時々 
乃南アサ 著 「すれ違う背中を」 新潮社
6月の末に図書館に予約して、10月末にやっと借りられた！ それほど人気な小説とは思えないけれど、私のような”音道貴子”ファンとすれば、読まずにはおられない！ 今年の四月発売の新刊なので、やはり読みたい人が多い訳か。「いつか陽のあたる場所で」の続編で、前科のある女性二人が、ひそやかに自立を願う。恋もあり、なぜか明るい二人が切なく可笑しい。
・綾香は旅先で、高校時代の友人と出会ってしまった。
気楽に綾香は声をかけるが、その人は綾香の前科を知っていたらしい・・・・
・芭子は、やっと自立の職に出会う。
・知り合いになった人は、警察官だったり・・・
・綾香と同じようなＤＶにあう女性と知り合いになる。
音道貴子シリーズに比べると、なんだかギャップがあるように思うが
乃南アサらしい、優しさがなんともいい！
このシリーズの続編を、もっと書いてくれるのだろうか？
二人が幸せになれる結末を読みたい！！！！
