今朝は暖か。この地方も開花宣言されたそうな。
今朝の公園の散歩道。
レンギョウ、ユキヤナギ、タンポポ、シデコブシ、ハクモクレン。
雑木林も新緑が始まったよう。
桜、ちらほら
◇◇◇◇◇◇
北方謙三 著 『楊令伝 十三 青冥の章』 集英社文庫
北方謙三 著 『楊令伝 十四 星歳の章』 集英社文庫
北方謙三 著 『楊令伝 十五 天穹の章』 集英社文庫
えっ! こんなふうに終わるのかよ
楊令率いる梁山泊は、商人達に請われ自由市場を開きます。斉や南宋の域内で自由市場を開き、日本やシルクロードでの交易で得た品物を流すと、新たな火種となります。自分の国内に闇市なんぞ開かれては、斉や南宋も金も国として成り行かぬだ。
金軍と岳飛軍と江南軍、梁山泊軍、入り乱れての戦いになりますね。そして、梁山泊は洪水に襲われます。金国での自由市場を金国も認めません。岳飛軍と梁山泊軍との決戦の時、背後から金軍が攻めてきます。多くの人が死にますね。この物語を飾った人達。こんなに殺して良いものか。金軍は追い払いますが、この時、楊令は暗殺されます・・・・
えっ! こんなふうに終わるのかよ こんなふうでいいのか! 岳飛伝全17巻に続くらしい?? 頭領を無くした梁山泊は消滅するのだろうか? 抗金を唱える岳飛と金軍との戦いになるのだろうか。歴史をみると、しばらくは南宋と金との時代が過ぎ、13世紀には蒙古が攻め入って元の時代になって行く。
長い物語で、疲れました。岳飛伝を読むのはしばらくやめておこう。
この本のお気に入り度:★★★★☆
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