志水辰夫 著 「みのたけの春」集英社文庫
幕末の兵庫県北部、山の中の村に住む郷士の若者たちの物語。
若者たちは、尊王攘夷、倒幕・佐幕と心が惑う。
農民義兵として駆り出されたり、動乱の渦の中に巻き込まれていく。
主人公の清吉は病身の母をかかえ地道な生活を求めるが、親友の民三郎が刃傷沙汰を起こす。民三郎やその兄弟姉妹を助けようとする清吉。民三郎を京都に逃がすが、民三郎は尊王攘夷派の手先にされ、つかまってしまう。
大志を抱くのではなく、今の幸せを守ることを男の本懐とする清吉。
ま、今的な生き方ではないか!!
逃げるのではなく、それを勝ち取ろうとする、清吉の生き方がいい!
この小説のお気に入り度:★★★★☆
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今日は雨、朝夕2回散歩をしたが、GPS時計のデータがセーブされなかった。なんで?
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