2幼児遺棄事件…。
道端に捨てたゴミが、翌日綺麗に無くなっていれば気にする事もなく。
嫌なものは敢えて見ないようにするし、そこで何が起きていようと何とも思わない。
──そんな感覚の延長線上に、こんな事件があるんじゃないかと思ってしまいました。
もし誰かの命を絶つのであれば、その瞬間まで見届けてみろってんだ。
ただ死ぬのを待ち、しかもそこから目を背けるなんて…。
まだ、その瞬間を見届けた犯罪者の方がマシだと思うのは私だけですかね?
恐怖や苦しむ顔、助けを求める顔、助けようとしない自分に向けられた憎しみの顔、あるいは断末魔の叫び…。
そんな瞬間の映像や声がいつまでも頭に残り──残っているならば僅かながらの良心が──のちに犯罪者を苦しませてくれるくらいの“瞬間”を見届けた者のほうが、目を背けているあの母親よりはマシなんじゃないかと。
それにしても、ミイラ化を始め、100歳以上の行方不明者が次から次へと判明するなど、想像を逸脱している事件があって初めて“物事”が動きますよねぇ…。
まぁ、虐待等の児童救出に関して発展はないですけど。
警察もまた然り。
法律でこれ以上は踏み込めない…という理由で人の命も救えないようなら、そんな法律いりません。
──ってか、目の前の命を救えないような法律に従い、給料をもらって自分が生きていくんですから、皮肉なもんですよね。
正直な気持ちは、法律順守を理由に“関わりたくない”のかもしれませんけど…?
ただもう、2幼児のニュースは泣けてしょうがないです…