笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

クイーン シンフォニック ショウに行きました  ~みんなが楽しめるシンフォニックロックショウ♪

2019年05月11日 14時47分21秒 | 音楽
「ボヘミアン・ラプソディ バブル?」の延長気分で販売広告見て即チケット購入(^_^;)ボヘミアンシート

オーケストラが奏でるクイーンの楽曲もいいかもね、程度の気分で実際どんなものなのかなんて事前情報は全くなしで行ってきました。ほら、ジブリとかディズニーでも同じようなイベントがあるでしょう。あんな感じかな、と。


エントランスではメンバーが笑顔でお出迎え(^^)


国際フォーラムの会場は約5000人収容で学術会議なんかが開催される場所でもあります。座席もとても「お上品」。本日はここで「お上品にクイーンを聴くのだ」と既に頭の中ではいろいろな楽曲が流れていきます。
会場には子供を連れた家族やら、高齢のご夫婦、ゴスロリ風団体、昔はバンドやってたでしょ的な方々と、とにかくいろんな人がいます。

プログラムは前半後半の2部構成。
19時、いよいよ演奏が始まります。お、これは、フラッシュゴードンのテーマ、オウガバトルもここに入れますか。楽曲がしっかりしているとオーケストラで演奏していても負けてない、などとなんだかうれしくなります。
そしてバンドチームが登場、輝ける七つの海、キラークイーンと進みます。

女性ボーカル2名はロジャー好みの金髪美女(なのか?)、ロジャーはコーラスパートの高音域をほぼ歌っていたよね、男性ボーカルはフレディの音域を2つに分けた感じかな、声質としては長髪の彼のが好みかな、オーケストラが入ることでサウンドの厚みも抜群だぁ、などなど思いながら曲に合わせて身体も当然動き出します。そして、

「このままずーっと座ったままなのか?」というストレスがムクムクと(^_^;)

バンドには当然ギターもベースもドラムもいるわけで、特にドラムは結構へヴィな音を叩き出しているわけです。ち、ちょっと、立ちたいんですけでどぉ・・・・だってこれはもう「ロックのライブ」ですよねぇ、と。そして観客が座ったまま前半終了。

20分の休憩後後半はイニュエンドウ、ショウマストゴーオンからのスタート。さすがにこの曲で立ち上がるのは無理。ところがその後の映画のサントラメドレーになると会場は一転。ステージ前の塊が立ち上がるとみんなどんどん立ち上がりはじめます(勿論わたくしも(^_^;)) 愛にすべてを、I was born to love you、手をとりあって、そしてボヘミアンラプソディと会場のテンションもどんどん上がっているのがわかります。アンコールもよ~く練られていて、We will rock you、伝説のチャンピオン、と「これがうわさの応援上映」状態。そもそもこれがしたくて来場した方も多かったのでわ(^_^;)

これ、観た人の多くが「大いに納得」のプログラムだったのではないかと、思います。
「クイーンのボーカルはフレディじゃなきゃダメ」とうそぶいてうた私でさえ「いや~、ライブはやっぱ楽しわ~♪」と思えたくらいなんだから。

ところで、私の座席の隣に小学生高学年くらいの男の子が座っていて、休憩時間にちょっと話したら、吹奏楽部でテナー・テューバ(ユーフォニアム)を使っているのだとか。「今日は楽しんでる?」と聞いたら「うん」と。その子も後半は座席から立ち上がって両手を挙げての拍手でノリノリでした。本当は(真面目に)"東京フィルの演奏"を聴きに来たのかもしれないよね、この子(^_^;)

「クイーンを化石にしないためには(ドラキュラみたいに)常に新しい血が必要なんだ」、と何かのインタビューでブライアンが言っていたけれど、この子を見ていて「こういう入口もあるんだ」と思いましたよ。(おそらく)ロックもクイーンも知らない、吹奏楽でチューバ吹いていた小学生が今夜のコンサートでクイーンを知る。
クイーンをあらゆるチャンネルに開いておくことがバンドとして生き残る方法につながる。。

お見事です。

あと、個人的に意見したいことが2つ。
曲紹介でロジャーとジョンにも触れて欲しかったこと、(失礼ながら)ギタリストが(個人的に)今一つ感だったこと(^_^;)下手?
で、もしギタリスト氏の衣装を観たら、フレディは多分こう言うはず。

「僕らのステージに合わないな。僕のTシャツを貸すから、それ着てよ、ダーリン」

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