もう、かえろ、帰ろう、このままじゃ帰れなくなっちゃう
帰れるうちにバスに乗らなきゃ、とあわてて
バスターミナルに行き、コンケン行きのバスに飛び乗る。
約7時間後、ふらふらしながら自宅に戻り、
熱を測ると 35.7℃
どういうこっちゃ!!
急に、シャキン!となる。
これまでバンコク病院で体温を測ると、いつも熱があった。
37.1、37.2くらいの。
耳で測るとちょっと高めに出るとはいっても、平熱35℃台の私の体温が
なんで急に37度にまで バンコク病院では上がるのか。
しかも、今回は37.7℃。
平熱の低い私にはとんでもない高熱だ。
たかだか7時間程度の間に、2℃も変わるなんて、ありえない。
どういうマジックが・・・?
ただ、「病は気」、それだけは確かだった。
派遣前訓練、 二本松訓練所から続いたこの注射、
今回で、A型B型肝炎予防接種、3回すべて終了。

残すは 日本脳炎。 そして あの狂犬病予防接種。
あと2回だ。
福島の二本松訓練所では毎週火曜日に打たれてきた予防接種。
長かった 恐怖の注射の歴史にも、あと少しで幕が下りる。
コンケンからは6時間、450キロの距離。
日本にいる時ならば、6時間のバス移動と聞けば
気が遠くなっただろうが、タイにいると、これくらいは近い方。
初めて コンケン-バンコク間を移動したときは
バスの揺れにも、(当時)長い(と感じた)時間にも、どっと疲れ、
それをものともせずにバンコクにしょっちゅう上京する先輩隊員を
心底すごいと思ったものだったが、
今では私も全くへっちゃら。
今から行こうか、という気軽さでも上京できる体力・気力と、慣れがある。
今回、バンコクに上京した理由は3つ。
① タイケア勉強会
② 総会委員のミーティング
③ A型B型肝炎の予防接種
これらがあっての上京。
土曜日は、タイケア勉強会参加者での懇親会で盛り上がり、
隊員ハウスに帰ってからも、久々に顔を見て隊員仲間との会話にもりあがり
ついつい寝る間を惜しんでしまい、とうとう明け方に就寝。
だって、やっぱり、任地に一人いるときにはない楽しみ。
悩みを話したり、笑いあったり。
これも大事なこと。
日曜日。朝。
2月の隊員総会に向けて、総会委員での話し合いに参加。
実は、私、総会委員。
長い長い話し合いが終わったら、
他の隊員が、ごほうびに あたたかいおにぎりとお味噌汁を作って待っていてくれた。

お味噌汁も、日本米も、もういつ食べたか分からないくらい昔のこと。
タイ料理に不満はなく、タイ料理が大好きだけど、
それでもやっぱり、日本米の芯のあるやわらかさ、
お味噌のかおりに、ほっとする。
みんな大喜びで、ぱくぱく食べる。
おかかのおにぎりを ぱくぱく食べる。 うーーん、ウマイ!


お腹いっぱいに満たされたあとは
いちばん後回しにしたけど、やらねばならない 恐怖の予防接種。
隊員ハウスから徒歩3分、バンコク病院へ。

天下のバンコク病院には日本語専用の受付がある。
JICAカードと、メディカルインフォメーションブック(要するにこれまでの恐怖の注射の記録ノート)を出す。


日本人御用達なので、日本人形や羽子板が飾られ、竹が植えられ、あたり一帯にほのかな日本色。
そして、そこで久々に見る大相撲。
ああーー なつかしい!


バンコク病院では、名前や生年月日が書かれたバンドをつけられる。 間違いが起きないように、本人確認ができるように。
朝から、忘れないように、逃げられないように、手に書いていた「注射」の文字を、看護師さんがクスクスと笑う。

注射の前に体重測定・・・もう、ここでは笑って書けないほどに体重が増加。
次に、体温測定、 あれ? 37.7℃? あれ? あれ????
お医者さんから「高熱ですね。」といわれるが、
「コンケンからバンコクまでなかなかすぐには来られないので、できればうけたいです。」
と相談すると、
「ま、いいでしょう。」と。
大の苦手な注射を、おとなしくうける。
にこにこした優しげな看護師さんから、ブスリと肩に注射を刺される。

熱があるんだと分かったときから、一気に
・・・そ、そういえば、なんだかだるかった・・
・・・ああ、きつい
・・・頭痛い
・・・気持ち悪い
・・・・ふらふらする う~
と体調が悪くなる。
もう、かえろ、帰ろう、このままじゃ帰れなくなっちゃう
帰れるうちにバスに乗らなきゃ、とあわてて
バスターミナルに行き、コンケン行きのバスに飛び乗る。
約7時間後、ふらふらしながら自宅に戻り、
熱を測ると 35.7℃
どういうこっちゃ!!
急に、シャキン!となる。
これまでバンコク病院で体温を測ると、いつも熱があった。
37.1、37.2くらいの。
耳で測るとちょっと高めに出るとはいっても、平熱35℃台の私の体温が
なんで急に37度にまで バンコク病院では上がるのか。
しかも、今回は37.7℃。
平熱の低い私にはとんでもない高熱だ。
たかだか7時間程度の間に、2℃も変わるなんて、ありえない。
どういうマジックが・・・?
ただ、「病は気」、それだけは確かだった。
派遣前訓練、 二本松訓練所から続いたこの注射、
今回で、A型B型肝炎予防接種、3回すべて終了。

残すは 日本脳炎。 そして あの狂犬病予防接種。
あと2回だ。
福島の二本松訓練所では毎週火曜日に打たれてきた予防接種。
長かった 恐怖の注射の歴史にも、あと少しで幕が下りる。