錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

絶景と極寒の荒島岳

2018-03-17 19:52:55 | 登山
登山好きな人は近場の低山などに毎週のように登られていますが、

錆鉄人と天女の今年初めての登山は荒島岳です。

年末に大野市内でのランチで天女を釣って荒島岳の餅が壁の上まで登った所で、

天女が楽しみにしていたランチの終了時間までに大野市街まで戻る為にはギリギリの時間になったと判断して、

愛妻家の錆鉄人は涙を飲んで靴連れで皮がむけた足で駆け下って無事にランチに間に合ったのでありましたが

(いつの間にか錆鉄人の脳内では下山理由がすり替わっているような・・・)

今回はソバでないものが食べたいと言うので「しょうゆカツ丼」で釣りました。

土日は晴れの予報でしたが、土曜日のほうが駐車場が混まないだろうと想定し、

5時に目覚ましをセットして寝たのですが・・・錆鉄人は遠足病で4時半にはお目覚め!

天気予報を再チェックしていると、

そういえばニュースで国道158号線の通行止めがどうのこうのと言っていた事を思い出し、

チェックすると・・・大野市郊外から山間部に入る下山地区から先が7時まで通行止めと判明

ゲートの前で待つのはガソリンの無駄と判断し、出発を30分遅らせ6時半頃にもう夏タイヤに替えたエブリイで家を出発し、

駐車場に着いたのは7時15分頃だったと思いますが、車は20台以上、

スキー場の右上がりの斜面の外れを歩いている登山者も見えたので、7時より早くゲートがオープンしたのかもしれません。

素早く登山準備をして7時25分(カメラの表示時間)登山開始



やはりトイレは封鎖されていますが、少し下に工事現場用の仮設トイレがあって登山者も用出来るようになっています。


ここは元はスキー場で、駐車場から真っすぐに舗装された道路が登山道のルートになっているのですが、

想像していた以上に融雪が進んでいて、その道路の上を流れた融雪の水が凍ってツルツルになっている所で、

先を歩いていた大阪の男性が派手に転倒して錆鉄人の横へ滑り落ちて来たので、止めようとしましたが一緒に2mほど滑りました。

その男性は「大丈夫」と言って引き続き登ってきて、真っすぐ数百メートル登って右に曲がる辺りで止まっていたので

アイゼンを付けているのかと思っていましたが・・・その後出合わなかったので引き返したのではないかと思います。

横の土の上を歩けば全然問題ないので、状況を見て歩く所を選択しましょう。


愛妻家の錆鉄人は「ゆっくりでいいよ!」と言っていたのですが、

冬の間、しばしば寒さしのぎの為に自転車を漕いでいた成果でしょうか、

天女は予想以上に快調に登りスキー場の上に8時1分に到着



天気予報は晴れだったのですが、ずーっと曇りでトトロの木辺りから薄っすらとガスが出てきました。



やがて、枝に霧氷が着いてきました。



高度が進むにつれて霧氷が長くなってきて、幻想的な霧氷の森の中を登ります。



霧氷はこれ位



登山者が枝に触れて落ちた霧氷が花びらのようです(よく見えないかも?



「いい時に登れたね」

「はい」



ステンドグラス越しの天女



ガスが消えつつあって青空が透けて来ました。



霧氷はさらに長くなっています。




いのちなき霧氷のかなしさよ握れば指のあいだより落つ

   錆 啄木

久しぶりの本歌取り!

  本歌は「いのちなき砂のかなしさよ握れば指のあいだより落つ」

あっ!錆鉄人は霧氷を手に取るなんて無粋な音はしていませんので!(一握の砂を連想しただけです)


もうすっかり青空になって、霧氷がさらに美しく映えました。



樹間からの荒島岳(頂上はその先ですが・・・)、登山者が何人も見えました。



やがて、しゃくなげ平に到着(9:14)

最高の白山です!




以下、続く(今回はちゃんと登頂して北アルプスも撮影出来たのでご期待下さい!)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする