笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

XPのサポート終了で、しばらくはファイルのウィルスチェックが必要。。

2014年04月06日 14時15分34秒 | 日々雑記

今朝のネットニュースで、
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「9日でサポート終了、札幌市はXP継続…1万台」
読売新聞 4月5日(土)10時26分配信

9日でサポート期間が終わり、インターネット接続でウイルス感染などが懸念される米マイクロソフト社の基本ソフトウェア(OS)「ウィンドウズXP」について、札幌市教委が、市立小中学校などに配備している約1万台を後継OSに更新せず、10日以降も使用することが分かった。
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というニュースを見ました。(もちろん民間企業でもあり得ます)
今後考えられるリスクとしては、

・ファイルのウィルス感染
・「踏み台」として悪用される
・個人情報漏えい
・公的機関としての信頼。。。。。

自治体のPCの数は膨大だし予算が決められているから、直ちに総とっかえ! というわけにはいかないのかもしれませんが、数が多いからこそどんなに周知を図っても管理上「目の届かない」ところも出てくるでしょうし、(考えたくはないですが)「なんらかの故意…」があるかもしれません。

確かに古いパソコンでも十分利用価値はあります。
MSのOfficeソフトはネット接続しないのであれば、旧バージョンでも仕事の役には立ちますし、PC自体もゲームや教育ソフト専用機として利用できるでしょう。
でも(現在の)PCはネット接続してこそ利用価値があるものです。

ネット接続しないPCは「未来のない倉庫」

この記事によると、札幌市は「原則使用しないし、ウィルス対策ソフトも使う」とのことですが、そもそもインターネットの仕組みは人間が作ったものです。
ということは、仕組みに精通した、悪意を持った集団の標的になったら、もう私たちはどうすることもできない訳です。

・生み出したのは自分ではない
・他人が作った仕組みでしか動かせない
・保守点検は業者任せ
・危機管理も業者任せ

これが私たちが日常的に活用しているPC環境であることをきちんと意識すべきだと、私は思っています。
「なんか腹が立つよね、所詮はいち民間企業(しかも外資企業)に支配されているだけじゃん」と言いたい方もいらっしゃることと思います。

でも、それが日本の多くの仕事場の現実です
自分(自分達)でリスク管理が出来なければ、PCであろうとスマホであろうとタブレットであろうと、今後も同じような事態は起きるのです。

で、この記事の最後にはこんな文章が。
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総務省は地方自治体が保有するパソコンのうち13.1%にあたる約26万6000台の更新が期間終了までに間に合わないとの調査結果を昨年11月に発表している。
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となると、せめて私たちにできることはこれくらい。

・PCの拡張子表示は必ずする
・ダウンロードしたファイルは開く前にウィルスチェックをする。。。
自分の安全は自分で守る。改めてこれが、ネット社会の常識ですね!
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