笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

お手伝い その1

2005年12月01日 21時09分09秒 | Weblog
先週末、マナー講師をしているお友達が主催する「2006年度面接セミナー」のお手伝いをしてきました。
当初「2006年って来年なのに、もう面接試験対策しなくちゃいけないの?」と不思議な気がしたのですが、ターゲット企業が上場有名企業ならばなおさら早めに早めにと就職活動(就活)はスタートするのです。

で、セミナーで何をするのかといえば、「立ち居振る舞い」「挨拶と声の出し方」「自己紹介スピーチ」「集団面接模擬」など。長々と社会人をしていれば「当たり前として身に付いているべき」ことばかりですが、「ナルホド、学生は社会人じゃないわ」と妙に感心した次第なのでした。
まあ自分を振り返れば、自意識ばかり強い子供で、礼儀や挨拶もきっとそこそこ。自己紹介スピーチも時間内に出来たかどうかアヤシイものです。

そういえばビジネスマナーも入社後に3時間習った程度だったように記憶していますし、何より「習うより慣れろ」で上司や先輩の態度などを見ながらある時は失敗し、ある時は「上出来♪」とほくそえみながら、今の自分の立ち居振る舞いが出来上がったようにも思います。(出来の問題は別として)
彼らのように、自分のために有料のマナーセミナーなど一度も経験したことはないのです。
今では「マナーは自分を守るためにある」という確固たる信念を持っていますが、社会人に成り立ての頃は「別に上に良く思われる必要なんかないもんね」ときっと世の中を甘く見ていたことでしょう。
正直、彼らの熱心な受講振りの中にも無意識にですがそういうフシは感じられます。

さてさて、特に面白いな~と感じたのが「言葉使い」。最近は日本語・敬語ブームでいろいろな本も出ていますが、
「こちらでよろしかったでしょうか」って本当に言うんですね(笑)
どうして「過去形」になっちゃうの??? この「かったでしょうか」って3年前の名古屋出張中によく耳にしてすご~く気になっていたのです。
今回の学生も何の疑問も持たずに、電話応対の模擬で「○○様でよろしかったでしょうか」って言ってるし。せめて「○○様でございますね」って言い切りましょう。 この言い方、最初に使ったのはどなたなんでしょうね。

以下続く。
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