私は、妖怪とか、物の怪とか、現実離れした怪奇な話は、嫌いだ!
でも、何気に本を手に取ってみると、そんな小説だったりする(悲しい)
村上春樹 著 「海辺のカフカ 上」 新潮文庫
二つの物語が、平行して進みます。なんの関りもない話ではないか?
並行ではなく平行?
15歳の少年が、何やら予言を受けて家出をする。父親のお金を盗んで用意周到なのだ。最初から四国の高松に行って図書館に住み着くことが予言されている?
ある夜、気を失って気づいた時は、血にまみれて神社の森の中にいた!
さくらという女性に助けられて、性同一性障害者の大島さんに救われ図書館に住み着く。
戦争中、疎開先の山梨県の森の中で集団昏睡事件にあった中田少年の話。ただ一人正気なるのが遅れ、記憶や文字まで失われてしまった。ただ、猫の話が分かるようになり、年老いてから迷子にになった猫探しをするようになる。
キーワードは出血?
空からイワシやアジやヒルが降ってきたり、怪奇!怪奇!
平行が、並行になり、突然のトリガで二つの話は交わる?
ナカタさんは、何かに導かれて四国に向かう!
だめだ、こういった怪奇な話は、私には似合わない。
でも、「海辺のカフカ」の下巻を借りてきた。。。
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