笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

箱根とショパンのインサイドストーリーに「へぇぇぇ〜」

2018年01月03日 18時48分21秒 | お仕事関連

こはぜ屋の社長が「(英語で)歌って、踊って、応援」した箱根駅伝も終わりました。



珍しく今年はスタートから観戦しましたよ(いつもは戸塚中継所から)。「陸王」のせいか、なんだか選手の足元が気になっちゃいましたが(^^;;

そんな視聴者を見越してか、さっそくネットニュースにはこんな見出しの記事が。
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1/2(火) 8:00配信 東洋経済ONLINE
「箱根駅伝「薄底vs.厚底」靴の知られざる闘い」(←このキーワードで検索できます)
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面白い記事でしたよ〜。(ランニングシューズの歴史と)青山学院がアディダスの薄底、東洋(東海大学も)がナイキの厚底と。。もちろん履くシューズだけで優勝が決まるわけではないですが、本当に「陸王」のような構図(世界)があるのだわ、と「へぇぇぇ〜」の連続。

「へぇぇぇ〜」といえば、年末のNHKBSで観た「もうひとつのショパンコンクール~ピアノ調律師たちの闘い~」。こちらも音楽の世界でのピアノメーカーの熾烈な闘い(正確には調律師たちの闘い)を優雅に、そして熱く描いておりました。

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2015年秋に開かれたショパン国際ピアノコンクール。5年に1度、若手ピアニストたちがしのぎを削るスターへの登竜門だ。そして、コンクールで採用されたピアノメーカー4社にとっても世界にアピールする最高の舞台。どれだけ多くのピアニストに選んでもらえるか。優勝者を出すことができるか。今回、その命運を握る調律師たちのほとんどが日本人だった。しかし、彼らには次々と困難が襲いかかる。はたして栄冠をつかむのは誰か(番組紹介より) ※ちなみに参加年齢の上限は26才なんだとか!
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ファイナルで戦うのはスタンウェイとYAMAHA。一次審査二次審査と参加者が絞られ最終審査に残ったファイナリストは10人。その半数以上がYAMAHAのピアノを使い、最後のオーケストラとの競演に臨むのですが、ソロ演奏の一次二次と異なりオーケストラとのコラボということで「もっと華やかな音が欲しい」とスタンウェイに変更するファイナリストが続出。ショックを隠せないYAMAHA担当者。それでもここまでYAMAHAで戦ってきた彼らに応援の言葉をかける、という絵が泣かせます。YAMAHAがヨーロッパで認められるようになるまで30年。その並々ならぬ営業努力も描かれていました。

ランナーの足元を支えるシューズメーカー(シューフィッター)と、ピアニストの音を支えるピアノメーカー(調律師)。
年末年始と図らずも2つのインサイドストリーに触れて、世の中がどう進もうと、こういう職人仕事(「職人的な仕事」)は最後の最後まで求められ、残るんだろうな、と思ったことは言うまでもありません。
改めて「仕事とはなにか」を考えるヒントをもらったような。
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