Runrun日記

最近読んだ本ーロミオとジュリエット

 のち 

今日は、スポーツクラブで「ZUMBA」。
先週まで午後のプログラムで60分のクラスだったのですが、今日から午前中に移り45分となりました。参加者が、少し変わりました。

行き帰りの街路樹は、さくらはしっかり葉桜、ハナミズキが咲き始めていました。

我家のドウダン。例年なら、花だけ先に咲き、それから葉が出て来ていたと思うけど、今年は、花も葉も一緒くたやぁ

◇◇◇◇◇

『ロメオとジュリエット』は、バルコニーのシーンしか知らないけど、どんなドラマだったのだろう。
今年の名古屋フィルハーモニーの定期演奏会のテーマは、『文豪クラシック』とかいって、文豪の名作に係る曲を演奏するそうです。11月は、シエクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』がテーマで、プロコフィエフの曲を演奏するらしい。
プロコフィエフの曲では、「モンタギュー家とキュピレット家」が有名だと思うけど、なんとなくそら恐ろしい曲です。映画音楽の方は、甘味なテーマソングです。如何いうわけだろう? 知っているようで、全然知らない『ロメオとジュリエット』。それで、読んでみました。

シエクスピア 作 中野好夫 訳 「ロミオとジュリエット」 新潮文庫

あらすじ
場所は、北イタリアのヴェロナ、ロミオはモンタギューの息子で、ジュリエットはキャピュレットの娘。
モンタギュー家とキャピュレット家は、犬猿の仲。お互いの召使や甥たちが、市民を巻き込んで喧嘩する所から始まります。

ロミオは、キャピュレット家が主催する舞踏会に仮面を被って忍び込み、ジュリエットと出会い恋に落ちます。
モンタギューの息子とキャピュレットの娘では、許されるわけもなく、僧ロレンスに頼んでこっそりと結婚します。

帰り道、ロミオは、友人のマキューシオとキャピュレッ夫人の甥・ティボルトが喧嘩しているのに出会います。ロミオは仲裁に入りますが、隙を見てティボルトはマキューシオを刺し殺してしまいます。そして、ロミオはティボルトを刺し殺します。

ロミオは、ヴェロナから追放となります。
ロミオとジュリエットの結婚を知らないキャピュレット夫婦は、ジュリエットをバリスと結婚させようとします。
思い悩んだジュリエットは、僧ロレンスを頼ります。

僧ロレンスの苦肉の策。ジュリエットに睡眠薬を飲ませ仮死させ、葬儀の後、お墓を掘り起こしジュリエットを助け、ロミオと共に逃がそうとするものでした。ところが、手違いが起きます。手筈を書いた手紙がロミオに届きません。ロミオはジュリエットが本当に死んだと思い込み、ジュリエットの墓場で毒薬を飲んで、ジュリエットと共に眠ろうとします。墓場で、バリスと遭遇。争いとなりロミオはバリスを刺し殺します。そして毒薬を飲んでジュリエットの傍らで死にます。目を覚ましたジュリエットは、ロミオが隣で死んでいるのを知り、ロミオの短剣で胸を刺し死にます。

  

最初は、これは喜劇かと思いました。
まだ大人に成りきらず、短絡的に喧嘩を始める登場人物達の行動は信じられません。
登場人物の言葉遣いも悪く、これは訳が悪いのかとも思いました(笑)
1594年頃の作だそうです。4世紀の時間を越えて愛されている作ですね。
最後まで読み終えて、さすがだと思いました。

この本のお気に入り度:★★★★☆

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